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完結【 だんじょん いん・ざ JK 】 -好きな子がダンジョンにご執心なので私頑張ります-  作者: monaka
第一部:えくすぷろーらーずじぇいけー。

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一夜を共にするJK。


 私とキャロちゃんは他愛もない話をしながら喫茶店でアーニャを待つ。


 主に私がいろいろ話してキャロちゃんをドン引きさせながら待ってた。


 私はアイスコーヒー、キャロちゃんはレモンスカッシュ。

 なんでも、「炭酸のジュースなんて久しぶりに飲みましたわ!」だそうだ。


 普段から節約の為に家で麦茶を作って水筒に入れて持ち歩いているのでジュースを買ったりしないんだそうだ。


 だからこういう喫茶店とかにも来ないし、炭酸も滅多に飲めないんだってさ。


 私キャロちゃんの話聞いてたら涙が出そうになるよ。


 本当に彼女にはダンジョンでいっぱい稼いでほしいな。


 ある程度ゆとりをもった生活を送れる程度には稼がせてあげたい。

 とりあえず今日のダークマターが二~三万くらいになるといいね。


 明日学校帰りにダンジョンショップへ行って売却しようね。

 あとアーニャさんは回復アイテム沢山買ってね。私死んじゃうから。


 ほどなくして二時間も待たずにアーニャがやってきた。大体一時間半くらいかな?


「待たせたな。じゃあ早速だけど案内してくれるか?」


 アーニャが優しくキャロちゃんに案内を促す。


 何その柔らかい感じの表情。

 私にそんなのなかなか見せてくんないじゃんぐぬぬー!


 まぁいい。そう、いいのだ。

 だって今日はキャロちゃんとアーニャとお泊りなのだ。


 絶対に素敵なハプニングが待ってるに違いない。


 それに期待して今は耐えるのみである。

 ぐぬぬぬ……。


「あの、なんだかお嬢がすごい顔してますわ」


「いいよほっとけ。どうせ腹でも痛いんだろう」


 腹じゃなくて胸がね!


「わたしゃ胸が苦しいよ」


「ほう、胸やけか何かか? お嬢ももうそんな歳か」


「アーニャと一緒だよ! まだぴちぴちですけど!?」


 まったく失礼しちゃうわ。

 でも、私の反論を聞いて薄ら笑いを浮かべるアーニャが可愛すぎたので許しちゃう。


 絶対私を煽る為に言ってるだけだと思うけど、思い通りの反応が返ってきてドヤってるの可愛すぎない?


 私は出来るだけ、惚れ直してるのを顔に出さないようにしてバスの道中をおとなしく耐えた。偉い。


 きっちり二十分バスに乗り、降りた所は……。


「おどろいたな。こんな所にこんな寂れた場所があったのか……」


 普段私達が近寄らない方角だったんだけど、その周辺は昔ながらの民家が多くて全体的に年期が入ってた。


「ここがわたくしの家ですわ……恥ずかしい」


 キャロちゃんは両手で顔を隠しておんおん言ってるけど、確かに……かなりボロい。


 大き目の地震とか来たら倒壊しそうじゃん。


 私達が玄関前でわちゃわちゃしてると、ガラガラっと引き戸の玄関扉を開けてめっちゃ綺麗でダイナマイトなお姉さん現る。


「オーウ貴女方がトメのフレンズでゴザルね? 嬉しいわ。娘のフレンズは私のフレンズ。遠慮せずに私と一夜を共にしましょうネ♪」


 なんだこれは!!

 このダイナマイツお姉さんが母親だと……!?


 一夜、共にしていいのですか?

 いいんですかね?

 けしからんぞ今夜はお祭りじゃーっ!!


お嬢にとって夢のような一夜の始まりである。

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