表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

うずないい

最近は、大勢の岡山県人がお笑いの世界で活躍しているため、岡山弁も日本の中である程度の地位を獲得してきたように思います。


そこで、生粋の岡山弁をふんだんに浴びて、長年生きてきたじだらく魔女のラクーが、岡山弁を一つのエピソードとして日々の生活を(つづ)っていきたいと思います。

バイリンガルな方言生活を夢見ている方は、ぜひラクーと一緒に岡山弁の世界に遊んでみてください!



今日、ダンナーと買い物に行った帰りに、自動車会社のまわりをとてつもない数のトンボが舞っているのをみかけました。


「うわっ、うずないいなぁ」

「ほんまじゃ、でえれぇ数じゃ」



【うずないい】


形容詞

鳥肌が立って、ぞぞっとするくらい、たくさんいるさま。


《例文》

⒈ ちょっと見てみられぇ、この葉っぱの裏にうずないいぐらい卵がついとる。



どうでしょうか?

なんとなく理解できましたか?


今回は初回のわりに、なかなか難しい中級編の単語になりましたね。


トンボというものは、何匹かがスィースィッと飛んでいる時には風情があって「ああ、夏も終わるなぁ」なんてしみじみできるんですが、目も開けられないくらい大量に自分の周りを飛び回られた日には、ヒッチコ〇クよろしくパニックになります。


ラクーの従姉妹の葬儀の後、皆で焼き場に行った時のことです。

山の中に焼き場があったので、そこには本当に「うずないい」くらい大量のトンボが舞っていました。


最初にトンボを見た時には、従姉妹の両親が若くして亡くなった従姉妹のことを迎えにきたのかと思ったのです。


「あそこに飛びょんのはおばちゃんじゃろうなぁ」

「おじちゃんも迎えにきたで~」


なんて言い合って、故人を(しの)んでいましたが、バスを降りた途端に暴力的に飛び交うトンボの群れの中に入ってしまい、途端に気持ち悪くなりました。

一匹一匹のトンボが、亡くなったたくさんの人たちの人魂のようにも思えたのです。


今日、帰り道に見たトンボから、こんなことを思い出してしまいました。


真夏の真昼の怪談ですねぇ。 (;´Д`)



おあとがよろしくないので、もう一つ。

「うずないい」くらい大量に飛んでいたトンボの話です。


九州へ家族旅行に行った時のことです。

高速道路ができたばかりの頃、大分県の湯布院温泉に行きました。


山の中の高速を飛ばして運転していると、うずないい数のトンボが次々に車のフロントガラスにぶち当たってくるのです。

トン……トン……トン…………トン……

自殺願望でもあるのでしょうか?


車が止まった時、フロントガラスは茶色の染みでスプラッタの……


なんかやっぱり、おあとがよろしくないような気がしてきました。(^_^;)


ええっと、えっと、なんかなかったっけ?


その旅行の時のことです。

なんと長女の高校の同じクラスの子と、お土産屋さんで偶然出会ったのです!!


お互いに旅行の予定も知らなかったのにですよ。

なんということでしょう。

世の中、どこに知った人がいるのかわかりませんね。^^


ε-(´∀`*)ホッ やった、これで終われます~

それでは、また。☆彡

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ