読み専向け 書き手側になってみないか? というお話
お前も書き手にならないか?
読み専の方へ。
小説、書きたくないですか?
物語、作りたくないですか?
他者の小説が思い通りの展開にならず、怒りの剛速球(感想)を作者に投げつけたことがありませんか?
【読み専向け 書き手側に回ると良いこと悪いこと】というタイトル通り、
ゴミみたいな人間がまだ小説を書いたことがないという方向けに体験談を交えつつメリット、デメリットを伝えたいと思います。
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☆理想の物語が書ける
先ほど書いた通り、他者の小説が思い通りの展開にならず、ストレスが溜まるということが少なくなります。【自分でやりたい放題できるので】。
ハーレムを作るもよし、無双してもよし、ハッピーエンドもバッドエンドも自由自在です。(読まれるかは知らん)
他者に自分の人生を握られて辛くないですか? 書けよ。
☆平日が楽しくなる
自分自身が一番理解していると思いますが、読者は平日が多いです。
正確には、読む時間帯が朝、夜に集中しています。
朝に投稿し、仕事中にどのくらい伸びてるのかな? ってワクワクしながら働けば仕事もマシにはなるでしょうし、生きる意味も増えると思います。
また、自分の努力に対してリターンが返ってくるので、達成感もありますね。
【ま、読まれたらの話ですけどね】
☆文章力が身に着く
文章力が身に付きます。
身に付いたら何か良くなるのか聞かれたらなんも答えられませんが。
☆他者の作品がより一層楽しめる
人気作品はこういう書き方が多いんだな、こういう感じで進めればいいんだな。
などの読者目線だとあまり気にならなかったキャラクターやシナリオ以外も自然と楽しめるようになります。
そして、自分の小説を良くして......。というループが楽しいです。
【それだけで自分の小説が良くなったら苦労はしませんけどね】
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☆黒歴史が増える可能性がある
人によっては一番大きいデメリットです。
投稿するだけなら非公開にできるので問題ないですが、【友人に送るのは最終人気を見て客観的に問題ないと判断したり、この人に見せても問題ないと判断してから送りましょう】。
☆時間が無駄になる可能性がある
第二の特大デメリットです。
もし、時間をかけて書いてもクソみたいな評価しかもらえなかったりしたらショックを受ける上に、時間が無駄になったと思うかもしれません。
というか、感想がもらえればいい方だと思います。無反応の可能性だって十分にあり得るので。
しかし、その評価から悪い部分を見直せば、完全に時間の無駄になった。ということにはならないはずです。
【じゃあなんでそれを理解しているのにお前はクソみたいな作品しか書けないんだと言われたら、私はあなたを殴らざるを得ません】
☆生活が執筆に縛られる
第三の特大デメリットです。
連載し続けないと見捨てられるので、書き続けなければいけません。
それが嫌だったら書き溜めしましょう。
ただし、書き溜める場合は人気が出るかわからない作品を書き、モチベーションを保たなければいけません。
そして、読者の反応に応じて修正する方針で執筆していきたい場合、書いた時間が無駄になる可能性があります。
この2点だけ注意。
☆腰が壊れる
第四の特大デメリットです。
正直に話すとデメリット側が恐ろしく多いです。執筆は。
スマホ慣れしている方は姿勢を変えながら執筆しましょう。
【PC勢の方。一緒に腰を壊そうぜ】
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小説を書きなれていない場合は、短編や中編(5万字~10万字)で完結する作品をオススメします。
長編を書いてもぐだりますし、良くないと思っても後に引けず、量だけは凄い駄作を生んでしまう可能性がありますからね。
【なにより、完結しないと読まないという方もいるので、フィードバックを得る機会が減ります】
それと、短ければ読み手と書き手、お互い時間の無駄にならないので得です。
短めでも書き切り、伸びを見て良かった、良くなかったを判断して次に活かしましょう。
【ま、それで改善して伸びることができるなら苦労はしないんですけどね】
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ということで、執筆のやる気は出ましたでしょうか?
ただ、これだけで書けと言われても困りますよね?
次に、私が使用している投稿サイトを初心者なりにまとめたので見ていきましょう。
もしかしたら私の偏見や経験不足による勘違いがあるかもしれないですが、初心者目線からだと小説サイトは4種類に分かれています。
【初動伸びサイト】 (投稿開始初日が伸びやすい)
【完結伸びサイト】 (完結すると伸びやすい)
【運ゲーサイト】 (埋もれないようにしないといけない。埋もれたら死)
【虚無サイト】 (人がいない)
です。
そして、有名サイトは以下のようになっています。
【初動伸びサイト】
・カクヨム(交流ありの場合)
・Tales
・ノベルアッププラス(交流ありの場合)
【完結伸びサイト】
・カクヨム(交流なしの場合)
・アルファポリス(ファンがいない場合)
【運ゲーサイト】
・小説家になろう
・ノベルアッププラス(交流なしの場合)
そして、初心者にオススメなのは、【初動伸びサイト】です。
理由は、この書き方が、このシナリオ構想が正しいのかどうかわからない初心者の状態でも、【作品の問題点を早期発見できる】からです。
他のサイトだと、自分の小説が読者に見つかっていないのかもしれない。このまま書けば注目されるという希望を持ってしまうかもしれません。絶望しか待っていない可能性があるのに。
そのため、新規参入者でもすぐに自分の作品に問題の有無が分かるTalesがオススメ。
【と、言うのは嘘でして】
Talesは社交辞令的な感じでいいねをしたり読んだりして初期ブーストがかかるだけで、そんなに読んでもらえない可能性があります。
何より、【プロも参入しているので、ライバルが強いです】。
ということで、【一番オススメなのは、ノベルアッププラスになります】。
(【短編に関してはなろうかアルファポリスが読まれやすい気がします】。ただ短編の経験がないので、今回は長編の話をします)
ノベルアッププラスが良い理由は、運ゲーサイトと書きましたが、【なろうと比べて圧倒的に運要素が少ないからです】。
何故かというと、作品数が圧倒的に違うからです。
ノベルアッププラスは、数回クリックすれば前日の更新作品を読めるほど、作品数が多くないです。
つまり、読まれる可能性は高いです。
【ということは、予約投稿をして時間が被っても埋もれにくいです】
ただし、【投稿開始から数日で人気が出なかったらもうお先真っ暗なので、序盤でファンを付ける必要があります】。
自分の作品を気に入ってくれるような方に初日~三日目あたりで見つけてもらえなかったら終わるので、一応運ゲーサイトとしています。
私が投稿した時は、初動であまりにも伸びなくて挫折して更新停止。
その後、文章や構成を改めて先月下旬(2025/06/25)に投稿し直したら以下のような結果になりました。
【非なろう系作品(女性主人公、主人公の敗北あり、チート無し、スキル無し、ハーレム逆ハーレム無し、悪役令嬢ではない)です】。
4.5万字。15話ほどです。
総合 (ジャンル問わない)
日間87位 週間269位 月間305位
年間2,896位 累計16,544位
ジャンル別 (ハイファンタジー)
日間36位 週間97位 月間84位
年間590位 累計3,808位
ただ、二人の熱心な読者に支えられているだけなので、非常に脆い人気となっています。
【ちなみに、なろうだと合計365PVしかないです。人口多いのに。笑えよ】
ということで、まずはノベルアッププラスで連載し、【完結したらアルファポリスやカクヨムに投稿してみましょう】。
面倒でなかったらTalesなどにも投稿しておきましょう。同時投稿可能なので。(ただし別サイトに投稿していることを記載する必要あり)
同時連載が苦ではなさそうであれば、同時連載でもいいと思います。
どこかで伸びればモチベが上がりやすくなると思うので。
【まぁ伸びないということがすぐにわかる諸刃の剣でもありますけどね】
あとは、【作品の修正が面倒です。複数サイト修正しないといけないので】。
同時投稿先はなろう、カクヨムでいいんじゃないでしょうか。
それと、個人的になろうの執筆機能が一番使いやすいです。
なので私は、なろう向けじゃない作品をなろうで書いていることになります。
まさに人間のクズ。投稿はしてるから許して。
なろうにも投稿しつつ、なろうの執筆機能で書くのがオススメです。
【ただ、最近(2025/07/01~07/15の間)執筆中にサイトから切断されて執筆データが消えたことが2回ほどあった(切断自体5回ほど)あったので、PC勢かつネットが安定しない方、不安な方は、ローカル環境で書くのがいいかもしれないです】
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一応なろうにもしっかり触れたいと思います。このエッセイをなろうに投稿させてもらっているので。
まず、【なろう系や媚びる作品を書けば読まれる時代は終わりました】。
2018年頃は2分であらすじを考えた異世界作品書いてました。
1時間で内容を考えて1日1000文字書いて投稿してました。
それでもブクマが付き(12)、PVも増えました(3.5万字、15話ほどで9000PV)。
しかし、もうそんな時代から7年経過しています。
読者にめちゃくちゃ受ける内容で、ひたすら更新し続けなければ埋もれます。
なので、なろうで人気になるにはメンタルが強くないとダメです。
【ちなみに、このエッセイシリーズは毎回クソなのに毎回ランキング入りしています】
圧倒的感謝。
余談なんですが、【このような内容のカクヨム版をカクヨムで投稿するとBAN(強制的にアカウント使用停止に)される可能性があるらしいので、気をつけください】。
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書籍化を狙いたいと思う方もいるかもしれません。
一番公式に目を付けてもらいやすい(というより無理やり見せることができる)のは、アルファポリスです。
理由は、完結ブーストの人気で【簡単に公式に書籍化打診ができるからです】。
【ま、書籍化できないという現実を一番簡単に味わえるサイトでもありますけどね】
なので、ノベルアッププラスで書いて、アルファポリスにも投稿。
完結ブーストの結果を公式に見せつけ、書籍化を狙うのがいいと思います。
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以上で終わり!
どうですか? 書きたくなりましたか?
書きたくない? いいから書けよ。
PS.暗い恋愛作品やローファンタジー、ミステリーが好きなので誰か書いてください。
ヒロインの殺人ほう助する話とか読みたい。
クソエッセイなのにクソ要素が少なくて申し訳ありませんでした。