表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
完結【 だんじょん いん・ざ JK 】 -好きな子がダンジョンにご執心なので私頑張ります-  作者: monaka
第一部:えくすぷろーらーずじぇいけー。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/393

悪臭に耐えるJK。


「ほんとにアーニャってば私に対する扱いがひどすぎる気がするんだけどー?」


「馬鹿言うな。これが適正な対応ってやつだ。そんな事より、対岸に渡るぞ」


「あ、ちょっと待って」


 私は解説書で、頭がふっとんで死んでるサメを調べてみた。

 戦ってる時は水の中に居たから見れなかったんだよね。


【おっきいサッメ】

 レベル:10

 属性:水

 耐性:水・斬

 弱点:打


 ◆◆◆◆◆◆◆◆


 古の魔術師が海底にある洞窟を調べる為に、思い通りになる海洋生物を作り出そうとしてなんやかんやと失敗した挙句に狂暴なサメが出来上がってしまった。

 仕方ないのでサメに命令をしてみたところ、頭からバリボリと齧られ、サメはその日からただ何かを襲って食べ続ける存在として生き続けている。

 ちなみに再生能力も高く、一度倒してもいつの間にか復活しているかもしれない。

 遭遇した場所を再び通る際は気を付けた方がいいだろう。

 淡水、海水どちらでも活動可能。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆


 今回の場合は見る余裕がなかったけれど、やっぱり出来るだけ戦う前に相手の情報は調べた方がよさそう。

 こいつも打撃弱点だし、もし見れていれば対応がしやすかったかもしれない。


 ……てかこいつ再生するの……?

 サメの様子を見てみるとうっすら蒸気みたいな煙が出てる。

 あれで少しずつ再生してるって事?


「アーニャ、これ見て」


「ん? なんだよ……これは……めんどくせぇな」


 アーニャはちょっと考えてから、ニヤリと笑った。

 きっと悪い事を思いついたんだろう。


「お嬢、バールであのサメの頭をもぎ取れ」


 私は言われた通りにエラの辺りをぶん殴ってばっさりと切り離した。


「ふぅ……これどうするの?」


「そうだな……残った体をもう半分に切り離してくれ」


 そんな細切れにしてどーするんだろ。

 細かくしとけば再生しにくいとかそういう話?


「雪だるまブレイク!」


 アーニャは切り離した胴体の真ん中の部分を凍らせた。


「お嬢、その凍らせた部分を湖の向こうにぶん投げろ」


 えっ、向こうにって言ったって結構距離あるけど……届くかなぁ?


 私は凍り付いた湖の上で軽く助走をつけてサメの胴体をぶん投げた。


「どぉぉっせぇぇぇぇい!」


 ごぃぃぃぃん!!


 私が投げた氷の塊は湖の対岸を越え、この空間の果て、透明な壁に激突して落ちた。


「おー。さすが怪力。じゃあお嬢は頭持ってそのままあっちまで渡っちゃって」


 自分は船の上に居るから簡単に言ってくれるけどさぁ……湖面が凍ってるの途中までじゃんか。

 ジャンプして渡れって事なんだろうけどちょっと遠すぎる。


「アーニャ、中間くらいのところ凍らせてっくれる?」


「なんだよそっからじゃ無理なのか? めんどくせぇな」


 ぶつぶつ言いながらもアーニャは私と岸までの間の湖面を一部凍らせてくれた。


 私がぴょんぴょんとサメの頭を担いで飛び、対岸へと着地した頃、アーニャはぷちぷちファイアでサメの残り部分をこんがり焼いていた。


 ここまで妙な臭いが広がってくる。

 近くにいたキャロちゃんは鼻をつまんで涙目だった。


 かわいい。


 アーニャはその臭いに驚いたみたいだけど必死に平静を保ってる。


 かわいい。





とにかく


かわいい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作公開!!
女の子だってざまぁしたい!【おさころ】〜幼馴染が特殊性癖のヤバい奴な上に私より可愛くて腹立つからこいつ殺して私も死ぬ〜
おさころ
渾身の学園カオスラブコメ!!


毎日更新中のこちらもどうぞ
↓クリックで作品へ↓
sample
100万PV&1200ブクマ突破のTSファンタジー☆


毎日数分で読める日記コメディ
「とある魔王の日記帳。」

小説家になろう 勝手にランキング

cont_access.php?citi_cont_id=623303471&s

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ