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宿命の隣  作者: スプレー妖怪
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28話 城攻略

28話 城攻略


「二柱もいるのは問題だよ。ボクは戦えない。どうするの?」

「でも情報はくれたからどうにかするよ」


ダンダリオン、アンドロマリウス。能力は千里眼と心読み。

重要なのは一人にしか出来ないこと、あくまで二人で一つずつやっていること。


「千里眼を持っていて通信系の魔法か魔術を使っていたならいつでも追いかけることが出来るね」

「仕掛けがわかったのはいいこと」


情報が手に入ったのは有益だ。それだけでも感謝しなくちゃ。ついでだけど雑魚狩り用の戦力も手に入ったしね。


「一週間だけだけど随分と強くなったね~。ルツが押した理由もわかるかも」

「有難うございます。それじゃあいきましょう」






「今回は総力戦に近いところがある。まだ心読みはしてこない筈だから作戦はばれてないと思うからよろしくね」


きっと刀夏なら百人までは止められるはず。


「そういえばどうやってあの二人にばれずに調べられたね。裏切りなんて一瞬でばれそうだけど」

「それは簡単。能力を使うのも制約に引っ掛かるからね」


先頭行為と見なられるのか。

暫く近づくと百人ほどの兵力が来ている。つまりあとは十人と二人。


「ここ、一人で守れそう?」

「流石に無理かな?結局は一対一仕様なのだよ」


口調が変だし。


「少しだけ」


なるべく今まで使った技のみでやっていきたいけど実現には出来ない。さて、どうやるか。

後ろに三十の魔法隊がいる。


「ミカゲ、魔法隊を少し驚かせてきてくれ。ある程度崩れたら戻ってきて」

「わかった」


前にいる七十人は構えたまま動かない。きっと出方をうかがっているのだろう。

ここは、出る!

レイが勢いよく出た瞬間にそのちょうど正面が空くように動く。その間からはファイアボールが大量に飛んでくる。


「クソッ!めんどくさい攻撃だ」

「これじゃあダメだよ~。雪花の構えが使えない。どの型がいいか決められないな~」


取り敢えず前の奴を斬らなきゃ。その間に何か策を練ってもらおう。


「斬魔!」


斬魔は基本の技、魔力で斬撃を飛ばす。

しかし防御魔法で防がれている。この防御魔法を放った瞬間ならきっと入る!

身体強化をいつもより強く意識して突撃する。流石に何度も張れないようで武器で防いでくる。


「サイドから槍!」


「分かってる!」


狙いは体!

すごい勢いで跳躍し避ける。そこで気付く。


「釣られた!」


魔法を使えなかったのではなくて使わなかっただけ。

三十人中十五人がこっちに向かって魔法を放っている。


「移動魔法、グラスホッパー!」


しかしちゃんと発動できない。


「やっぱだめか」


何でダメなんだろ。


「ファイヤーボールは全て射ち落としてやる。そのうちに何かしろよ?」

「…了解」


どうしよう。今重要なのは時間稼ぎ。ミカゲが近付くほどの時間を稼がなくてはいけない。



殺気を感じ勢いよく体をひねり後ろの方を向く。

ギャインッ!

クレスは魔法を守ってる。なので剣で防ぐしかなかった。

俺は低い、敵は高い位置関係で絶対的に叩き落とされる。

そして体勢が崩れているレイに受け身は取れず叩きつけられる。

しかし叩きつけられた割には痛みが少ない。地面は泥になっていた。


「終わりだ」

「君がね」


その言葉を相手は聞けていない。既に死んでいるから。


「四蒼流四ノ型一番、雪牙」


四ノ型は抜刀術。しかしその存在自体を知らないレイには何をしていたのか理解をしきれなかった。


あれが四ノ型。振った瞬間が見えなかった。あんなの見えないし防げるわけがない。


「大丈夫~?」

「…平気だよ」


まだまだ隠してたのか。色々ぶっちぎったものを感じる。誰が考えたものだよ。

決めたと思っていたので相手も硬直状態に陥っていた。それを見や否や相手の魔法部隊の殲滅に乗り出すミカゲ。


ジュシャッ!


五体程仕留めたところでミカゲの方に視線が集まったところで今度はこっちが攻め立てる。


「チャンスを無駄にしないでよ~」

「チャンスを作ったの刀夏じゃ無いですけどね」


フレイム!


「ファイヤーウォール!」


魔法を放った瞬間にチラッと刀夏の方を見ると刀と体捌きだけで次々と繰り出される攻撃を全て防ぎ、更に次々と切り捨てていく。


「強すぎでしょ…」




その頃ミカゲは建物に隠れもう一度チャンスをうかがっていた。


「私とはレベルが違う。天地の差。どんどん差がついてく」




十人目を切り捨てた瞬間声がかかる。


「そろそろいいよ~。あと五十人なら余裕だからね」

「遠慮なくいかせていただきます。ミカゲ!」

「了解」


突破したレイとミカゲはそのまま王城に入る。


「Aだ」

「わかった」


Aスタイルは相手が武器を振った瞬間に合わせて武器を弾き、その瞬間にもう一人が潜り込む定石の技だ。


「今!」


ミカゲは一言と共に突撃し、腹部をキレイに切り裂いた。

その直後にも兵士が次々といたが連携を少しずつとれるようになってきて苦戦は強いられなかった。



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