表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/393

スライム相手にイキるJK。

 


「スライムって最弱モンスターでしょ? 私達でも倒せるんじゃない?」


「そうか。じゃああんた行って戦ってこいよ」


「なんで私だけ!?」


「馬鹿だな。万が一あんたが死んだら私が帰還の石使わなきゃならないだろ? 二人で行って二人ともやられたらおしまいだぞ」


 そっか……。それもそうだよね。

 でも馬鹿って言ったのは許さん!

 このフラストレーションをスライムにぶつけてくれるわ!


「おうおうそこのスライム野郎! 私が来たからには生きて帰れると思うなよ!」


「ここがあいつの住まいなんだろうから帰るも糞もないだろ」


 背後からアーニャが私のセリフに突っ込みを入れてくる。


「今大事なとこだから黙ってて! ……おほん! 気を取り直してっと。で、私がだれだかわかってんのか? おぉん? ……えっと、私だよっ!!」


 背後で「ぶふーっ!」と噴き出す音が聞こえたけどそんなの知らない。


 スライムは私を無視してその辺をぴょんぴょん跳ねている。


「私を無視するなぁ!! お前もアーニャも私の扱いがひどすぎるんじゃない!? このっ! このっ!!」


 私はその辺の石を拾い上げてぽいぽいスライムに向かって投げつけてみた。


 すると、ぽちゃん。と湿った音を立てて石がスライムの身体の中に入っちゃった。


 青っぽい色してるけど割と透き通ってるので体内の石が見える。


 あ、消えた。


 石溶けた!!


「え、あれどうしたらいいの!? 私溶けちゃわない??」


「知らん。頑張れ」


 この鬼! 悪魔!


 かくしてスライムと私のしつぜつ……ひつぜす? ひつぜつ! そう筆舌に尽くしがたい血で血を洗うような激戦は幕を開けたのだ!


 石を拾っては投げ拾っては投げ、私の石ころガトリングガンが火を噴いた。


「おい全然相手にされてないじゃないか真面目にやれ」


「うるさいなぁ! これからだよこれから!」


 今度は石ころじゃなくて岩。持ち上げられる程度の、なんとか投げられる程度の、うわこれ重たい! なんとかそれを持ったまま私を無視するムシムシスライムに近付いて頭から、って言ってもどこが頭か分かんないけどとにかく上から落としてやった。


「くらえ ミョルニル岩石!! ていやっ!」


 ぱぁんっ!!


 結構大きな石だったから衝撃に耐え切れずにスライムが弾けた。


 ぶにっとした液体が飛び散って私の服にもかかる。


 じゅーっ。


「うわ溶ける溶ける!! 服溶ける! エロ同人みたいになっちゃう!!」


「……」


 突っ込みが飛んでくると思ったのに、振り返ってもアーニャは無表情でこちらを眺めていた。


「ちょっとなんか言ってよ恥ずかしいでしょ!?」


「私はあんたの友達だって事が恥ずかしくなってきたよ……」


「そこから!? ねぇそこからなの!?」


「いいから前見ろ。また集まってきてるぞ。復活するんじゃないか?」


「おぉ? いい度胸だやってやんよ!」


「その意気だ。頑張れ。応援くらいしてやるし骨も拾ってやるからな」


 んー。そこは素直に応援だけにしてくれると嬉しい。

 いや、死んだらちゃんと骨拾ってってくれないと困るんだけどさ。


「気になったんだけど、もし私がやられて溶かされたとするでしょ? 何も残らなかったら復活できるのかな?」


「……」


「ちょっと何とか言って!」


 そこは即答してくんないと困る!!


「逃げるぞ」


「逃げるんじゃない! これは戦略的撤退だぁぁぁぁっ!!」


「うるせぇ大声出すなこっちきたらどうするんだ馬鹿!」


「あー! また馬鹿って言った!」


「馬鹿は死んでも治らないってのは本当だったな」


 ……確かに!!




ただのスライムにすら歯がたたないJKでした。

いろいろお嬢なりに頑張ってはいるんですけどね(^_^;)


でもこのまま終わったりしません。そこはダンジョンらしくアレなアレを手に入れて逆襲が始まりますよ☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作公開!!
女の子だってざまぁしたい!【おさころ】〜幼馴染が特殊性癖のヤバい奴な上に私より可愛くて腹立つからこいつ殺して私も死ぬ〜
おさころ
渾身の学園カオスラブコメ!!


毎日更新中のこちらもどうぞ
↓クリックで作品へ↓
sample
100万PV&1200ブクマ突破のTSファンタジー☆


毎日数分で読める日記コメディ
「とある魔王の日記帳。」

小説家になろう 勝手にランキング

cont_access.php?citi_cont_id=623303471&s

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ