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ラブコメの神様ですが、一部女子に好かれすぎて困っています。  作者: 猫まんま
一章:永久凍土も時には溶ける!…………よね?
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朝から大胆

※少しだけ下ネタ要素含みます

 

「んっ……んんっ……!!」


 翌朝、俺はすぐ近から聞こえる悩ましい声を目覚ましに目を覚ました。

 エッチィ目覚まし時計だな……またオリガミちゃんが改造したのか……?


 俺はまだ重い目蓋を開かずに手探りで、悩ましい声を出している目覚ましを探す。

 するとすぐに、丸みをおびた柔らかい物に手が当たった。


「あぁ……あったあった……」


 右手で、目覚まし時計のボタンをパシパシと叩く。

 ……あれ? でも、なんで俺の身体な上に目覚ましがあるんだ? それに、なんか叩いてる右手に変な感触が……。


「ご、ご主人……右手が、吾輩のお尻に……わ、吾輩の尻を、揉んでっ……おるの、じゃぁぁぁ!」


 ……。

 ……………。


「……………っ!!?」


 俺は右手の動きを止めて、慌てて目蓋を開いた。

 ゆっくりと、恐る恐る下……自分の身体の上を見ると……、


「はぁ……はぁ……ご、ご主人……す、すごかったのじゃ……。あふんっ……ご、ご主人がこんなっ……お尻を揉むのが……う、上手いとは……」


 いつもの和服をはだけさせたオリガミちゃんが、潤んだ瞳でこちらを見上げていた。


 ♢♢♢


 汗でビショビショだったオリガミちゃんを風呂に入れ、俺はその間に朝食の準備。

 普段はオリガミちゃんがやりたいと言うからやらせているだけで、俺も料理はそれなりにできるのだ。


「で、なんで俺の布団に忍び込んだんだ?」


 簡単な朝食が完成した所で、オリガミちゃんがシャワーを浴びて戻ってきたので、席に着くなり俺は早速オリガミちゃんを問い詰めた。

 オリガミちゃんのことは好きだし、オリガミちゃんからの好意も嬉しく思っている。

 だが、オリガミちゃんが夜這いをかけるような子なら、俺たちはこれからについて深く話し合わなければならなくなる。


「吾輩は、朝、いつも通りご主人を起こそうとしたのだ」

「うん」

「だが、ご主人は中々起きんかった。それで吾輩はご主人の身体を色んな方法で起こそうとした」

「それは……俺が悪いな」

「頬を抓ったり、耳元で呼びかけたり。だが、ご主人は起きんかった。なので、吾輩は布団を取った。寒くなれば起きると思ったのじゃ」

「抓られてたのか」

「だが、それが浅はかじゃった……。そ、その……男子の朝の生理現象として知識はあったのだが……ご主人のご主人がご主人様になっておったのじゃ」


 人差し指をツンツンと突き合わせ、恥ずかしそうに目を逸らすオリガミちゃん。

 そうか、いつも布団はかけたまま起こされていたから、オリガミちゃんは初めて見たのか。


「ご主人の欲望は下着を押し上げておるのに、寝顔はとても無邪気。それを見ておると、その……だんだんと変な気持ちになってきてな」

「変な気持ちになって?」

「少しくらいならと思って、ベッドの端に座って、ご主人の腕をギュッとしてみたのじゃ」

「いや、それがなんであんなことになるんだ? まさか、それだけじゃ物足りず……」

「ち、違うぞご主人! あれはご主人が悪いのだ!」

「へ?」


 俺は、突然の責任転嫁にキョトンとする。


「忘れたとは言わせんぞ! ご、ご主人が『美味しそうなマシュマロだー』とか言って吾輩を無理矢理抱き締めたのではないか!」

「は、はぁ!?」

「突然のことで身体が竦んでしまった吾輩のお腹をペロペロと舐め、擽ったさで逃げようとする吾輩を逃すまいと……!!」

「さっきまでの俺は何をやってたの!?」


 き、気付かない間に、それも寝ぼけて一線を越えるとか嫌だぞ?


「だ、大丈夫じゃ。一線は超えておらんし、少々ご主人に躰をまさぐられた程度だ。太腿に硬い物を押し付けられはしたが……の」

「まじでごめんなさい!!」


 これは本当に謝るしかない。

 じゃ、じゃあ俺は、幼女のお腹ペロペロして、幼女の瑞々しく幼い太腿に己の欲望の象徴を布越しに押し付け、しまいに涙目になるまでその柔らかいお尻を揉んでいたのか。

 ……お巡りさん、僕が犯人です。


「本当にごめんオリガミちゃん……軽蔑しただろ?」

「い、いやそんなことはないぞ!? ご主人も男だ、それにあれは寝相が悪かっただけだからな」


 そうは言うが、今のオリガミちゃんの好感度は1008だ。しかも昨日の遊園地デートで1030くらいに上がっていたから、朝の一件で20近く下がっていることになる。 

 この数値が示すことは、さっきオリガミちゃんはかなり怖い思いをして、今も本人が気付かないレベルで俺に怯えているということだ。

 よく見れば、いつもより箸の進むスピードが遅い。


「そ、その……一つよいか、ご主人?」

「え? あ、ああ。一つと言わず幾つでもいいぞ」

「そ、そうか。では……」


 俺はゴクリと唾を飲んで、オリガミちゃんの言葉を待つ。

 どんな罵倒が来ても良いように、しっかりと心の準備をする。オリガミちゃんに罵声を浴びせられるとか、準備なしでは心がもたないからな。

 だが……オリガミちゃんはまだ話さない。

 口の中が乾いてきたので、俺はお茶の入ったカップを手に取り、一口飲もうと口をつけ……


「ご、ご主人は溜まっておるのか!?」

「ッ!? ゴホッ! ゴホッゴホッ! ど、どうして……ゴホッ……急にそんな、ことっ、を……!?」


 思わず吹き出しそうになり、慌てて飲み込んだら変な所に入った。


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