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プロローグ

思いつき初めての掲載至らぬところもあり、更新すっごくのろまで止まるかも…汗

それでも良いというお優しい方よければ見て行ってください。

私はただ笑って居たかった。

小さな何も知らなかったあの頃のように『お姉ちゃん!ずっと一緒だよ』

そうやって微笑んでくれたあの子はどうしてあんな風に変わってしまったの?

心臓移植?それは私達が決めた事じゃない、貴方が望んだことじゃないのに、なぜそんなに気にするの?

私が強くなればもう気にしない?

なら私は強くなるわ。

「私はお姉ちゃんなんだ」


僕はただ傍にいて欲しかった。

生まれた時からずっと一緒だった。

なのに何時からだろう苦しくなって離ればなれになって、苦しくなくなって再会した姉さんのあの優しさは笑顔は変わらないのに…違うんだ、僕が姉さんの命を奪ったんだ。

なのに何で怒らない、憎まない。

何であの頃のまま微笑んで――あの時――。

『ごめんね、ずっと一緒って約束――守れない』

どうして謝る――僕が悪いのに――だから。

「僕が守る、僕は弟で姉さんの命で生きてるんだ」



私は歩く、人より少しだけゆっくりと、それは苦しくない時も癖でゆっくりになる。

そんな私を周りの人たちは着実に追い越していく。

なのに――なんでそこにいる。

わざと時間をずらしたのに、私が向かう校門には私と容姿が似ているが私の黒髪とは対称的な真っ白いアルビノ体質の白髪はよく見える――私の弟の翔。

其の白髪がこっちに気づいて走り寄ってくる。

後ろに方向転換したい気持ちが過るが今までの経験でそれは無意味なのは実証済み。

「姉さん!今帰り、一緒に帰ろ」

とてもうれしそうに微笑むそして当たり前のように私の隣を歩く。

誰もが追い越していく私の隣にぴったりとついてくる翔。

「翔、まだ授業残ってるでしょう?私は迎えが」あるから大丈夫そう言おうとしたのに。

「授業より姉さん優先それに姉さん迎え断ってるだろう?」

まるでそれが当たり前のように。

確かに迎えの車は断ってる、ゆっくりだけど自分で帰れるから。

「もうそんなに心配しないの、無理しなきゃ大丈夫よ」

「うん、姉さんは強い、でも僕が傍にいたいんだ―――僕の本当の心臓の命がなくなるまで」

「わかってない!」

「ね、姉さん?」

「そんなんじゃ!いつまでたっても友達も!母さん達が築いてくれた会社も継げないのよ!」

知ってる、翔が友達を作らないことも両親を恨んで勉強もろくにしない事も!

私が!私という罪の証が存在してるから。

「友達なんていらない、それにあんな姉さんの命を弄んだ両親なんかが残したものなんて――え?」

何されたかわからないそんな顔して私が叩いた頬を抑える。

「何も!何も私以外知ろうとしないで!」

これじゃ、私が強くなっても――ひどくなるだけ。

私は――ただお互いに笑って苦しくなくなって欲しかっただけなのに。

「姉さん以外いらない」

姉としてうれしいはずの言葉も、そんな無表情の言葉つらいだけ、もうこれ以上翔を壊したくないのに。

「翔、だけど私は約束のようにずっといられるわけじゃ」

どれだけ強くなっても翔にとって私は弱い人間のままなの?

どうして離れてくれない、何時か離れる時が来るのに。

「姉さんが生きてる間はずっとそばにいる」

その言葉で私の中で何かが切れる音がした。

「じゃあ、私がいなくなれば私以外を見るのね」

「!」

「私なんて最初からいなければ―『消失召喚の意志を察知』―!」

これはなに、何が起こってるの?

今の声は何?消失?召喚?

わけのわからない機械のような声に共鳴するように私の周りが明るくなる。

それは小さな光の粒が私の周りを包み込んでいっていたから。

ありえないのに私はそこを出たくないと思った。

その光はとても優しく綺麗だったから。

「姉さん!」

今さっきひどい事言ったのに私の腕をつかんで光の中から出そうとする。

しかし一緒に光に包まれ始めるのを見て私は翔の腕を払う。

「な、姉さん!早く手を」

懲りず私を追って手を差し伸べる。

だけど――私はその手を取らずに背を向ける。

「ごめんね、やっぱり約束守れないや、だけど私の命ちゃんと使い切ってね。バイバイ」

『転移の意志確認』そんな機械的な声とともに私の意識は刈り取られた。

こんな不思議な夢のような事でも私はすがってしまった。

そのあと起きる私達の運命を知らずに。


「だったら、僕も消える!一緒に行く!」

そんな意識を失った後の翔の叫びも――翔の胸を中心に光の粒が輝いていたことなんて背を向け意識を失ったその時の私は知らない。






今日はここまでプロローグのみで何もわかってもいないし進んですらいない(笑)

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