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第一章 頭の中に入ってきた記憶
第二の人生の私と生まれ変わった私の名前
ーとある2人ー
「ルナねえ、あとは掃除だけでしょうか?」
「ええ。そうよ。頑張ったわねえ、ふわり」
「えへへ。ありがとうございます!」
やっぱ、ルナねえに褒められるの嬉しいなあ。
……。( 沈黙 )
え?ルナねえって誰?
そう。今の記憶は私、花の記憶じゃない。知らない誰か……いや。多分今でてきたふわりという少女の記憶だと思う。
私はつまり異世界転生?みたいなことをしちゃったってことだよね?
……。
ううん。違うな。
私は花の人生で死んでから、この世界で ふわり として生きてきた。
そしてたった今。花の記憶がもどった。←根拠ナシ
考えてるうちにふわりの記憶が全て頭の中に入っていった。
え~~っと、私の名前は「エゴロワ・ふわり」
あ、苗字がエゴロワでふわりが名前だよ?
じゃあ、今私を部屋の外で呼んでいるのは……。
ここからが第一章の始まりです!