反撃の小人(Big-Aどら焼きの巻)
男の子はアニマスに悩まされるから読んじゃダメ!
友情・努力・勝利
何故か理屈は判らないんだけれど王子書籍系でコミニケションするだけならいざ知らず
浮気したらあれだけアニメの話で盛り上がっていたのに女の子に投げ飛ばされるから
見て男の子は浮気するとああなるのかと笑ってしまった
反撃の小人(短気小説-Big-Aどら焼きの巻)
うららかな陽射しが注ぐ平日の午後、リヴァイ・アッカーマンは旧友のファーラン・チャーチやイザベル・マグノリアたちと共に、街の安売り処(Big-A)で買い求めた、ずっしりと甘い「どら焼き」を片手に、広場で和やかに喉を鳴らしていた。
お家の手入れや車の掃除を完璧にやり遂げた男たちにとって、餡子の詰まったどら焼きを「もぐもぐ」と頬張るこの小休止は、まさに至福の間食であった。
――しかし、静寂は突如として破られる。
キィィィッ! と激しい制動音が響き、彼らの目の前に一台の厳つい二輪車(自転車)が急停止した。
跨っていたのは、浅黒い肌に威厳溢れるスキンヘッドを光らせた、地域の安全を司る「自警団(みどりの守りびと)」のいかつい仲間であった。
仲間は、どら焼きをもぐもぐと食べていたリヴァイ・アッカーマンたちを限界まで見開いた眼で睨みつけると、地鳴りのような猛烈な咆哮を轟かせた。
「おい!!! そこ、あぶねーだろ!!! 大馬鹿野郎が!!!」
その瞬間、広場全体の空気がピキッと張り詰めた。
音声解析の専門家がその場にいれば、確実に120㏈(飛行機のエンジンの爆音並み)は超えていると測定したであろう、異次元の音の大きさである。
あまりの音圧に、リヴァイ・アッカーマンたちの持つどら焼きの餡子が一瞬ぶるぶると震えたほどだった。
(……どんだけでかい声を出しているんだ、この仲間は。耳のねじが緩むかと思った。理不尽すぎて、足元にある石でも拾って投げつけてやろうかしら)
リヴァイ・アッカーマンは一切の無駄な感情を削ぎ落とした仏像のような無表情を保ちながらも、その内面(つむじの奥)では、プライドの火花が「静かに爆発」を遂げていた。
仲間が風のように去ったあと、四人はお家の車に乗り込み、懐かしい我が家へと帰宅した。
居間のソファでお守りのお薬を白コップの水で飲み、温かいジャスミン茶を胸いっぱいに吸い込んで深く深呼吸を繰り返すうちに、リヴァイ・アッカーマンの頭を支配していた暗い霧(怒り)はすうっと静かに晴れていった。
「すう……はあ……。よく考えたら、さっきお店の前の道路を、自転車で斜めに横断(斜め渡り)してしまった。ルールを無視したこちらの不注意のせいで怒られたんだね。仲間の言う通り、危ない行動だった。深く反省しよう」
リヴァイ・アッカーマンが真面目に帳面に今日の反省を記入していると、隣で淹れたてのお茶を持っていたサシャ・ブラウスが、クスッと悪戯っぽく微笑んだ。
「でもね、リヴァイ・アッカーマンさん。さっき心の中で『石でも投げてやろうかしら』って、もう頭の中でやり返しているのに気付いた人は、一段と賢くなったなぁーって思うわよ」
「えっ……」
リヴァイ・アッカーマンは眼鏡のブリッジを押し上げたまま、間の抜けた声を漏らしてフリーズした。
「……どこ? どこで僕はやり返していたんだい?」
そのカタブツな困惑っぷりを見た瞬間、助手席……ではなく、隣にいたファーラン・チャーチが床をドンドンと叩きながら、お部屋じゅうが震えるほどの豪快な笑い声を上げた。
「わっはっはっ! リヴァイ・アッカーマン、お前は本当に何を見ても楽しい強者だな! 脳内で石を投げつけた時点で、お前も仲間に負けないバットボーイズの一員だよ! ガハハ!」
「本当ね、ウフフ!」
とサシャ・ブラウスとイザベル・マグノリアも大爆笑。
そんな賑やかな雑談のあと、お部屋の中は「わっはっはっ!」と笑いの絶えない最高の幸福感で満たされるのだった。
窓の外には驚くほど大きくて綺麗な満月がぽっかりと浮かび上がり、お互いの不注意を笑い飛ばして前を向く、礼儀正しい彼らの未来をいつまでもぽかぽかと温かく照らし続けるのであった。
男の子はアニマスに悩まされるから読んじゃダメ!
友情・努力・勝利
何故か理屈は判らないんだけれど王子書籍系でコミニケションするだけならいざ知らず
浮気したらあれだけアニメの話で盛り上がっていたのに女の子に投げ飛ばされるから
見て男の子は浮気するとああなるのかと笑ってしまった




