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とある主婦シリーズ

とある主婦の憂鬱 フルバージョン

作者: 秋原かざや

 どうしよう。

 育児とか仕事とか、ちょいとゲームとか本とか読んでたりとかしてたら……うっかり、カレの誕生日をすっぽーんと忘れていた。

 それを当日、もうすぐ帰ってくるってときに思い出すなんて、何してんの、私!

 ご馳走とかじゃなくて、いつものご飯を用意しちゃったじゃない。

 それでも、カレはにこにこ食べるんだろうけど……それじゃあ、駄目よ! 駄目!

 なら、どうする?

 時間がないから、プレゼントを買いにもいけないし……。

 こ、ここは、あ、アレかしら?

 ちゅう……じゃなかった、キス、とか?

 いやいや、それじゃ、足りなすぎるでしょ。

 やっぱり、すきすきぎゅっとかすれば、きっと……!!


 …………。

 あ、ごめんね、ユウ。

 あなたを忘れたわけじゃないの。うん、ちょっとね。今、ママテンパってる。

 でも、ここでおっぱいあげないと、あなたは大泣きするのもわかってるから、あげるわ。うん。


 ど、どうすればいいのかしら?

 ああ、時間も迫ってきてるし。

 ううううううう。


 ………閃いた!


 よし、これでいこう。

 レターセットもあるし、うんっ! 名づけて恋文プレゼント作戦だ!

 そうと決まれば、急いで書かないと!

 おっと、よしよし、ユウちゃんはえらいでちゅねー、もう寝ちゃった。

 この隙に書いちゃおう!

 手紙なんて、本当、何年ぶりかしら?

 んーと、126777925447年ぶり?

 とにかく、カレに気づかれないように、らぶをいっぱい込めて。

 ふふふふふ。



200文字に圧縮したものもあります。

よければ、そちらもどーぞ☆

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