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おまけ ※ネタバレ及びキャラ崩壊の恐れあり

 傀「どうも、偽物傀儡です」

 コ「コクだよ、暇だったから来た」

 セ「セレナです、コクに連れて来られました」

 シ「シアンよ、そもそも私たちの家でやる必要があるのかしら」

 オ「オースティンだ、物置でやる分には構わないがな」

 イ「イグナです、オースティンさんが稽古つけてくれないので」


 傀「それではおまけという名の裏話暴露回、いってみましょう!」

 コ「基本的には私と」

 セ「私がやります」



 ==始原の精霊たちについて==



 傀「これはコク主体で行きますか」

 コ「私たち始祖精霊は六属性を生んだモノでありすべての精霊と世界を生んだモノだよ、終わり」

 セ「それじゃ雑すぎるんじゃ……」

 傀「因みに“始原の精霊”が正式名称で別名が“始祖精霊”なのですが殆どの場合始原の精霊たちは“始祖精霊”と名乗ります」

 セ「これはどうして?わざわざ別名を使うなんて」

 コ「私達は始祖様が大好きだから。始祖様の名前が入っているだけでそっちの方がいいんだよ」

 傀「そんなものですね」

 コ「そんなものだね」

 傀&コ「ハッハッハッハッハ」

 セ「………。(どうしよう、ついていけない)」


 セ「あ、そういえばコクの姉弟って他にはどんな人がいるの?」

 傀「それじゃコク、説明よろしく」

 コ「はいはい。年齢順に言っていくとしてまず私が長女ね、次が次女のスイ、その次が長男のエン、その次が三女のゲツ、その次が次男のフウ、最期に三男のコウ。属性は闇、水、火、土、風、光の順番だね」

 セ「闇が最初で光が最後なんだ………」

 コ「殆ど同時に生まれたから大した差はないけどね、私以外は」

 傀「コクだけちょっとだけ前に生まれてきています」


 セ「強さの順序は?」

 コ「それを聞くんだ……相性もあるから一部断定は出来ないけれど単純な魔力量だったら強い順に私、エン、スイ、フウ、ゲツ、コウだと思うよ」

 セ「そのコウ君が一番弱いんだ」

 コ「生まれた順とは違って力の差は結構あったりするよ。コウはダントツで弱いからそこら辺の魔王や神ぐらいの奴なら十分戦えるんじゃないかな」

 傀「勝てるとは言いません、戦えると言ったんです」



  ==始祖について==


 傀「万能だから何もできないってよくあるネタですよね」

 セ「どういうこと?」

 傀「何かを作っても人間のように達成感が得られないためそもそもやる気が起きないってこと」

 コ「始祖様はとても優しいお方だよ、私たちのお父さんと言うべき存在でもあるよ」

 傀「小説中に実際に本人が出てくることはまずないかと」

 コ「圧倒的すぎるしね」

 傀「コクだけで十分圧倒的なんですがね。あと他の始原の精霊たちも出す予定はありません、一応出す場合の状況とかは考えてあります」


 コ「そのための伏線はすでに張ってあるんでしょ?」

 傀「あります、と言うか次の次でそれの解説行きます」

 コ「本気?」




 ==“災厄”について==


 傀「なんかまともに解説するって新鮮」

 コ「一応私もセレナも前作キャラに比べればまともだからね」

 セ「前作?」

 コ「セレナは気にしなくてもいいよ、おまけの中での癒し役なんだから」

 傀「そうそう」

 セ「なぜか馬鹿にされた気がする………」


 傀「それで“災厄”についてですね、これは自分が解説します」

 コ「私はあれについてはあまり詳しくないからね」

 セ「結局私が攫われた意味がわからないよ」

 傀「“災厄”はコクもとい闇の始原の精霊の力を人為的に引き出し、利用する為の機械です。呼び名は色々ありますがまあ“災厄”か“闇”で行きましょう」

 コ「私の力を無理やり引き出す装置と考えればいいね」


 傀「具体的な効果としてはコクの魔力を引き出し、吸収の効果を持つ闇を装置を中心にどんどん広げるという広範囲破壊兵器と言う何とも物騒なものですね」

 セ「コクは一度捕まったのに逃げ出せたんだよね、どうやったの?」

 コ「正確には私は何もしてないんだけどね………」

 セ「どういうこと?」

 傀「首飾りのおかげです。装置にコクがセットされ“災厄”が起動したまではよかったんですがちょっとした拍子で首飾りが外れて急激に魔力量が増えたため機械の許容限度を大幅に超えてしまいエラー及び爆発、コクが脱出という事です」


 コ「設定をきちんとしないとは………」

 傀「首飾りがある状態で設定しちゃったから、因みに首飾りありの状態のコクが十人いても本気のコクには勝てません」

 コ「首飾りでかなり抑えられてしまうからね」

 傀「そもそも首飾りはコクの力を抑え込むものでもないんですよね」

 コ「首飾りは強力な光属性で私の魔力を打ち消しているんだよね。私が魔法を使っても世界を滅ぼさないぐらいにね」

 傀「緩衝材と考えて貰えればいいかと」

 セ「………。(またついていけないや)」


 傀「セレナちゃんが置いてけぼりになっているので次行きましょか」



 ==湖の畔の町について==



 傀「あの町は“災厄”の被害を受けてないんだよね」

 コ「他にも受けてない町はあるよ、それにはとある共通点があるんだよね」

 傀「それが一応張っておいた伏線です」

 セ「それ言っちゃっていいの?」

 傀「……あ」

 セ「馬鹿」


 傀「ま、まあ大丈夫でしょ。それじゃ説明をコクよろしくね」

 コ「わかったよ。最初に私たち始原の精霊が喧嘩して離れ離れになったって話憶えてる?」

 セ「一応、何か関係あるの?」

 コ「その時の喧嘩は二つに分かれて言い合っていたんだよ。私とエンとフウ、スイとゲツとコウの二極にわかれてね」

 傀「世界が崩壊しそうな喧嘩ですよね」

 コ「そしてその時私が対立していた相手、要するに水と土と光属性とは反発を起こしているみたいなんだよ」


 傀「土と言っても結構強力な土の属性を帯びてないと意味ないけどね、普通の地面とかじゃ無理」

 コ「あの森が無事だったのはこの作品では木も土属性に属するものとしているからだよ、あの夫婦の力だね」

 傀「まあそんな感じです、ただの木では意味がないのであの村は結局無意味な閉じこもりですね。むしろ逃げ場を自らふさいでいるのですよ」

 セ「無知って怖い」



 ==物語裏==



 傀「この物語はかなり改変が施されているんですよね、そもそも向こうと話を繫げようと考えていませんでしたし」

 コ「私も登場しなかったしね」

 セ「私が一人で主人公やるはずだったんだっけ?」

 傀「そうそう、それでお供としてイグナが付いて行く形になる予定だったんですよ」

 イ「本当に酷い格下げだよ……」

 傀「でもキャラがキャラだったからこれで良かったとは思ってる」

 コ「君って本当にキャラの扱いがはっきりしてるよね、いい意味でも悪い意味でも」


 傀「さて、前作と違って今作は決まってからは一本道だったので裏話少ないんですよね」

 コ「暴露するにも隠していたものがないと」

 セ「少ない引き出しだね」

 傀「地味に心に刺さる言葉を……否定は出来ないけど」

 コ「まあ気になった点や何かおかしな点があったらメールか何かで教えてくださいってことだね」

 傀「そうしていただけると非常に助かります、主に作者の精神面が」

 セ「しっかりと読んでくれてるってわかるからね」



 ==最後の挨拶==


 傀「それでは最後と言うことで。この小説はどうでしたか?」

 コ「因みに作者はこの小説はかなりの駄作だと思っているよ」

 セ「設定は適当、解説も描写も適当。酷い出来だよね」

 シ「それでも読んでくださった方がいると言うのは嬉しいものです」

 オ「次こそは今回の経験を活かすと張り切ってもいるぞ」

 イ「それで結局駄目なんだから笑える話だよね」


 傀「それでも、それでもなるべく皆さんに楽しんでもらえるように努力は惜しまないつもりです」

 コ「そのやる気を勉強にも使いなさい」

 傀「無理」

 コ「清々しいまでの駄目男っぷりだね」

 傀「まあそれは今は置いておいて、最後の挨拶行くよ」


 全員「「「「「「ご愛読、ありがとうございました!!!!!!」」」」」」



 シ「…それじゃ、下にお菓子用意してあるから本編に戻ってしまう前に食べましょうか」

 セ「はーい」

 コ「やれやれ」

 傀「ちょ、台無しだよ。本当にここまで読んでくださり有難うございました、次回作もよろしければお願いしますね」

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