第2話 第4章 先生は2,3人殺ってそうです(推定)
「はぁ…はぁ…。時間は…よし、何とか間に合うかも」
家を出た時間が少し遅れてしまったが走って登校すれば間に合いそうだ。
といっても家から学校までは徒歩15分なので多少予定時間より遅れても大丈夫なのだが…
「転校初日から遅刻は出来ないもんね…」
まだ筆入れとノート・弁と…お弁当しか入ってない軽いカバンを肩に掛けて走った。
……学校到着
「ふぅ…10分前到着か…。良かった」
まずは職員室に向かわないと。
流石にこの時間は朝のHR前ギリギリの時間なので登校する生徒はほとんど居ない
「靴箱…どこ使えば良いんだろう…」
しまった…この前聞いておけばよかった!
このままでは遅刻してしまう…。
仕方ない…靴は空いてる2年生の所に入れさせてもらおう。
少々怯えながら2年の靴靴に向かった
「え、えーと。お借りしますね…?」
誰か居るわけでも無いのに口に出してしまうのは
人間としての本能じゃないか?
「どこに入れよう…端の方でいいよね」
一番端の靴箱はどのクラスも使ってない、謂わば万能の靴箱。サッカー部や野球部の生徒が自分の靴箱に入らないスパイクを入れる場所。
しかし、今私が履いてる靴はそのゴツいスパイク達が列を連ねる靴箱には全くもって似合わない可愛らしいスニーカー。
「まぁ…いっか」
そんな細かい事を気にしてると、本当に遅刻だ。
トテトテと歩を進める。
すると…………
『待って!』
「ひゃぅ!?」
大声で阻止された。
…変な声出ちゃったじゃないか!責任取れ!
誰だよ…こんな乱暴な声するのは…
『あはは、ごめんね.驚かせちゃった?』
…り…凛…、何故ここに。
「お、驚いた以上だよ…」
ある意味だけどね。
「でも、どうしてここに?」
『先生がね、転校生に靴箱教えるの忘れたから誰か行ってこい。って言ってたから私が来たの
』
あの先公…普通は学級委員を派遣するだろ…
「そうなんだ…。それで、私の靴箱って?」
『あ、雪華は私と同じクラスだからこっち』
あ、同じクラス何ですね…。
「ありがとう」
『いいって、いいって~。私から志願したんだし。次は職員室でしょ?私も付いていくよ』
…新入生の引率者じゃないですか!
…………職員室
『じゃあ私はクラスに戻るから。また後でね!』
「うん、ありがとう凛」
さて、職員室に来たのはいいが…職員会議中です。
き、気まずい…。
「流石に入っちゃ駄目だよね…。待つしかないかな…?不安になってきた」
ややピリピリムードが漂う職員室前廊下に、一人ぽつんと居るのは寂しい。
ガタガタ
暫くすると職員室から椅子を引く音が一斉に聞こえた。どうやら終わったらしい。
チャンス!
「し、失礼します。えと、藍森先生は
いらっしゃいますか?」
シーン……。
あ、あれ?何故静か何ですか?
…誰か助けてください。
『あ、ああ。先生ならあそこでパソコンを打ってるよ』
「ありがとうございます。教頭先生」
『どういたしまして。ん?私の事を話したか?
あ、行ってしまった…』
後ろから聞こえてくる不吉なワードを無視して
藍森先生の元へ。
というか、あんな静かな中に私が入ったら気付く
ものじゃないのか?
「あの、藍森先生ですか?」
『…?……あ、転校生かい?』
「は、はい。柊雪華です」
私の資料を見てぼーとしたいたのか反応が鈍かった。先生はお年を召してるのですか?
先程の間は大変気まずかったのですが。
『ふむ…。どうやらあれは夢じゃ無かったようだな』
だから何度も資料と私を比べるな!
これは現実だ!
「あの…藍森先生…」
藍森先生はがさつな性格の女性だが目を細めた時の恐ろしさは普段の6倍怖い。
『あぁ、資料通りだ。よし行こう柊のクラスはA組だ、さっき引率してくれた凛も居るから安心だな。ははは』
そ、そうですか…。え?資料通りだってどういう事ですか?先生!?ちょっと!?
あの目怖いです…。
自分は話を上手く繋げるのが苦手らしいですね。
進行も遅いから訳わかんないですよね




