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エピローグ

世界には勝てませんよう。彼女は言った。ポムポムプリンの末裔だ。キキララは赤裸々に語る。彼女の性体験について小一時間喋った。でも、彼女は処女でおよそ性体験と呼べるものはなかった。彼女が話していた内容の大半はカエルと猫の戦争についてだった。

話を戻そう。

カタツムリには勝ち目がなかったあの戦争、黒幕は実は蟻だった。蟻には悲しい過去があった。とてもくだらないのでここでは語らない。とにかく、悲しい過去があった。七曲巡査は言った。

「世界には勝てない」

たしかにその通りだ。私たちは結局のところ世界の奴隷でしかなく、逆らうことは決して許されない。だから、だから、だから、だから、私たちはわたし達どうしで戦争をするんです。だって私たちは世界の奴隷なんですから。そういうわけで、カタツムリはここから消えてしまいますが何卒よろしくお願いします。

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