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番外編 女の訓練


さて、設定が決まって一安心♪…出来なかった!


「違います!歩く時はもっとトテトテ歩いてください!ああ!違います!違いますぅ!」


開口一番に聞こえてくるルルの怒号に近い…雄叫び。


「えっと…こう…かな?」


怒ったルルは小さい割に(156)迫力がある。

何故かスゲー怖い。


「…6点ですね…。なんで出来ないんですか?」


「男だからだ!」


ルルは分かってない!男がクネクネ歩きさせられる気持ちを。


「もう!本気でやってください!ハイスペックなんでしょう!?」


痛いところを突いてくる。


「あぁあ!分かったよ!見てろ!」


プッチーンときちゃったよー。


言われた通りに歩いてみた。


トテトテ…クルッ……トテトテ。


「どうだ!」


生涯最高の歩きをして見せた。

あぁ、清々しい。


「…気持ち悪いです」


「ちくしょお!」


ルルがやれって言ったんだろ!

どうせやらせるなら女にさせてからにしろ!


「そんなに引くなら女の姿にしろよ…」


「え!?ついに目覚めたんですか?」


「気付けよ!察しろよ!気持ち悪いんだろう?

だったら早く女の姿にしてくれよ!」


どんどんルルのペースにのまれてく。

俺のキャラ崩壊がすさまじい。


「まぁ、仕草はこれで良しとしましょう。

では言葉遣いですね…ぉぇ」


「言葉遣いか…声がまだ低いから余計…だな。

おいルル。今気持ち悪そうに嗚咽が聞こえたぞ」


「そ、そ、そんなことは無いですよ?

せっかくなので声だけでも変えて見ますか?」


「あ、あぁ。頼んだ」


「それでは…えい!」


ポワワーン


「はい、これで大丈夫ですよ」


見た目の変化が無いが…


「あーあーあー。お、本当だ。結構高いな」


「あー。その見た目とは似合わない可愛い声ですね。お師匠様が汚された…」


ルルがとんでもない事を言っているがこれ以上ツッコムと身がもたない。


「どんな感じかな?ルル、手本見してくれ」


「普通で…と言っても思い浮かびませんよね。

じゃあ…『こんにちわ♪柊雪華です』でお願いします」


「よし、こほん。

『こんにちわ♪柊雪華です』」


「ぴったりです。問題無いですよ」


「そうか…。でもやっぱり見た目がな…」


生き返りさえすれば解決出来るのにな。





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