路傍の花 3
季節の道端に咲く花を、ご紹介します。
ガマズミ
白い集合花が印象的。初冬に、花の形のままに赤い実がびっしりと成る。そちらの方が印象的。
果実酒に利用できる。
スイバ
子供のころ、オバさんからお茶を勧められた事があった。
お茶うけに、不思議な物が出た。酸っぱくて、塩っぱい。
「これ、何?」
「すっかんぼ(スイバ)」
スイバの皮を剥き、塩をかけた物という。うまかったのかまずかったのか分からなかったが、強く印象に残った。たぶん、うまかったという記憶はないのだから、まずかったのではないか。
お茶はうまかった。
その後、スイバをかじってみたが美味いものでもない。
ノイバラ
普通に、山野に見られる素朴なバラ。
ひだまりのねこ様が、『薔薇』についての素晴らしいエッセイを書いておられます。
ノイバラ(野茨)についてもあります。お勧めです。
ナルコユリ
去年、駐車場のスミに生えていたものを移植したもの。
淡いみどり色でたおやかな感じだが、生命力が意外と強い。根付いて、何と、今年は花を付けたのだ。クールだ。