表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

ステータス

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

伊藤 達郎 (27) レベル : 1 性別 : 男


ジョブ : 無職 種族 : 人族 GP : 0


体力 : E 魔力 : E

筋力 : E 耐久性 : E+

抵抗 : E+ 俊敏 : D

知性 : B 器用 : C+


アビリティ


スキル


称号

異世界人

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「何だこれは?」


「それは、マスターのステータスです」


「ステータスって、あのゲームとかに出て来るあのステータス?」


「はい、あのステータスです」


マジかよ、それじゃあ本当にこれは……


「現実?」


「ご理解いただけたでしょうか?」


彼女は無機質な声で聞いてきた。


「正直まだ半信半疑だけど、とりあえず説明してくれ」


「了解致しました、ではご説明させていただきます。まずはスマートフォンの画面をご覧ください」


俺は彼女に言われた通りにスマホの画面を見た。

画面には、ダウンロードしますか。と書かれておりその下には、「はい」と「いいえ」の2つの選択がある。


「そちらの画面から「はい」をタップして下さい」


俺は彼女の指示に従い「はい」をタップした。


「⁉︎」


すると急に、頭の中に何かが入って来るような感覚がした。

そんな感覚が10分くらい続きやっと治った。


「俺に何をした?」


彼女に問いただすと、彼女は俺の質問に答えた。


「マスターの中にアビリティとスキルをダウンロードをしました」


「ダウンロード?」


「はい、ステータス画面をご覧ください」


彼女に言われステータス画面を開いた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

伊藤 達郎 (27) レベル : 1 性別 : 男


ジョブ : 無職 種族 : 人族 GP : 0


体力 : E 魔力 : E

筋力 : E 耐久性 : E+

抵抗 : E+ 俊敏 : D

知性 : B 器用 : C+


アビリティ

ガチャ・異世界言語・アイテムボックス


スキル

鑑定Lv1


称号

異世界人

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



さっきまで何も書いてなかったアビリティとスキルのところに何かが書いてあった。


「説明を続けてよろしいでしょうか?」


ステータス画面を見て固まってる俺に、彼女が聞いてきた。


「すまない、続けてくれ」


俺は、そう彼女に返した。


「それでは、続きをご説明させていただきます。それではまずスキルについてご説明させていただきます。

こちらの鑑定というスキルはさまざまな物の情報を見る事ができます。またレベルが上がればより詳細な情報が見る事ができます。

続いてアビリティについて説明いたします。

まずは異世界言語についてですが、これは文字通り異世界の言語を理解するのに必要なアビリティです。

続いてアイテムボックスについてですが、こちらはさまざまな物を別の空間に収納することができるアビリティです。

最後にガチャについてですが、ガチャはステータス画面にあるGP(ガチャポイント)と書かれているポイントを消費することでガチャを引くことができます。」


GP(ガチャポイント)?」


「はい、GP(ガチャポイント)はある事をすると獲得できるポイントのことです」


「ある事?」


「はい、説明をする前にスマートフォンの画面をご覧ください」


彼女に言われて俺は、スマホの画面を見た。

すると画面に「クエスト」「受理」「達成」と書かれている項目があった。


「クエストと書かれている項目タップしてください」


俺は彼女にに言われてクエストをタップした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

チュートリアルクエスト

部屋から脱出しろ。


報酬

1,000GP


このクエストを受けますか。


「はい」「いいえ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「クエスト?」


「はい、こちらのクエストをクリアすると、さまざまな報酬を手に入れる事ができます。

それではまず、クエストを受けてください」


彼女に言われ「はい」をタップした。

すると画面に、クエストを受理しました。とでた。


「これでクエストを受けたことになりました。

それでは外に出て見ましょう」


「外に?」


「はい、今のでそちらの扉の鍵が開きましたので、外に出る事ができます」


彼女に言われ俺は、扉の方に目を向けた。


俺は扉に近づき確認した。


ガチャ


「開いてる」


俺はそのまま扉を開いて外へ出た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ