やっぱりもやもやするJK。
「はぁ……」
私達は学校が終わるとすぐ三人でダンジョンショップへ向けて出発した。
「なんだかお嬢がちょっと元気無い気がしますの……」
「こいつなんか調子悪いみたいだから気にしなくていいよ」
あぁ、アーニャの冷たい言葉はちょっと安心する……。
どんどん私がこじれていく感じがするんだけど自分で自分の事がちょっと心配になってきた。
「いつも通り。大丈夫だよ。私」
「やっぱり変ですわ……」
キャロちゃんもなんかかわいそうな物を見るような目で私を見てくる。
だけどこっちはゾクゾクしないなぁ。
やっぱりアーニャじゃないとダメみたい。
私にはアーニャが必要なんだなぁ。
「アーニャ……ずっと私と友達でいてね」
「なんだよ急に……当たり前だろうが」
……うぅぅぅ……これは喜んでいいのかなぁ。
私の悩みはまだしばらく続く事になりそうだ。
とりあえず今はこれに関して悩んでても解決しそうにないのでアーニャの事は保留。
素直に喜んでおく事にしよう。
「ダンジョンショップっていうのは結構遠いんですの?」
「んー。歩いて十五分ってとこかな。そんなに遠くはないだろ」
ダンジョンショップのだんじょん屋は学校から私の家とは反対方向に十五分程歩いた所にあるんだけど、何故か繁華街から一本逸れたあまり人通りの無い道にぽつんと店を構えている。
お客はいつもそんなに居る感じは無いけど、やっていけてるのかなぁ?
太い固定客が定期的にくる店だろうからそれで充分なのかもだけど。
「あ、そうそう。お嬢には言ったんだけど、だんじょん屋に寄った後に繁華街の方でタピオカミルクティ飲んでいこうぜ。奢るから」
「えっ、私も一緒に飲みたいので大歓迎なんですけれど、そのたぴおかなる物はどういったミルクティなんですの?」
あぁ、この子タピオカ分からないのか……。
「あのね、タピオカっていうのはキャッサバっていう芋の……」
「芋!? ミルクティに芋が入ってるんですの!? why!?」
「あー。うん、とりあえず実物見てから驚いて」
ちょっと説明が面倒になっちゃったごめんキャロちゃん。
相変わらずアーニャはそんなやり取りを見てニヤニヤしてる。
「ほんとにお前らのそういうやり取りは可愛いよ」
ばっ! 馬鹿な……。
いや、ダメだダメだ。今は考えるな……。
アーニャは今そういうお年頃なんだ。
メンタル的に不安定になって私に対して妙な事を言ってからかおうとしてるそんなお年頃なんだ。
そうじゃなきゃ私に対して可愛いなんて言う訳が……。
……いや、まさかキャロちゃんに対して言ったのか?
くっそぉぉぉ!!
それはそれでもやもやする!!
のほほん移動回と見せかけて……。






