人物紹介
この小説は、基本的に一人称で進みます。
主人公以外に、他のキャラクターの視点に切り替わる事も良くございます。
それをご了承の上に読んで頂くと嬉しく思います。
なお、前作を知らない方にも解り易いように思い書いた物で、人物紹介を読み飛ばしても物語の内容にさして影響はございません。
※前作でメインだったキャラクター達のみの紹介なので新に登場する人物は紹介しておりません。
貧弱毒舌男。
名前:へーじ
学年:高校3年
一人称:僕
※人物紹介
本編の主人公、根暗で卑屈。毒舌とタイトルに有るが、実際、心の中でボロクソ言うだけで地味に臆病な所もある主人公とは思えない様な主人公。
周りの人間が変人ばかりで常に不幸の対象になっている。溜息は日課。自分はマトモと思っているが、テンションの上下や状況により周りが見えなくなる。
突っ込み役に抜擢されている様に見えるが本人にそのつもりは無い。常に変人達への対処方法に頭を悩ませている。就職している姉を持つ。
『善人』では無い。だが『悪人』でも無い。
≪前回のあらすじ≫
朝倉 坪侍
父と母は子供の頃に既に亡くしている。
過去の経歴から朝倉の名前を嫌い、苗字で呼ばれるのを嫌う。
あまり体は強くないが、すざまじい姉がいることで地味に精神面は強い。
頭は良い方。
前回では病院に行く途中に縁と出会い、正義を語る縁にイラ立ちを覚えつつ、無意識に惹かれる自分が居た。
一緒に居る時間が増えるにつれ縁といることが心地よいと感じてきているのに気づいていなかった。
過去に正義を恨んでいたへーじは、縁の何処までも一直線な世界に引き込まれてゆき、少しづつ変わって行っていた。
暴力熱血女。
名前:穴見 縁
学年:高校2年
一人称:アタシ
※人物紹介
本編のもう一人の主人公orヒロイン(一応)。タイトル通り熱血的で、自分の信じる『正義』を貫こうとしている最強の女子高生。
学校では長い髪の毛はサイドテールにしている。
鈍感で、あまり異性に感心が無いような行動をするが、直球で言われると弱い。
女性とは思えない怪力と異常な運動神経を持つ。
バカな兄貴が居る。そして仲が悪い。
『善人』というより『正義の味方』を目指している。突っ走りすぎて空回りすることも。
前回ではある事をきっかけに自分とは正反対なへーじに興味を持ち行動を共にする事になる。
最終に正義の信念を曲げ、全てに絶望している所をへーじに助けられる。
今回からは首から提げた赤いロザリオが特徴的。
最近ある人物に想いを寄せている。それに自身が気づいているかは不明。
暴力熱血女の兄にして、へーじの親友(自称)
名前:穴見 早句間
学年:高校3年
一人称:俺
※人物紹介
驚異的な馬鹿。
縁の兄だが縁とは仲が悪い。
へーじの事をこよなく愛する男、偶に行き過ぎる事も……。
性格が悪いわけでは無いが、良く言えば純粋、悪く言えば天然。
大きなガタイから決して弱いわけでは無いが比較的に縁にはボロボロにされる。
時々マトモな事を言うがその真意は不明。
体は丈夫だが心はガラス、【キモイ】はタブー用語。
女性との関係は全く聞かない。
性悪で(人の)秘密好きないつもニコニコしてる女の子。
名前:立花 水歩
学年:高校3年
一人称;:私
※人物紹介
新聞部に所属している女の子。
そのせいか様々な人の秘密や情報を手にしている。
それをネタに脅迫するのは最早彼女の特技。
そんな少女だがへーじに思いを寄せている。
大好きな暴力女に遠慮して中々強気に出れないという所も在る。
一応副ヒロイン(予定)
へーじの不幸や何かしらの事件に大概は水歩が必ず関わっている。
彼女はそれで幸せな様だ。
この小説内で唯一マトモな可憐な少女
名前:立花 志保
学年:高校2年
一人称:私
※人物紹介
水歩の妹にして、超マトモな子。非常無情で変人揃いなメンツの中で頑張っている可愛い女の子。ある意味へーじの唯一の癒し。水歩の妹とは思えない程優しい女の子。縁の親友で水歩の妹。へーじ達の三角関係を1番身近で知ってるいる少女。めんどくさい関係に頭を悩ませている。
前回の事からある人物が少し気になる様子。
●駄目教師
へーじ達が通う学校の教師。
いつもめんどくさそうにしている駄目駄目な教師。
復職を持っている。※公務員は復職を持ってはいけません。
●へーじの姉
へーじの精神力が強いのはこの人のせい。
色々と不明な人,
駄目教師と付き合っている(らしい)
●隣のおばちゃん
へーじの家の隣に住んでる気の良いオバチャン。
●学校の方々。
何故か変人が色々と集っている学校。
暖かい目で見守っている側と無駄に騒いでいる側の両極端な皆さん。
平和なようです。
●八木
前作では銀行強盗として登場。
今作で出るかは不明。
現在は刑務所内にいる。
次から話しは進んで行きます。
どうぞ宜しくお願い致します。