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俺が世界を救うまでの物語  作者: 椎尾光弥
第一拠点 始まる物語
44/56

α-044 ダンジョン内部へ

アンチコメ→作者のレベルが上がります

プロコメ→作者の創作意欲が上がります

評価、ブクマ→作者が一番喜びます


ストーリーのアドバイス→無視です

文章のアドバイス→ありがたいです

「ほほぅ、これはまた奇ッ怪な入り口でごさるな」


 ライゴウが、ダンジョンの入り口を覗き込みながら感嘆の声を上げる。


「やっぱり、他の所とは違うのか?」


「や、拙者も多くは知らぬが、少なくともこの形は初めてでござるな」


 ふむ……まぁ、入り口に大した意味は無いだろうし、どうでも良いか。問題は……


「下の様子がわからんな」


 魔法で照らそうにも、入り口が狭くチューブ状になっているので、着地点ぐらいしか確認できない。


 下も確認せずに降りるのは愚の骨頂。ホラーなら、足を掴まれて八つ裂きだろう。


「……そのトランクの中に、投下光があったと思いますが」


 シロが呆れたように言う。


 そうじゃん。もう、そのために使うような物じゃん。


「そうだった。えっと、叩いて落とせば良いのかな」


 1本だけ取り出し、床?に叩きつけて光らせる。

 それを入り口から落とすと、目測5mほどのところで光が止まる。つまり、ダンジョン一回層までそのぐらいということだ。


「敵影は無いようでござるな。……気配探りでも覚えた方が良さそうでござる」


 ライゴウが覗き込み、内部を確認する。後半は独り言だろう。俺も覚えようかな。そんな簡単なモノじゃ無いだろうけど。


「んじゃ、降りますかね」


 梯子に足をかけ、降りる。カンカンと鉄を踏む音がダンジョン内に反響する。


 床に足をつき、短剣を抜く。魔力は込めない。左手に発動させた障壁の光が、壁を照らす。


 続いて、ライゴウが音もなく着地する。梯子は使わなかったようだ。腰に佩いたカタナを撫でながら、呟く。


「よいっ、と。広くは無いでござるなぁ……コヤツは使えそうに無いでござるな」


「他に武器はあるのか?」


「然り。こういう、狭い所の為にあるのがコヤツだ」


 そう言いつつ、腰から抜いたのは金属製の棍棒のようなモノ。よく見る、頭が菱形のメイス的なモノだ。プレートメイスだったか。


 先端が八角形になっており、その中で赫い光を灯らせる魔石を囲うように加工してある。壁に怪しげな赫い光が映る。


《ハカ:災禍を破る、焔の戦棍。悪を打ち砕きて燃やし尽くしたかつての主は、自らも又、その炎に巻かれた》


 ……呪いの武器じゃねぇか! アナライズして、びっくりわ!


「大丈夫なのか? その武器。かな〜り危ない部類の代物だと思うけど」


「わかりまするか。左様、コヤツは魔を砕く代わりに主を食らう悪魔! だが、師曰く"その炎を己が物としてみせろ"と。ならば、応えねばなるまい」


 そうですか。俺には分かりかねます。


「……準備はよろしいですね?」


 俺とライゴウが話している間に、シロが降りてきた。やっぱり、梯子は使っていませんでしたとさ。なんか疎外感を感じる。


「ああ。水晶も……起動してんのか? コレ」


 トランクを開けてみるが、水晶はウンともスンとも言わない。


「どれどれ……あ、動いてますね。背中に背負ってください」


 言われた通り、俺は背中にトランクを背負う。室内では自動的に収納される外套を指輪から呼び出し、縛り付けた。


「さて、先頭は拙者が承ろう。コヤツの明かりも有るでござるしな」


 ライゴウがハカを掲げながら言う。松明の代わりにはなりそうだ。


「じゃ、俺が最後尾で良いか? 魔法使いが、背後から奇襲を受けたら問題だろうし」


「それで良いでござるか?」


 ライゴウがシロに確認する。


「ええ、ではそれで」


 シロは少しだけ思案したように見えたが、柔らかく微笑んで応えた。



 俺達は隊列を組み、一列になって細い通路を進む。前との距離は2歩分を保つ。


「ふぅむ。何やら、ここは武器庫か何かだったようでござるな。先にシーカーズに荒らされてはいるが、概ね綺麗でござる」


 まず到着したのは、中くらいの部屋。入り口は1つしか無く、奥には小さなハッチが2つだけ見受けられる。


 大きな棚が入って左右の壁に設置してあり、その棚には1本の円柱状の物体が安置してあった。


「武器庫? そうは見えないけど」


「あるいは、火薬庫でござるな。硝煙の匂いと……魔術回路の一種。それと、独特な魔力残滓を感じるでござるな。シロ殿なら、わかるのではあるまいか?」


 そう言って、ライゴウは入り口付近のシロを照らす。


「硝煙は分かりませんが、魔力なら。確かに、魔法ではありませんね。空間魔法に近しいモノですが、理論が違います」


 何言ってんだかわっかんねぇ。魔法と魔術の違いなんてあるのか?


「えっと、魔術と魔法って違うの?」


 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。この世界について知らなければ。


「魔法は魔素を操り、物質の性質を変化させる方法の事です。魔術は、呪いや召喚。あるいは古代技術などの事です」


 んと、魔法は前世にないモノ。

 魔術は、オーバーテクノロジーとか、非科学的って呼ばれるモノって事かな。


 え〜っと、つまりさっきの会話は、"古代技術で作られた、空間を介する兵器"って意味か?

 硝煙は火薬が燃えたときの煙の匂いだし……


「ははぁ、なるほど。つまりここは武器庫って事か!」


「さっきそう言ってましたが?」


 シロが呆れながら言う。ライゴウは苦笑。仄暗い中でも伝わってくるのが物哀しい。


 というかシロさん、呆れすぎじゃ無いですかね。




 はい、皆さんこんにちは。作者です。

 もうね、内容を覚えてないです。

 まぁ、伏線は忍ばせますけど。(何話かね)


 コメントも無い……ノーティアさんに頼もうとしたら、突っぱねられましたよ(泣)


 あぁ、書かなきゃ

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