キャラメイク1
目が覚めるとそこは360度、上も下も星空だった。幻想的でメチャクチャ綺麗だ。
「こんにちはー♪今回、あなたのキャラメイクを担当します、ピクシーのチェリーです♪よろしくお願いしますー!」
「うわっ、びっくりしたーいきなり出てこないでくださいよ。」
「さっきからずっといたのに気付いてくれなかったんですよ…」
「こ、コホン、さて!キャラメイクしちゃおうかな!」
「ごまかした!?今あからさまに、ごまかしましたよねっ!?」
あ、この子弄られキャラだ。
「まあまあ、そんな些細なことは置いといて。こんにちは、私の名前は奏です!チェリーさん、よろしくお願いしますね!」
「さ、些細なことって…ま、まあいいです。はい、奏さん。よろしくお願いしますね♪早速ですがプレイヤーネームを決めてください!」
そう言うと目の前に半透明のスクリーンが出てきた。
うーん、どうしよ。ここは無難に「カナデ」でいいかな。よしカナデにしよう。
スクリーンにカナデと打ち込んで選択、っと。
「決まりましたね?では、次に種族を選んでください!」
さっきのスクリーンが入れ替わり、種族選択画面になった。いやー、種族多いな。どれどれ?
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・人族 ヒューマン
なんでもできる万能型。だが、同時に器用貧乏とも言える。初心者におすすめ。
・獣人族 ワービースト ※
魔法は一切使えないが、物理攻撃ならどの種族よりも強い。近接戦闘がやりたい人におすすめ。
・森人族 エルフ
精霊と契約することで協力な魔法を打つことができる。だが、精霊と契約するまで魔法を使うことができない。初心者にはおすすめしない。
・竜人 ドラゴニュート
育つのが他の種族と比べて遅いが、魔法も近接戦闘も得意とする大器晩成タイプ。序盤が大変なため初心者にはおすすめしない。
・小人 ドワーフ
背が小さいが、器用値はとても高い。近接戦闘も得意だが俊敏値が低い。生産職の人におすすめ。
・ランダム
どの種族になるか分からないが、低確率でレア種族になることができる。レア種族は他の種族と違い、特殊な能力を持っている。
※獣人族は狐以外の全ての動物になれる。また、その動物によってどの値が伸びやすいのかがきまる。
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うーん、迷うな。…うん、決めた!
「ランダムでお願いします!」
「わっかりましたー!ではこのガチャを引いてください!」
どこから取り出したのか、ごくごく一般的なガチャが出てきた。なんか、これじゃない感。
「わ、分かりました。よし、引きますよー」
「ちなみに、赤い卵はノーマル種族。金の卵がレア種族となってます!ではどうぞー」
ふう、何か緊張してきた。ガチャ引くときって緊張するよね。よし、引くぞ。えい!
レアこい。レアこい。レアこい。レアこい。レアこい。レアこい。レアこい!
そして、出てきたのは虹色の卵だった。
「ふえぇ?」
展開遅いですよね…そして文章も少ない……本当に申し訳ない!!!
この小説はこんな感じで気ままに投稿していますが、よければこれからもよろしくお願いします!
次でキャラメイク最後です!!
………たぶん