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演劇やろうぜ!

作者: 鈴波 ニナ

私は小学生のころ、地元の小さな劇団で演劇をしていました。本当に小さなところでコンクールに出場して優勝を目指したり、バリバリお金を稼ぐとかでなく子供に演劇の魅力を伝える!!というのが目標の場所でした。その劇団の狙い通りまんまと演劇の魅力にどっぷりとはまり、現在も大学の演劇サークルにて役者をしています。そんなこんなで中高と間はあいたものの(演劇部は絶滅危惧種なので中高共になかったのだ!)数年間演劇をしているわけですが演劇の魅力というのはまだまだ十分に浸透していない!!と思ったので素人なりに魅力について語ってみたいと思います。


演劇の魅力の一つとしては、大学生、つまり少なくとも成人はしていると晒した直後にこんなことを書くのは少々恥ずかしいのですが合法的にでかい声が出せることです。よく考えてください。普通に生きててでかい声をだして許される瞬間なんてなかなか訪れません。でも演劇だとむしろそれを要求される。演劇で求められる発声は少し特殊なので最初は人によっては苦労するかも知れませんが発声練習でお腹からおもいっきり声を出すだけでもかなりスッキリします。しかも物理的な声のでかさで得をするシーンも人生には多々あるので習得しておいて損はないスキルです。

第二に演劇はどんな人、なんなら人以外にもなれます。これが本当に魅力的。舞台上であれば警察官にも殺人鬼にも勇者にも何でもなることができる。余談ですが次の公演のために殺人鬼の役なんかを練習している時はお??私は今殺人鬼の役をしているんだぞ??と思うことでメンタルも安定します笑 とにかく自分以外の何かになれる、というのは演劇ならではの楽しさだと思うのです。

ここまでは自分が主に役者としてやってきたので役者の楽しさについてでしたがもちろん演劇において活躍するのは役者だけではありません。演出、衣装、照明などなど多くの人が関わってはじめて舞台は完成します。つまり自分の得意をいかすチャンスがいくらでも転がっているのです。


文化祭などで演劇、特に役者となるとやりたがらない人が多いです。気持ちはわかります。大勢の前で発表するのは恥ずかしいし、台詞を覚えるのもラクな事ではないし。でもそれを乗りこえた先で浴びる拍手喝采はとても心地がいいです。ぜひ勇気をだして演劇の世界に飛び込んでみてください。最初は大変だな、とかちょっと恥ずかしいと感じるかもしれませんが公演後、拍手を浴びたあと貴方も演劇の魅力にどっぷりはまっているはずです。

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