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入学2日目

剣道は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の順番で試合をしていきます。

入学式の次の日、朝教室の前に着くと教室がざわついていた。

ん?なんだ、この人だかりは?そんなことを考えていると俺の教室から真が俺を呼んだ。


「あおいー!なにやってんの?早くおいでよー」

その言葉でなんでざわついているのか理由がわかった。あいつら見た目が派手なんだよ。


「なにやってんの?じゃないだろ。お前がなにやってんだよ」

「なにって今日の作戦会議だよ。部活見学でしょ」

「あぁ。そういうことね」

そういうと奏多と光があいさつしてくる。

「おはよー」

「はよ」

「おう、奏多と光おはよ」

「えぇー俺は?」

「うるさいんだよチビ」

「ひどいー」

なんて会話をしていると朝礼の時間になった。

「昼休み作戦会議だからわすれないでよねー」

と言う捨て台詞を吐き真と光は自分の教室に戻っていった。



「なぁ、何しに来たんだあいつら?」

「僕たちが仲良いのアピールしにきたんでしょ。変な人に絡まれないように」

「お前ら美形が揃ったら逆に変なのに絡まれそうだけどな」

「君もね」




午前の授業が終わり昼休み。朝の作戦会議が役に立ったのか絡まれることはなかった。

「あおいー!来たよー」

「声が大きいんだよ」

「ごめんごめん」

「で、どうするの?正体明かす?僕はどっちでもいいけど」

「とりあえずは見学してからでいいんじゃない?」

「でも、俺らの正体知ってる人いるかもよ」

「そんときはそんときでしょ?光はどうおもう?」

「どっちでもいい」

「ははっ。そうだね。じゃあ放課後武道場でねー」





「なぁ奏多。作戦会議ってなんだったんだ?なにも決まってねぇぞ」

「そうだね。でもそれでいいんじゃない?」









放課後、授業が終わると先生に話しかけられた。

「如月君たち剣道部の見学に行くのよね?」

「はい、そうですけどなにか?」

「めんどくさそうな顔しないの。小松君って子が剣道部の見学行きたいそうだから一緒に行ってあげてくれない?」

「はぁ。いいですよ」


数分後に小松という坊主頭の男がやってきた。

「君たちも剣道部なんだー。俺小松。よろしくね」

「如月。よろしくー」

「今井だよ。よろしくねー」

小松の印象は暑苦しくてウザいやつだった。話したくないなーと思っていたら空気を察してか奏多が小松と話していた。

「小松君はどうして剣道部なの?」

「ここの剣道部人数少ないって聞いたからすぐにレギュラーになれるかなーとおもって。」

「そうなんだねー」

「それに俺、小学生の時に県大会でベスト16なんだ。だからお前らには悪いけどレギュラーになれる自信あるんだよね」

「そっかー。すごんだね。」

「すごいだろ。ってか2人共髪切れよ。剣道やるなら坊主だろ!」

「そーだねー。考えとくよ」

なんて会話をしているうちに武道場に到着したのだった。

不二光 ふじ ひかる

175㎝ 70㎏

性格は寡黙。無口なのであまり話さない。

剣風はオールラウンダー。

容姿は他の3人と違い男らしい顔付きをしている。無口であまり話さないが自分の意見ははっきり述べる。4人組の中では唯一の坊主

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