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想念空間記憶現象の正体
真説!想念空間記憶現象の正体!
空間には、その場に起こった出来事を記憶する性質がある。
ただし永久では無い。
ほんの一瞬、限られた時間に、人間の強い感情が絡まった時、空間に記憶される。
例えば、自殺・他殺・事件・事故、これらは被害者も加害者も強烈な感情と念を放出する為、その場に残りやすい。
人の念はあらゆる物にしつこく粘着する。
人・動物・機械・天候・自然にも影響を及ぼす。
人の喜びは動物にも伝わり、
人の怒りは天候をも左右し、
人の哀しみは社会を不安定にし、
人の楽しみは社会を豊かにし、
人の心は身近にある電化製品から自然災害にまで影響する。
これは霊でも同じ事が言える。
強い想いを遺して命を亡くせば、その場から離れられずにその場に留まり、自分が納得するまでさ迷う事になる。
その時、人の念を空間が記憶する。
記憶された念は上書きされるまで残る。
人の念とは幸福を願えば前向きに進み夢は叶う。
不幸を念じれば呪いとなって生き霊を生み出す。
災いは一巡りして自分に返ってくる。
空間は人々の念によって、絶えず記憶しては上書きを繰り返している。