糞ザコイングリッシュJK。
【サメサメぱにっく】
レア度:★★
攻撃力:45
属性:水
追加効果:出血
耐性:無し
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何故か淡水の湖に住んでいた巨大ザメの怨念が籠った武器。
装着すると拳部分のサメが自立で動き出し、攻撃に合わせて相手を噛み千切る。
このサメに食い千切られた部分から流れる血は止まる事がない。
アンデット以外の敵には非常に有効であり、一撃与えて逃げ回るという戦法も使えるようになる。
うっかり装備者以外が拳部分のサメに触ると食い千切られるので注意が必要。
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「ほぇー。これかなり使える装備なんじゃない? キャロちゃん専用って感じだね♪」
「わ、わたくしがこんなデンジャラス武器を装備するんですの!?」
そりゃ拳に装着系の装備なんだからキャロちゃん以外いないでしょうよ。
でもこれはかなり便利じゃないか?
一撃食らわせてあとは出血死を待つ事も出来るみたいだし。
攻撃力自体はバールより少し低めだけど、その点はキャロちゃんの格闘技で補えるし、彼女には遠距離攻撃も超人化もある。
やばいこいつ完全にチート女だ。
アーニャの方をちらりと見ると、少しだけ羨ましそうにしていたので「種私達で食べればよかったって後悔してる?」と聞いてみた。
「いや、羨ましいのは確かだが私は肉弾戦タイプじゃないの分かるだろ? あの才能を私が持ってても宝の持ち腐れってやつだろ」
「うーん。確かにアーニャが肉弾戦で相手をボコる所はちょっと恐ろしすぎて見たくないかも」
「どういう意味だてめぇ」
「アーニャには刃物が似合ってるよ♪」
「嫌味で言ってんのか? お?」
私がちょっと軽口を叩きすぎて、気が付いたら私の周囲をナイフが取り囲んでいた。
「オゥノーゥ! ヘルプミープリィーズ! ソーリィソーリィ!!」
「その神経逆なでするようなアホ声と糞ザコイングリッシュを辞めろ。今すぐにだ」
「お……おぅ……ごめん」
「わかりゃいい。キャロ、装備の具合はどうだ?」
ガチンガチンとサメが鋭い牙を噛み合わせる音が聞こえてきたのでキャロちゃんの方を確認すると、右手にデフォルメされた可愛らしいサメがくっついていた。
「これストロング感グッドなんですけれど利き手が塞がっちゃうのはちょっとだけ不便ですわ」
「大丈夫だよ。胸の所とか蒸れて痒くなったら私が代わりに掻いてあげるね」
私がしっかりとフォローしてあげようじゃないか。
「ど、どどどどういう事ですの!?」
「真に受けるな。こいつのアホは今に始まった事じゃないんだからスルースキルを身に着けた方がいいぞ」
「スルー? 相手にしないという事ですの? それで問題無いのなら……」
キャロちゃんまでそんなスルースキルを身につけたら毎日の楽しみがなくなってしまう!
こうなったら……。
「とりゃっ!」
「きゃぁぁぁぁぁっ!!」
私を無視するような悪い子は揉みしだきの刑に処すのである。
異議は認めぬぞ。
その後、アーニャのナイフが飛んできた挙句にサメに少し齧られた。
トメ……もとい、キャロも本格的に戦力として加入いたしました☆
これからもハイテンションに突っ走るJKをお見守り下さい☆
(* ॑꒳ ॑*)






