α-044 ダンジョン内部へ
アンチコメ→作者のレベルが上がります
プロコメ→作者の創作意欲が上がります
評価、ブクマ→作者が一番喜びます
ストーリーのアドバイス→無視です
文章のアドバイス→ありがたいです
「ほほぅ、これはまた奇ッ怪な入り口でごさるな」
ライゴウが、ダンジョンの入り口を覗き込みながら感嘆の声を上げる。
「やっぱり、他の所とは違うのか?」
「や、拙者も多くは知らぬが、少なくともこの形は初めてでござるな」
ふむ……まぁ、入り口に大した意味は無いだろうし、どうでも良いか。問題は……
「下の様子がわからんな」
魔法で照らそうにも、入り口が狭くチューブ状になっているので、着地点ぐらいしか確認できない。
下も確認せずに降りるのは愚の骨頂。ホラーなら、足を掴まれて八つ裂きだろう。
「……そのトランクの中に、投下光があったと思いますが」
シロが呆れたように言う。
そうじゃん。もう、そのために使うような物じゃん。
「そうだった。えっと、叩いて落とせば良いのかな」
1本だけ取り出し、床?に叩きつけて光らせる。
それを入り口から落とすと、目測5mほどのところで光が止まる。つまり、ダンジョン一回層までそのぐらいということだ。
「敵影は無いようでござるな。……気配探りでも覚えた方が良さそうでござる」
ライゴウが覗き込み、内部を確認する。後半は独り言だろう。俺も覚えようかな。そんな簡単なモノじゃ無いだろうけど。
「んじゃ、降りますかね」
梯子に足をかけ、降りる。カンカンと鉄を踏む音がダンジョン内に反響する。
床に足をつき、短剣を抜く。魔力は込めない。左手に発動させた障壁の光が、壁を照らす。
続いて、ライゴウが音もなく着地する。梯子は使わなかったようだ。腰に佩いたカタナを撫でながら、呟く。
「よいっ、と。広くは無いでござるなぁ……コヤツは使えそうに無いでござるな」
「他に武器はあるのか?」
「然り。こういう、狭い所の為にあるのがコヤツだ」
そう言いつつ、腰から抜いたのは金属製の棍棒のようなモノ。よく見る、頭が菱形のメイス的なモノだ。プレートメイスだったか。
先端が八角形になっており、その中で赫い光を灯らせる魔石を囲うように加工してある。壁に怪しげな赫い光が映る。
《ハカ:災禍を破る、焔の戦棍。悪を打ち砕きて燃やし尽くしたかつての主は、自らも又、その炎に巻かれた》
……呪いの武器じゃねぇか! アナライズして、びっくりわ!
「大丈夫なのか? その武器。かな〜り危ない部類の代物だと思うけど」
「わかりまするか。左様、コヤツは魔を砕く代わりに主を食らう悪魔! だが、師曰く"その炎を己が物としてみせろ"と。ならば、応えねばなるまい」
そうですか。俺には分かりかねます。
「……準備はよろしいですね?」
俺とライゴウが話している間に、シロが降りてきた。やっぱり、梯子は使っていませんでしたとさ。なんか疎外感を感じる。
「ああ。水晶も……起動してんのか? コレ」
トランクを開けてみるが、水晶はウンともスンとも言わない。
「どれどれ……あ、動いてますね。背中に背負ってください」
言われた通り、俺は背中にトランクを背負う。室内では自動的に収納される外套を指輪から呼び出し、縛り付けた。
「さて、先頭は拙者が承ろう。コヤツの明かりも有るでござるしな」
ライゴウがハカを掲げながら言う。松明の代わりにはなりそうだ。
「じゃ、俺が最後尾で良いか? 魔法使いが、背後から奇襲を受けたら問題だろうし」
「それで良いでござるか?」
ライゴウがシロに確認する。
「ええ、ではそれで」
シロは少しだけ思案したように見えたが、柔らかく微笑んで応えた。
俺達は隊列を組み、一列になって細い通路を進む。前との距離は2歩分を保つ。
「ふぅむ。何やら、ここは武器庫か何かだったようでござるな。先にシーカーズに荒らされてはいるが、概ね綺麗でござる」
まず到着したのは、中くらいの部屋。入り口は1つしか無く、奥には小さなハッチが2つだけ見受けられる。
大きな棚が入って左右の壁に設置してあり、その棚には1本の円柱状の物体が安置してあった。
「武器庫? そうは見えないけど」
「あるいは、火薬庫でござるな。硝煙の匂いと……魔術回路の一種。それと、独特な魔力残滓を感じるでござるな。シロ殿なら、わかるのではあるまいか?」
そう言って、ライゴウは入り口付近のシロを照らす。
「硝煙は分かりませんが、魔力なら。確かに、魔法ではありませんね。空間魔法に近しいモノですが、理論が違います」
何言ってんだかわっかんねぇ。魔法と魔術の違いなんてあるのか?
「えっと、魔術と魔法って違うの?」
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。この世界について知らなければ。
「魔法は魔素を操り、物質の性質を変化させる方法の事です。魔術は、呪いや召喚。あるいは古代技術などの事です」
んと、魔法は前世にないモノ。
魔術は、オーバーテクノロジーとか、非科学的って呼ばれるモノって事かな。
え〜っと、つまりさっきの会話は、"古代技術で作られた、空間を介する兵器"って意味か?
硝煙は火薬が燃えたときの煙の匂いだし……
「ははぁ、なるほど。つまりここは武器庫って事か!」
「さっきそう言ってましたが?」
シロが呆れながら言う。ライゴウは苦笑。仄暗い中でも伝わってくるのが物哀しい。
というかシロさん、呆れすぎじゃ無いですかね。
はい、皆さんこんにちは。作者です。
もうね、内容を覚えてないです。
まぁ、伏線は忍ばせますけど。(何話かね)
コメントも無い……ノーティアさんに頼もうとしたら、突っぱねられましたよ(泣)
あぁ、書かなきゃ




