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宿命の隣  作者: スプレー妖怪
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26話 疑心暗鬼の人達

26話 疑心暗鬼の人達


崩壊しかけてる?話題は移り変わり魔法の講義になっていたが

ミカゲは喋っている途中で小太刀を抜く。


「見えた。門の左側の所に武器を持って構えてる…気がする」


最後の最後で弱くなったよ。


「わかった。でも次からは見えたら報告だけで。そうじゃないと危険を察知したことがばれちゃう。不意討ちは油断に繋がっているんだよ」

「余裕で殺せるからな。カウンターを決めやすい」


武器を持ってると分かってるとはいえあまりいい状態じゃない。相手はおそらくこっちの武器を知っている。それに対してこっちは情報がない。ここではどんな武器が使われていることが多いとかその他もろもろ。


「魔法を用意しておこう。きっと使える」


レイが用意したのはアイスバレット。使い方は小さな氷塊をつくりそれに対して真っ直ぐ飛ぶように命令をしている。マジックバレットと違い貫通力や改変力も小さいためすぐに修正されるものだがあそこにいる弓兵を撃ち抜くには充分。


もうすぐ入る。カウンターのタイミングを見極めろ。


カサッ、


ミカゲの情報通りの場所にいる!


レイは瞬時に剣の腹を使い大剣の軌道を反らす。


「今だ!」

「一撃!」


そのタイミングで矢を放つ。

高台の奴はあまり戦闘経験がないのか?タイミングが遅い。

ミカゲは両腕を斬る。

え?はやっ!いつの間にそんなスピードで振れるようになったんだ?防ぐとしたらギリギリだ。


「弓兵は下手すぎ」

「こんなんじゃまともな…」



矢に魔術が仕込まれてた。ちょっと油断しすぎてたか。

シュブォン、


「助かったよ、クレス。まともに使ってるところ無かったから忘れてた」

「いやいや、ちょっと前に使ってたから!」

「そうだっけ?」


はっ!


「氷塊を認識出来ない」

「お前の作る氷、綺麗だからな。そう簡単には分からないだろ」

「いや、防いだ」


弓兵じゃない?今日は曇っているから反射もほぼない筈。それで認識するなんて。


「あれは矢をわざとらしく外しただけ?」


高台にいる相手はいつの間にか射っていた。数十発。


「これはまずい。一度退散しよう!」


ミカゲとレイは全力で走って逃げる。








逃げた先は森。しかも暗くなってきているこの時間帯でここなら見つかる事は低いだろう。

ミカゲとレイは腰を降ろし、三人で話し合う。


「はぁ、はぁ、これは手強いかも。まさか仕掛けていたやつ全てがただの操作だったなんて…しかもあの魔力操作の能力、とても通常の奴とは思えない。あんなのが出来る時点で僕たちの方が劣っているだろう」

「冷静に見てもあれは一人の手とは思えない。追い払うための作戦の可能性の方が高い」

「じゃあどうする?」


ミカゲはもう手詰まりなんじゃって顔をする。


「あそこは拠点の一つなのがよくわかった。これだけでも成果だとしよう」

「そうか?あれは情報統制こそ敷かれているが重要なのはそこじゃないと思うぞ?実際は熱烈歓迎な攻撃。誰も帰す気が無さげだ」

「どういう事?」


()()()()()()()()()()()?」

「た、確かに。情報統制が出来ていて尚且つ噂は流されてる。ここはもとから国の中でも小さめだからそこまで大きな噂はたたない。情報統制なんかしたらただでさえ揉み消しているのに情報を流せるほどの力」

「大国でもないのに噂の流れ方が異常だ」


その話を聞いてミカゲはやっと反応する。


「そういうこと。全くわからなかった」


知識はついてきているけどそれ以外は微妙なところかな?


それとあの魔法、精度が良すぎる気がする。気がするだけだけど。


「噂に関してはこう思うしかないと思う。()()()()()()()()が出来る程の力の持ち主が少なからず存在している」

「は?流石にないだろ。そんなところで冗談なんか…」

「これは冗談の話じゃない。現にクレスは精神干渉を受けていたでしょ?」

「…」


反応がなくなったクレスを見てミカゲが心配をする。


「クレス?」

「…確かに」


「僕たちはもっと警戒して動くべきだよ。下手すると僕だって既に記憶改竄されているかもしれない」

「えっと、クレスが精神干渉を受けた?って?」

「分かってなかったのね。今体は別の場所にあるでしょ?」


ミカゲはその言葉に小さく頷く。


「つまりクレスは体から離れているんだ、精神が。本来体にあるべき精神を剣に移している。それはおそらく精神干渉の一種でしょ?」

「ん?ま、あ、そうなのかな?つまりはルツ程の力があれば誰でも出来るかも知れないって事」

「まあそれについても流石に情報が少なすぎる。後回しだな」

「情報と臆測は増えてもそれを真実と嘘のふるいにかける事が出来ないね」

「ならここを攻略する方法を考える。私はこの森から少し近づいて情報を引き出す」


確かにミカゲ一人なら何とか潜入も出来るか?

ミカゲの顔を見ると希望が見えている目。キラキラしたものを感じる。


「じゃあ、お願いできる?」

「承知」

「こっちはどうするんだ?」


「よく分からないけどあの人?は一週間以内にこの国を潰さないと来るって言ってた。でもそれは最後の手段。今練習することはグラスホッパーを完成させることだ。攻略は情報が来てからかな」

「それは吹き飛ばすのとは違うのか?いつもいってるけどいまいちわからねーんだよな」


グラスホッパーは吹き飛ばすのでは無くて力の流れを反対に飛ばす魔法。色々な魔術師が使えたらしいけど基本魔法は魔法、剣士は剣士という頭の固かったので雑魚魔法として言われていたが魔法を使う前衛職として、これは絶対に出来るようにならないといけない。

文章力、ナサスギィ。

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