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形に固執すれば言葉は出ない
形を追いすぎて形にならないのならばそれは理想の形ではないのだろう
そもそも精神は曖昧だ
1つの対象に複数の意見を持ち、その中に肯定も否定もある
それを形として現実に表現する場合、支離滅裂になり、何を、言っているかなど分かったものではない
しかしそれで良いのだ、それが思いの全てだろうから
まあ、分かりやすく砕けた言い方もいいだろうが
本当にそれだけかと言われればそれだけではない
支離滅裂になると言ったが言い方次第
ここは言葉の強さや器用さが際立つ部分
言葉によってわかりやすくなる
感情的に話せと言うことではない
思いをただぶちまけると言っているだけ
感情を持ち込むとそれは感情であって気持ちではない
最終的にどんな形であれ、伝われば、伝わらなくとも言えれば何の問題もないのだよ




