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俺が世界を救うまでの物語  作者: 椎尾光弥
第一拠点 始まる物語
40/56

α-040 金策の始まり

アンチコメ→作者のレベルが上がります

プロコメ→作者の創作意欲が上がります

評価、ブクマ→作者が一番喜びます


ストーリーのアドバイス→無視です

文章のアドバイス→ありがたいです

「頭、大丈夫ですか?」


 目を開けると、呆れと不安の混じったシロの顔が見える。

 だから、冗談で返す。


「どっちの意味だ?」


 まぁ、正直大丈夫では無い。たぶん、どちらの意味でも。

 あの空間で食らった頭痛は消えていたが、まだフラフラする。脳震盪と似た感じだ。


「……………えいっ」


「うぐぉおお!?」


 シロが、魔力弾を俺の腹に打ち込む。メッチャ痛い。魔力弾は本人の魔力に依存する事から、シロの魔力量の高さがうかがえる。しかも、痛いで済む程度に調節してくれてる。


 ……何で魔力弾の知識があるんだ? アレか。アナライズが強化された影響か何かか。寝る前に軽くスキルパネルを見ておくか。


「おーおー、よく生きてんなぁ。やっぱ、ただの人じゃねぇな?」


 パテラスが手を差し出し、笑いかけてくる。


「ありがとよ。っと……あんたも人か怪しいけどな」


 パテラスの手を掴み、身体を起こす。


 神様の嫁さんを持ってるヤツが、ただの人とは思えない。バインディアが"塔人さん"とか言ってたし。


 ……いや、詮索すべきじゃないか。アナライズで分かったりしないかな?


 そんな事を、引き起こされている時に思いつく。と言う事でアナライズ。異世界に個人情報保護法は無いっ!


《監視者パテラス:塔人。以下の情報は規制されています》


 素晴らしい、初めての文言だ。怪しさしか無ぇ。


『シロ、塔人って何?』


『……今の今で、よく私に聞けますね。それも、脈絡もなく』


 それはすみません。


『その……いや、悪かった。心配させた』


 うん、少なくとも心配はしてくれていた。それに冗談で応えた俺が悪い。


『はぁ……塔人ですか。とある場所に住んでいた種族の事です。全員、視覚と聴覚が優れています』


 シロが、嘆息して応える。念話で器用な事をするものだ。

 それと、今確信したが、念話の最中は思考加速状態になるようだ。パテラスが全く動かない。


『へぇ。なるほど、スナイパーは天職って訳か』


『? パテラスをアナライズしたんですか? まだ塔人という事が分からないと思っていましたが……』


 その口調だと、最初から知ってたみたいですね? シロさん。なーんか、他にも色々と隠してそうだな。ま、楽しみに取っておくか。


 相手の手札が分かってるカードゲームなんて、つまらないしね。


『俺だって、日々成長してるんだよ』


『そうですか』


 はぁ、念話って長く話すと脳が疲れるな……シルコムドルセを食いてぇ。


「ふん、俺は時代遅れの老骨さ。……一応、バインディアに診てもらえよ?」


 念話を切ると、パテラスの言葉が聞こえる。念話をすると、話が飛ぶのが難点だ。


 俺は、礼だけ言って船に戻る。明日に備えて寝なくては。


 因みに俺の身体の調子は、バインディアに即バレした。

 お陰で、俺は鎖の布団で寝ることになったよチクショウメ。


 ◇  ◇  ◇


「さぁ、金策1日目だ。集計は日没に。あの宿で良いか?」


 朝、俺が仲間に呼びかける。なんか知らんが自信がついたので、調子に乗らせてくれ。


「組は私とココノエ、パテラスとバインディア、クラビスとシロで良かったな?」


 ゼノビアがパテラスに聞く。多分、クジのカラクリに気付いてるな?


「………………あぁ」


 パテラスは至極不満な顔で応える。そんなにバインディアが嫌なのか。


「どうしたのです? 具合が悪いようなら、治療致しますわよ?」


 パテラスが"お前のせいだよ"とか思ってそうだが、自業自得。バインディアには失礼かも知れないけど、甘んじて受け入れてもらおう。


「ふむ、安定して金貨が稼げるパテラス殿の組。狩りをすれば敵なしに感じるシロ殿の組。手強いですね」


 おっ、ココノエは太鼓持ちか? それと、シロさんが主体ですかそうですか。


「……………寝てきて良いですか?」


 何を言ってるんだリーダー(シロさん)


「ダメです」


「そんなー」


 笑いながら応えるシロ。なぜその返しを知っている。


 そんなこんなで、3組に分かれて別行動。

 パテラス組はキャンプの外へ。

 ゼノビア組は装備や道具の買い物へ。


 あ、そうそう。各チームに、初期資金とし余ったて銀貨を2枚分配してある。


 それで、俺はシロと作戦を立てる。


「さて、どうすりゃ良いんだ?」


 こっちの経済の仕組みが、いまいち分からん。

 という事で、シロ先生に計画を立てていただく。俺はオマケだからね、仕方ないね。


「この地域なら、魚を獲るか強奪ですかね。ギルドの依頼もそこそこ稼げます。あと、近くに遺跡化した遺物があったかと」


 うん、強奪は却下。遺跡化した遺物とか気になるなぁ。ま、ギルドに着いてから考えればいっか。

 それにしても……


「シロ、なんか雰囲気違くない?」


「あの人に勝たれるのは不愉快なので。それに、たまには本気を出さないといけませんし」


 明るめの口調で、そんなことをのたまうシロ。後半は若干の覚悟を感じた。まぁ、追求はしない事にしよう。


「じゃ、ギルドに行くか」


「まぁ、そちらの方が良いですかね」


 ちょっと、いや、かなりワクワクする。どんな雰囲気かなぁ。ゴ○スレ? モン○ン? どっちに近いかなぁ……


 そんな訳で、やって参りましたのはサバイバーズギルド。

 昨夜、俺が落ちた建物がソレでした。


 ごちゃごちゃとした、スチームパンク調の錆び付いた建物。側面を見ると巨大な無限軌道が見て取れる。もう、この建物だけでご飯3杯はいける。


「……………瞼、凍りますよ?」


 やべぇ、感動で泣いてたみたいだ。


「ぐすっ……とりあえず入ろう」


 シロが、何かの魔法で涙を溶かしてくれた。ありがたや。


 



 やあ諸君! 久しぶりだな! ノーティアだ!


 さあ、今回から十数話(1万字以上)に及ぶ水増し会だ! 作者も飽き飽きしているぞ!


 第二拠点に直行させれば良いモノを……新キャラを出したいからだとか、ダンジョンを書きたいだとか。


 全部第二でできるのになぁ! 私の正体も分からなかったのになぁ!


          誠に申し訳ございませんでした>


はぁ……じゃ、私は長期休暇を取るから、作者の面白くない話を聞いてやってくれ。


 じゃ、第二拠点でな!

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