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脱力

用意していた草原の家の前に降りる。


タックと別れ、そこから飛んできた。


果てしない脱力感


なんとか家に入った


テレビにはワシントンテロのニュース


そうか...


と言うのと


そんな...


と言うのと。


タックが死んだ...


そんな...


本当に死んだ...?


あり得ない。


そんな...


考えられない...


あの戦争を生き延びたのに...


そんな...


馬鹿な...


自分の前のひとつの事実


前までは全く気にしなかった


でも今は...


自分の中で消化出来ないものとなっていた


涙はでなかった


どしてだろう?


仲間が死んだのに...


何か...


空を流れていく雲のように...


景色の一つとして処理しそうで...


なのに...


自分の中で


小さな警告灯が


点滅して


それは違うと


警告していて


心の中で矛盾


ハンバーガーのレタスの気分


ソファに転がり込む


ワシントンはもう存在しない


ホワイト・ハウスなんて欠片も残っていないだろう


ゆっくりと


睡魔が私を飲み込んでいった

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