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覚醒者学校の唯一無二の生徒  作者: 霧野夜星


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第〇十三話 死神

 星斗がダークエレメントに近づくと、


 ダークエレメント

 ユニークスキル 

 闇魔法(C)


 コピーしますか?


 とウィンドウに表示され、


(コピーする!)


 星斗が心の中でそう意思を示すと、


 ユニークスキル(10/10)

 ユニークスキルコピー(B) 物理耐性(B) 剣術(C)

 気配察知(C) 力激化(B) 氷魔法(C) 召喚(C)

 アイテムボックス(B) 防御激化(B) 闇魔法(C)


 闇魔法(C)

 闇魔法を習得する。

 最大MPと魔力が強化される。


 ダークボルト

 球状の闇を作り出して放つ

 闇系下級魔法。

 消費MP 15


 と表示された。


(よし! 闇魔法ゲット!)


 星斗は心の中で喜びつつ、ダークエレメントに接近していく。一方、四体のダークエレメントは、近づいてきた星斗とアンリを狙って、渦巻くような紫色の気体が球状に集まった闇を作り出して放つ。


「魔法障壁!」


 それに対し星斗とアンリは、飛んできた闇魔法を魔法障壁で防いだ後、魔法を発動した後で隙ができたダークエレメントに走って接近する。

 

「はっ!」

「やっ!」


 星斗とアンリが放った斬撃が、二体のダークエレメントの気体のような体を切り裂いて、その体が霧散するように消滅する。


「あと二体!」

「うりゃあ!」


 残った二体のダークエレメントも、星斗とアンリの斬撃によって倒されて消滅した。そしてその場に魔石(小)がドロップする。


「魔石ゲット!」

「剣でも問題なく倒せるね」

「でも気体を斬ったみたいで、あんまり手ごたえがないのがなー」

「ホント、変な感覚よね」


 そう言いながらアンリは魔石(小)をアイテムボックスに収納する。


「さあ、先に進みましょ」


 星斗達はさらに地下六階を進んでいく。その途中、星斗は自分のステータスボードを表示して見る。


(氷魔法と闇魔法で魔法が二つだから、魔力と最大MPがもっと増えるのかと思ったけど増えてないな。それとユニークスキルが最大の十個に……ん?)


 星斗がステータスボードのユニークスキル欄を見ると、新たなウィンドウが表示された。


「ユニークスキル数が最大になりました。今後はスキルの任意の上書きと、コピー先を従魔にも選択できるようになります」

(!)


 星斗はそのウィンドウを見て心の中で驚く。


(従魔ってリビングアーマーのことだよな。ならリビングアーマーもユニークスキルを増やせるのか。それは凄い! ならストーンゴーレムの力激化が欲しい。ああ、あと防御激化も欲しい)


 星斗は表情を変えずに、色々考えながら通路を進んでいく。その後、星斗達は、地下七階で三体目のストーンゴーレムに遭遇し、星斗はリビングアーマーに力激化(B)をコピーし、さらに地下八階でも四体目のストーンゴーレムから防御激化(B)をコピーした。


 リビングアーマー

 ユニークスキル(3/3)

 剣術(C) 力激化(B) 防御激化(B)


(やった! 最強のリビングアーマーが誕生した! でもいきなりリビングアーマーが強くなったら、みんなに怪しまれるから、少し手加減させたほうがいいか)


 星斗はそんなことを考えながら仲間と共に進んでいき、彼らは地下八階の転移の石碑のある部屋に到着した。


「もうすぐボス部屋だけど、今日はいったん帰りましょ。MPが減った状態じゃ、不利だし」

「じゃあ、ボス戦は明日だな」


 星斗達は地下八階の転移の石碑から一階に移動して、その日のダンジョン攻略を終えた。

 そして次の日の午後、星斗達四人は、地下八階の転移の石碑から攻略を再開し、岩井ダンジョンのボス部屋まで最短距離で進んで、その扉の前までやってきた。


「さて、ここのボスは闇属性だから、私は光魔法を使って戦うわ」

「じゃあ、俺はストーンゴーレムの時と同じように、ボスの注意を引き付けるよ。その隙に朝比奈さんと宇佐美君が魔法をお願い」

「了解」

「わかったわ。佐藤さんはボス部屋の扉付近で待機してて。いざという時は逃げるから」

「はい。わかりました」


 ボス戦の作戦が決まって、星斗達は扉を開けて中に入る。すると広い部屋の中央にある魔法陣から、黒いローブを着ていて巨大な鎌を持った骸骨のモンスターが出現した。


「あれがCランクモンスター、デスサイズか」

「まるで死神みたい……」

「デスサイズはCランクでも上位のモンスターだから、慌てずに慎重に戦いましょ」

「了解。リビングアーマーはここで待機して、みんなの護衛を頼む」

「コク、コク」

「ガアアアアアアアア!」


 デスサイズは右手をかざし、目の前の床に二つの魔法陣を作り出す。するとそこからバトルボアとダークエレメントが出現した。


「あれが先生が言ってた、デスサイズのユニークスキル、Bランクの召喚だ!」


 デスサイズはモンスター召喚が使えて、その召喚するモンスターは、このダンジョンに出現するモンスターからランダムで選ばれていた。


(Bランクの召喚は、一度に二体のモンスターを召喚できる。俺もあれをコピーすれば……)


 星斗は騎士の盾を構えながらデスサイズに接近していく。すると、


 デスサイズ

 召喚(B) 闇魔法(C)


 どれをコピーしますか?


 とウィンドウが表示され、


(召喚(B)をコピーだ!)


 と星斗が心の中で意志を示すと、


 ユニークスキル(10/10)

 ユニークスキルコピー(B) 物理耐性(B) 剣術(C)

 気配察知(C) 力激化(B) 氷魔法(C) 召喚(B)

 アイテムボックス(B) 防御激化(B) 闇魔法(C)


 とウィンドウに表示された。


(やった! 召喚がCからBにランクアップした!)


 星斗は心の中で喜びながらデスサイズに接近していく。するとデスサイズのとなりにいるダークエレメントが、星斗を狙って球状の闇を放った。それを見た彼は魔法障壁を展開してその闇魔法を防ぐ。それと同時にバトルボアが星斗のとなりを猛スピードで走り抜け、後方にいる三人に接近する。今、アンリと智也は、魔法発動の準備中で動けなかった。


「リビングアーマー!」


 星斗がそう叫ぶと、リビングアーマーがロングソードに魔力をまとわせ、突撃してきたバトルボアを狙って斬撃を放つ。


「ブギャアアアア!」


 その豪快な魔力の斬撃によってバトルボアは体を斬られて、バランスを崩して転がり続け、それが止まると、バトルボアは動かなくなってその場で消滅した。


「ゴアアアアアアア!」


 一方、デスサイズは、星斗に接近して両手で持っている巨大な鎌を振るって鋭い斬撃を放つ。それを彼は騎士の盾で受け止めた。


(さすがにストーンゴーレムみたいに、簡単によけられない。でも物理耐性と防御激化のおかげで、防御してれば大したダメージは受けない。これならいける!)



 次回 二体目のモンスター召喚 に続く

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