記憶の本棚
愛のいう試練とは?
ふわりの能力。
ここは私の頭の中
「記憶の本棚」
そこから私は一冊の本を取り出す。
どうやら前世の記憶が戻る前のふわりは記憶の本棚として記憶を瞬時に物語に変え、脳にしまって置いておけるらしい。わたしが手に取った本はー
とってもぶアツ〜い辞書。この国の言葉すべてが載っている辞書だ。
実はこの本私の部屋の机の上にもあったんだよなぁ……えぇと何ページ目だっけ
めいどだから め……めい……あったああっ
「メイド」
貴族のもとで主に貴族のお世話役などを担う役職。
そして主を守り抜く騎士でもある。
ん?
えっと、ってことは......たしか前世の私がいた世界ではボディーガードになるためには資格が必要だったような……
試練ってそういうこと!?
いや、まてよ。前世では運動神経が悲しいほどなかったけど、メイド仮になれたってことは相当の運動神経かなにかズバ抜け個性もしくは能力がふわりにあったり……とか?
ん?能力って「記憶の本棚」のことか?
あれ?運動神経ってよかったっけな。
これはもうちょっと記憶の本棚に居座る必要がありそう。
ごめんなさい愛様。もう少しだけ待っててくださいっ
記憶の本棚にしまっておける能力。
とっさに思いつきましたが案外伏線になるのでは……!?
一年以上遅れてしまいスミマセンっ
これからなるべく継続していけるよう頑張っていきたいです!