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ママと妹とJK。


「おかえりなさいおねえちゃんたち。あとママ♪」


 家に入るなりこじこじが出迎えてくれたはいいんだけど私じゃなくてとりあえずキャロちゃんに抱き着くのはちょっとだけ寂しい。


 さすがママ……。


「こじこじちゃん良い子にしてました?」


「うん。ちゃんと良い子にしてたよ? ママ褒めて♪」


「はい♪ えらいですわー☆」


 ぐぬぬ……やっぱりちょっとだけ嫉妬心が……。


 キャロちゃんもおねえちゃんだったらきっとこんな気持ちにはならなかったんだろうけれど、ママなんだから仕方ない。


 でもなんでだろう。

 キャロちゃんはやっぱりママって感じがするんだよなぁ。


「さて、それはそうとダンジョンはどうなってる?」


「あ、そうだったね。じゃあちょっと覗いてみようか?」


 私達は装備品の準備をして、ダンジョンに潜ってみた。


「入れるには入れるみたいですわね?」


「……そうだな。おいナビ子! 聞いてるか? そっちの準備はどうなってる!?」


 私達がダンジョンに入って、まず目の前に広がったのはあの大蜘蛛の軍曹さんを倒したフロアだった。


「ここ見てるといろいろ思い出しちゃって身震いしますわ……」


 まぁキャロちゃんの言う事も分かる。

 だってあれは本当に大変な闘いだったもんね。


『あっれ、もう来ちゃったんですかぁ?』


 ナビ子だ。


「こっちは待ちくたびれてるんだ。そろそろなんとかしてくれ」


『えーっと、本当はもう少し待ってほしい所なんですけど……というか、その子誰です? 新しいメンバーですか?』


「……おねえちゃん達とママの仲間なのにゃ」


『……なんですこの子めっちゃ愛おしいんですけど』


 おお、ナビ子よ分かるか? 気が合うじゃないか。


「聞いて驚け。こいつは他のダンジョンで仲間にしてきたんだ。私達はお前が準備してる間に他のダンジョン一つクリアしてきたぞ」


『えっ!? ちょ、ちょっと待って下さいねー? えーっと……もしかして湖島邸ダンジョンの事ですか? 現在この地域でクリア済みというとそれくらいですが……』


「それ私の家にゃ」


『なんと……。まさか知らない間に固有ダンジョン攻略者になっているとは驚きました

 ……それでどこまでご存知で?』


「あっちのナビ子はかなりアホの子だったからな。いろいろベラベラ教えてくれたぞ?」


『あのおバカ……あとでお仕置きが必要ですね。まぁ、どっちにしてもクリア済みでしたらしばらくしたらあの子も消えますが』


 それはちょっと聞き捨てならないぞ。


「担当のダンジョンがクリアされたらナビ子は消えちゃうの?」


『ええまぁ。その為の存在ですから必要なくなってしまえばそこまでですよ? あ、でも同情されても困ってしまいます。貴女達にはぜひともクリアして頂きたいですし』


「それは選ばれた人間の育成っていうのに関係してるんですの?」


『はい?』


 あー、キャロちゃん……やっちまったなぁ。


こじこじ参入後初ダンジョン!

このまま先へ進む事が出来るのか……?



余談ですがこのたびメイン作品である

ぼっち姫は目立ちたくない!

がブクマ1000到達しましたヽ(=´▽`=)ノ


未読の方はぜひぜひ各リンクから覗いてみて下さいね☆彡


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