表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の名前。  作者: flower-sound
4/9

第三話 お父さん

第三話


名前もソックリって…どういうこと!?


「家族構成は?」


樹ちゃんは冷静にきいてくる。


「お父さんと二人暮らし。お母さんの記憶が…ないんだよね。」


「そうなんだ。私は、お母さんと二人暮らし。お父さんは…会ったことないんだ。」


「なんか…境遇もにてるね。これからよろしくね。樹ちゃん。」


「うん!響ちゃん!」


「駅まで一緒に行く?」


「そうだね~。なんか、気が会いそうだしね!」


そういって、私達は駅まで歩きだした。




「あれ?響?」


「お父さん‼はやいね。」


「今日は、はやく終われたんだ。」


「そっか。」


「あ…その子…」


「ああ、樹ちゃん?ソックリでしょ。」


「あ、ああ、そうだね…」


「なんか…隠してない?」


お父さんの焦った表情が目にうつる…


「いやいや…なにも。」


「ならいいけど…」


それ以上は詮索しなかった。


でも、お父さんのあの表情は忘れられなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ