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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

異世界あるある

作者: 文月 ヒロ
掲載日:2022/04/01

ツッコミ「どもー、レイジです」


ボケ「ふっ、名乗れだと?人に名を尋ねる時はまず自分から名乗るのが礼儀だッ」


ツッコミ「……おぉ、いきなり半端ないのブチ込んで来たな。でも、うん、これ漫才だから。まず名乗ろ?」


ボケ「ふっ、名乗れだ――」


ツッコミ「二回も同じ台詞言おうとしてんじゃねぇよ。いいから早く名前言え」


ボケ「マルでゅえ~すっ★」


ツッコミ「お前狂ってんのか?え、何その自己紹介。何で急にチャラくなってんだよ。ま、まぁ、いいや…はい、自己紹介も終わった所でね、早速マルに訊きたいんだけどさ。お前、異世界物の小説の『あるある』って知ってる?」


ボケ「知らぬ訳がなかろう、貴様この俺を誰だと思っている。暗黒騎士・シュバイツ=フォン=ヴェルファルトだぞ?」


ツッコミ「おぉっと誰だ?こいつを末期の中二病患者にさせた奴。……いや、うん、異世界あるある知ってるっていうのは分かった。で、俺も好きでさ、その異世界物にも面白い『あるある』って結構あるよねって話」


ボケ「なるほど、異世界あるあるか。なら鉄板は『追放』だな」


ツッコミ「そう!とある事情で冒険者パーティなんかを追放された主人公が、実はチート能力とか持ってたり超有能で、その後のざまぁ展開が良いんだよ。それで自分の実力を証明して成り上がり――」


ボケ「女にモテるようになって、何時かハーレムを作りたいですッ!」


ツッコミ「それはお前の願望な、これ『あるある』の話だから。こんな公衆の面前で、お前よくそんな事言えるね?」


ボケ「ふっ、褒めるな。照れるぞ」


ツッコミ「調子に乗んな、殴るぞ。あ~はいはい、次、次の話な。仕切り直そう。異世界物のあるあるだったら、『異世界転生・転移』」


ボケ「あぁ、アレは確かに良い」


ツッコミ「だよな。現代人が異世界で生きる事になるんだけど、チートスキルとか神様に貰ったり、現代知識使って無双するっていうね。で、異世界で仲間を作り、冒険して魔王なんかを倒す旅をして――」


ボケ「その途中で、女にモテるようになって、魔王倒すまでにハーレムを作りたいですッ!そして色々やりたいですッッ」


ツッコミ「……うん、だからそれお前の願望ね?何で話の腰を折るかな君は。てか、欲望丸出しなのよ、ちょっと引くレベルだから。やめよ?」


ボケ「異世界の話してたら友達がキレて絶交だと言われました~でも、俺には百人のオタ友がいるので構いません。ふーんっだッ、今更「戻って来て」と言われてももう遅い!~」


ツッコミ「追放物のタイトルみたいな拗ね方してんじゃねぇよッ。それ一個前の話だろ。妙にイラっと来るタイトルだし、何なんだよお前」


ボケ「俺は過去は振り返らない主義の人間なんだ」


ツッコミ「思いっきり振り返ってる奴が言う台詞じゃねぇよ。嘘の付き方がファンタジー過ぎだろお前。はぁ……もう次、次行こう。えっと、あとはアレだ、『乙女ゲー悪役令嬢の婚約破棄』だ。アレいいよな」


ボケ「そうだな。俺も結構読むぞ」


ツッコミ「あの流れが良いよな。突然王子とかに婚約破棄された主人公が、前世の記憶取り戻したりして、未来を予知して破滅フラグをバッキバキに折って――」


ボケ「行く主人公の取り巻きの男達から主人公を寝取って、それからハレームを作りたいでゅへへへへへっ」


ツッコミ「最悪じゃねぇかよ。ヤベーよお前、色々ヤベーからその発言。え、何で主人公なの、何でわざわざ寝取るのッ?」


ボケ「えっ、性癖だから」


ツッコミ「救えねぇ……」


ボケ「というより、レイジ」


ツッコミ「ん?」


ボケ「『異世界転生して美少女ハーレム作って来る』と言って、昨日トラックの前に飛び出して死んだだろうお前。幽霊になっているが、俺と話していて大丈夫なのか?」


ツッコミ「………………あぁ~、思い出した。俺のが色んな意味で救えねぇわ」






面白かった、思わず笑った……等々思われましたら、


★★★★★


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作者の他作品に興味があるな、という方は、『第七魔眼の契約者』という作品をご覧頂くと面白いかもしれません。


それでは――。

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