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あれ?何がどうしてこうなった!?

俺は見慣れた村長の前に立っていた。


いや正確には画面を通して見慣れた、だ。

え、え?なんで俺は村長がこんなに大きく見えてるの?おかしいよね?

びっくりして村長をガン見していると笑いかけられた。


村長の名前はコウラン。

くっきりと刻まれたシワや丸眼鏡越しに見える意思の強そうな目が年と英知を感じさせる。


そのおじいさんがこちらを見て微笑んだのだ。そして手を差し伸べてきた。握手を求めていたんだと思う。

しかし俺は気が動転していたためその手を無視して

「こ、こんにちは。」

と、かっすかすの声を出した。


「おお!こんにちは。」

えええええええ!?なんのこっちゃである。

NPCだよね?決まった言葉しか話さないNPCだよね!?

今日はもう驚きすぎて鼻から心臓が出るのではないか。

そんな不安を抱えながら失礼だからと握手に応じた。無表情だけど。

友達にはリアクション薄いとか言われるが内心めっちゃビビりなのである。

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