表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
完結【 だんじょん いん・ざ JK 】 -好きな子がダンジョンにご執心なので私頑張ります-  作者: monaka
第一部:えくすぷろーらーずじぇいけー。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/393

インスタントJK。

『ではでは早速宝箱を開けちゃってください☆』


「わたくしから開けてもいいんでしょうか?」


「勿論。キャロちゃんがどれにするか選んでいいよ」


「私もそれでいい。とりあえずそこの木箱と、何か一つ赤箱を選んで開けるといい」


 そんなやり取りを無言で眺めるイル君。

 ちょっと寂しそうだけど今回イル君は何もしてないんだからしょうがないでしょ?


 ……あ、アーニャの盾になって頭齧られたんだっけ。


 でもあれはアーニャがイル君をうまく使っただけだから本人はやっぱり何もしてないよね?


「じゃあこれにしますわ♪ まず木箱をあけてみます!」


 私がどうでもいい事を考えている間にキャロちゃんが木箱を開け放った。


『ぴろりろりーん♪ おめでとうございます。ダークマターの延べ棒を手に入れました☆』


「ダークマター……!? まさか、あのダークマターですの!? 暗黒物質!?」


 なんだかキャロちゃんが突然目の色を変えてヒートアップし始めたので現実を教えてあげよう。


「キャロちゃん。解説書でそれ見てごらん」


 私はキャロちゃんに解説書を手渡した。


「何かおかしな事でも書いてあったんですの……?」


【ダークマターの延べ棒】

 レア度:★

 攻撃力:‐

 属性:闇

 追加効果:‐

 耐性:‐


 ◆◆◆◆◆◆◆◆


 ダークマターと言うと聞こえがいいが、世の中のダークマターの八割が同じ人物によって生産されている。

 豊穣の神とされるデーメーテールは母性の塊であり、人の世話をする事に生きがいを感じるタイプの神様なのだが、料理の腕前だけは壊滅的で、しかも本人にその自覚は無い。

 そして日夜ダークマターを作成し続けている。

 世界で発見されるダークマターは大体、彼女にもてなされた人物がこっそり捨てた物である。

 ちなみに延べ棒タイプはだし巻き卵を作ろうとしたのではないかと思われる。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆


「why?」


 キャロちゃんが困惑するのも分かる気がする。

 暗黒物質なのは間違いないのかもしれないけれど、これは神様が失敗したヤバい料理だ。


「……で、これはどのように使用する物なのでしょう?」


『特別にナビ子が教えて差し上げます☆ 基本的に鉱石や素材系のアイテムはクリエイトと言われる、要するに鍛冶などが出来る場所、出来るスキルなどを所有時に使う事が出来ます。そのほか現実世界で売却する事も可能ですよ♪』


「これお金になるんですの!? 神様の失敗した料理が……?」


「いや、失敗した料理かどうかなんて解説書通さなきゃ分からないだろう。ダークマターとして売却すればそれなりの値段になるんじゃないか?」


 アーニャの言う事はごもっともなんだけれど、私としては何かに使える可能性があるなら取っておきたいタイプ。

 ゲームとかやってても手に入れたアイテム売れない人間です。


「とりあえずそれはキャロちゃんの分だからキャロちゃんに任せるよ?」


 私の物じゃないんだからそれは彼女に任せるしかないんだけどね。


「元料理の塊って事は……これってお湯かけて三分待ったら食べられたりするんですの?」



 ……その発想は無かった。



ダークマターにお湯を注いで三分間お待ちください♪

すると世にも恐ろしい……おや、だれか来たようだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作公開!!
女の子だってざまぁしたい!【おさころ】〜幼馴染が特殊性癖のヤバい奴な上に私より可愛くて腹立つからこいつ殺して私も死ぬ〜
おさころ
渾身の学園カオスラブコメ!!


毎日更新中のこちらもどうぞ
↓クリックで作品へ↓
sample
100万PV&1200ブクマ突破のTSファンタジー☆


毎日数分で読める日記コメディ
「とある魔王の日記帳。」

小説家になろう 勝手にランキング

cont_access.php?citi_cont_id=623303471&s

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ