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プロローグ
新作です。書き始めさせていただきました。コメディタッチ のミステリー作品です。色々なエピソードを考えております。よろしくお願い申し上げます。
━━これは世の中に対する復讐の物語だ。犠牲者は出るが、それは仕方のないことだ。俺に対して酷い仕打ちをし続けた世の中が悪いのだ。
俺以外の日本人全員の気を狂わしてあげる。
俺の脚の臭さを利用して。嗅げば気が狂うレベルの臭さを利用して。
思えばその臭さが俺に対する虐めの原因であり、俺を苦しめ続けたげんきょうなのであるが。
そんな思いを胸に、俺は都内を走るやまのてせんの車内に居たのである。
車内はいわゆる満員電車状態。何の変哲もない日常の風景。おあつらえ向きの復讐劇の場面である。
俺は立ち客。満員の車内で席にも座れず、吊り革に掴まっりながら電車の揺れに耐えていた。
そこで俺は、そっと靴を脱ぎ、靴下まで
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お世話になっていただきまして誠にありがとうございました。