1、それは探すだけの価値のあるもの
リルルが初めて鍵を貰ったのは、まだ片手の指で自分の年が伝えられた頃で、記念すべき送り主は祖母だった。3月終わりに誕生日が来るとやっと6歳になる。暦の上ではもうじき春になるけれど、まだまだ外は寒かった。
「お前が大好きだよ、リルル、」
先代の女王としての役目を終えて、普段は離宮で暮らす祖母は、まだおばあちゃんというには随分若くて、どう見てもお母さまと呼んでも間違いなさそうなんだよね、とリルルは思っていた。
祖母の膝の上で祖母を見上げ、「嬉しいな、おばあちゃん、大好き」と言ったリルルに、祖母は嬉しそうに微笑んだ。
「さあ、鍵の交換はできた。今晩、おばあちゃんと夢の中で会おうね、リルル。でも、これは秘密だから、決して、誰にもお話しちゃいけないよ? わかったね?」
「ええ、おばあちゃん、約束を守らないと。私は王女様だもの。」
祖母が何を言っているのか意味がわからなかったけれど、知ったかぶりをしてリルルは微笑んで、祖母に抱きついた。姉のラウラ・クリスティーナはいばりんぼうでリルルのことを叱ってばかりでも、いつも「王女らしく誠実でありなさい」と言っていた。
「お姉さまに怒られちゃうもの。」
えへへ、と笑ったリルルは、まっすぐの漆黒の髪を揺らして、茶色い瞳で優しく祖母を見上げた。白い肌に赤い唇の美しいリルルは、幼いながらに、王家の血が色濃く出た容姿をしていた。
漆黒の髪に白い肌、茶色の瞳、赤い唇、美しい整った顔立ち、長い手足、細い腰、程よい大きさの胸…、母親も祖母も、王族に生まれ同じような容姿をしていた。姉のラウラ・クリスティーナも同じだった。ただ、ラウラには右の目尻に小さな黒子がひとつある。
父も祖父も、茶色い髪に薄緑色の瞳の、この国ではよくある色合いの、背が高くがっちりとした身体つきだった。共に婿養子で、王配と呼ばれる女王を支える配偶者として貴族から養子に来た者だった。
幼いリルルが夢の世界へと旅立つ時間は早い。その日は祖母はまた起きればいいわというつもりで早くベッドに向かった。侍女達は下がらせ、寝る支度をする。
「おばあさま、リルルの夢に向かうのね?」
珍しく部屋にラウラが来て、ベッドの傍にソファアに座っていた。カーテンが開けられた窓から、月明かりが差し込んでいる。幼いながらも美しいラウラに、優しい月の光が輝く。
「そうだよ、ラウラ、こんな時間にどうかしたの?」
私の孫たちは同じような容姿をしていても、性格が全く違う…。祖母であるエレナはラウラの頬を撫でながら尋ねた。
「私は、リルルに教えなくてもいいと思うわ、おばあさま。あの子はいつか王族ではなくなる娘だもの。降嫁した時に、こんな秘密を抱えたままでは、いつか苦しむ日が来ると思うの。」
「ああ、お前は、優しい子だね、ラウラ。」
ゆっくりとラウラを抱き締めて、エレナは微笑んだ。
「私達がきちんと正しいことを教えてあげないと、知らないまま大人になった時、リルルは鍵だけ手に入れて、その鍵が何なのか知らないままなのだよ? それは可哀そうだとは思わないのかい?」
「思うけれど…、」
不貞腐れたようなラウラに、エレナは優しく言い聞かせた。
「お前だって、夢を見るたびに、掌に増えていく鍵が何かを知っているかだけで、随分心が軽くなるだろう?」
「…そうだけど…、」
「リルルも同じなのだよ? リルルは降嫁して、私達よりも困難に満ちた世界で生活していく事になるのだよ? その時に、鍵が増えていく事で心が強く持てるのなら、その鍵を使う使わないは置いておいて、とっても素晴らしいことだと私は思うのだよ。」
にっこりと微笑んだエレナの顔を見て、ラウラは上目遣いに頷いた。
「さあ、お行き、ラウラ。おばあちゃんは今からお仕事に行かなくてはいけないのだよ。お前の大事な妹が待っているからね。」
くすりと笑って、エレナはラウラの顔を見た。
「お前はリルルと交換はしてやらないのかい?」
ラウラは口を尖らせた。
「リルルの次のお誕生日までに、ちょっといい子になったら考えてあげてもいいわ。」
「そうかい。せっかくの血の繋がった姉妹なのだから、早めにしてあげてもいい気がするけどねえ。」
エレナは笑って、ベッドへと腰を下ろした。
「おやすみ、おばあさま。リルルによろしく。」
ラウラが静かにドアを開けて部屋から出て行くと、エレナもゆっくりと、自分の仕事をしに向かった。
若い娘時代の姿のエレナは、仕事をしやすいように男性用のズボンを履いて、白いシャツの上に品の良い臙脂色のジャケットを着ていた。暗闇の中、白く光る階段の続く道をスキップしながら駆け上がる姿は、年を感じさせなかった。エレナは夢の中ではいつも軽やかな感じに若返っている。現実ではもうすでに50代半ばで、穏やかに過ごしているので出歩くことも少ない。
手には今日、リルルから手に入れた鍵がある。可愛らしいピンクゴールド色に輝く捩じったような癖のある金属でできた不思議な鍵だった。
「私も長くこの世界を開けて来たけれど、ねじねじの鍵は珍しいわね。」
大抵の鍵はまっすぐで、大抵の鍵はなんとなくその人自身を想像することが出来た。もしかしてこれは遠い昔に自分が子供の頃、鍵のことを祖母に教えてもらった時に聞いた、あの珍しい鍵なのだろうか。
明るい光が漏れる鍵穴に差し込むと、ゆっくりと白いドアを開いた。
そこはまるでどこかの誰かの物置小屋のようだった。ごちゃごちゃと積み上げられた本、机なのに布団が掛けられている妙な低い机、四角い箱の中には絵が何かを話している不思議な装置、カーテンがひいたままなのに明るい部屋、壁中に置かれている本や細い箱。ベットは寝る場所とは思えない程、ヌイグルミが積まれている。
「ここはいったい誰の部屋?」
エレナは首を傾げた。「ここはリルルの部屋じゃないのかしら?」
「あってますよ、おばあちゃん。」
部屋の奥から幼いリルルにしては背が高い、20代くらいの美しい女性が出てきた。襟の無いもこもこした赤いジャケットを着て黒いゆるゆるのニットワンピースを着ていて、テーブルの上に置いたお盆の上にコップを二つと何かのお菓子を皿に並べていた。丸い堅そうなお菓子は、嗅いだことのない香ばしい香りを漂わせ平たく茶色をしていた。
普通、若返ることはあっても年を取ることの少ない夢の中の世界で、このリルルの姿は異質に思えた。
「おばあちゃん、こんばんわ。私がリルルです。この姿でははじめまして、かな。」
指をパチンとならして狭い部屋の中に椅子を二つ出現させると、リルルはエレナを座らせた。自分も向かいに座って、テーブルの上に置いた盆の上の湯呑をひとつエレナに手渡す。緑色の液体の入った湯呑は小さな棒のかけらが一本立って浮かんでいた。
「これはなあに、リルル。」
「えっと…、茶柱? お茶? グリーンティー?」
首を傾げながらリルルは微笑んで、茶色い硬いお菓子を指差す。「こっちはおせんべいね。おばあちゃん気にいると思うわ。」
恐る恐るお茶を飲むと、熱くて清々しくて清涼感がある味だった。
「おばあちゃんに判るように説明してほしいんだけれど、もしかしてお前は転生者なのかい?」
「ご明察。さすがおばあちゃん、」
リルルは笑って答えた。
「私、リルルの夢の中にしかいられないけど、リルルの前世なの。リルルは私に気が付いていないわ。私の方から鍵をかけているから。」
リルルは手にしたピンクゴールドの鍵をエレナに見せた。エレナも同じ鍵を持っている。
「私ね、前世、日本っていうところでここの世界の一部を見て知っているの。でも、ここでは何の役には立たない知識だから、夢の中だけで満足しているの。いつかリルルがその時が来たらリルルにも話すつもりだけど、その時が来なければ、いつまでも現実世界に私は出てこない予定なの。」
「お前さんは…、もしかして自分の名前を憶えているのかい?」
「ええ、でも、それが何の意味も持たないことも知っているわ。」
「私には教えてくれないのかい?」
「知られるとよくないってことだけは知ってるわ。私の秘密は私の夢を見た人だけが知っていればいい事だってこともね?」
「そうかい…。」
会話のきっかけを見つけようと、気を紛らわせて、エレナは勧められたせんべいを食べてみた。硬くて口の中が痛いけれど、味は好みの味だった。
「それより、おばあちゃん、ちょっと仕組みを教えて欲しいの。私はこの国で生まれて、なんだか妙なことばかりを見てきているんだけど…、どうしてリルルやラウラお姉さまはあんなに婚約者がいるのかしら。」
婚約するということがこんなに簡単に出来るなんて、姉リルルには不思議で仕方なかった。リルルが婚約者を増やすのは遊び半分でも、ラウラはそんな風には見えないのに沢山婚約者がいた。
「ああ、それはこの国の王族の希少性から話さないといけないかもしれないね。お前の母も、私も、同じような黒髪に白い肌、茶色い瞳、赤い唇…、おかしいと思わないかい?」
「えっと、お父さまやおじいさまは普通に茶金髪に薄緑色の瞳をしているわ。そういう、遺伝的なこと?」
「ああ、そうだね、お前は賢い子なんだね。この国の王族は女系で、どういう訳か同じような容姿の子供が決まって生まれる。まれに男子が生まれても、茶金髪で薄緑色の瞳になってしまう。昔不思議に思った学者たちが調べて出した結論は、これは得意な遺伝であるということぐらいなのだよ。」
「何か能力を受け継ぐために必要な条件なのね?」
エレナは小さく頷いた。
「お互いに『好き』と言葉を譲渡しあうと、鍵を手に入れることが出来る。」
「今日私とおばあちゃんがしたみたいに?」
「私達は能力者同士だからお互いが鍵を手に入れたけれど、ほとんどの場合、私達が一方的に相手から鍵を手に入れるんだよ。」
「へえ…、条件は、お互いに好きという言葉を交換すること、なのね。私たち能力者以外の者に貰うと、私達の鍵は向こうには手に渡らないのね?」
「そうだね。鍵を手に入れることがまず出来ないからね。だからなのか、珍しい能力だから、結婚相手も慎重に選ぶようになっていったのだよ。婚約には作法もある。」
エレナは確認するように姉リルルを見た。
「沢山いる相手の中から最良の者を選ぶために、自分の本当の名前を告げて相手からも本当の名前を教えて貰う決まりだ。自分の本当の名前を名乗れない相手とは、まず信頼が築けないだろう?」
姉リルルは神妙な面持ちで頷いた。
「次に、結婚までに相手の心の鍵を手に入れて候補を絞る必要がある。」
「婚約するだけではダメってことかしら?」
まさかね、と思いながら姉リルルは尋ねてみた。エレナは愉快そうに顔を綻ばせた。
「心のない結婚をしたいのかい? 私たちは鍵を手に入れられるのに?」
それもそうだな…。姉リルルは首を傾げた。
「鍵を手に入れて夢を覗いて、裏切る可能性がない者と結婚しないといけないのね?」
エレナは優雅に微笑んだ。
「女王の配偶者は女王を裏切ってはいけない。それは当たり前のことだが、大昔に敵国と内通していた者に騙されてね。そういう痛みがこのような遺伝を生んだのだろうと、私は私の祖母から聞いたことがあるよ…。」
険しい顔つきになった祖母の表情から、血の粛清があったんだろうなと姉リルルは思った。
「この国の国王が女性なのは、臣下の鍵を手に入れやすいからでもあるのだよ。」
夢を操れるなら、人心の掌握は女性の方が容易いということだろう。
「リルルは女王にならないのに、そんな婚約しないといけないのかな。」
「そうだね。リルルは女王にならないけれど、女王の妹だから、政敵に利用されても困るのだよ。」
なるほど、そっちですか。
姉リルルは手の中に握る湯呑に浮かんだ茶柱を見つめた。
「ねえ、おばあちゃん。婚約も、お互いに名乗ったりせずに、好きっていうだけで成立したりした時代もあったのかな?」
「気持ちを伝えるのもタブーとされた時代もあっただろうね。でも、名前を明かせないような相手と婚約しても、嘘をつかれているような息苦しさしか感じないだろう?」
リルルはしばらく考えて、「そうね」と微笑んだ。
「いくら好きでも、名前を呼べない関係なんてつまんないわね。」
「名前を明かせる相手となら信頼は築けるからね。信頼の上に愛情を築いていけるのが重要ということなのだろう。」
「おばあちゃんは、私の今の姿を見て、やっぱり不審に思っているから、名前を聞いたのね?」
「すまないね。私の知っているリルルと違うのなら、私はお前が誰かを知りたいね。私はリルルと鍵の交換をしたはずだから。」
「私は…、自分の名前をリルルでいいと思っているわ。名前で別の人格と認識されてしまうと、いつか私がリルルに溶けていけなくなってしまうもの。」
「そうかい…、ならそれでいい。リルル、お前の知っている世界の説明をおばあちゃんにしてくれるかい?」
「そうね、ここは私の前世では、ある物語の世界とよく似ているわ。ううん、たぶん同じ世界だと思う。私はいつか中つ国へ行ってそこで寄宿学校へ通わないといけないと思う。」
中央の大陸の一番中央にあることから中つ国と呼ばれるその国は、リルルのこの国とは海を挟んで離れていた。大国であるこの国とは縁がある様でほぼ無い。
「それはどうして? 」
「そこで行われている結婚相手探しのゲームに、参加しなくてはいけないと思うの。」
「おやおや。」
くすくすとエレナは笑った。
「お前の婚約者を探すのではなく、お前が選ばれる側になるというのかい?」
「たぶんね。私の婚約者は沢山いて良いんでしょう?」
「ああ、お前が一番いい相手を沢山いる中から選ぶといいよ?」
「じゃあ、各国の王子様が集まるそのゲームに参加して私がつかの間に楽しんでも、私は自分の相手をきちんと選べばいいのだと思うわ?」
「お前はそのゲームの相手に選ばれないとわかっているのかい?」
「ええ、たぶん私は当て馬で、誰かが選ばれる踏み台にされると思うわ。」
まさか悪役で主人公を出し抜いて攻略対象者と結婚する役だとは、正直に言えなかった。
「なんと…! 王女であるお前が踏み台。なんてありえない事なんだろうね!」
エレナは驚いて目を見開いてリルルを見ていた。
「ゲームは楽しいもの。その場にいて参加できるだけでも楽しいわ。私が選ばれることはないとわかっているだけに、気楽に参加できるもの。」
さらっと嘘を織り交ぜて、姉リルルは聞いているだろうリルルにも情報を与える。
「ふうん、中つ国の学校へ通うのかい…。あと10年程の間で、お前はどれだけラウラを説得して外へ出られるようにするかが見ものだねえ。」
にやりと笑って、リルルは言った。
「お姉さまはきっと無理よ。頭が固いもの。ねえ、おばあちゃん、明日にでも私に命令してくれないかな。『お前は最良の自分の伴侶を見つけるために、中つ国に行って学んで来い』って。」
「そうだね、考えておこう。」
エレナはテーブルの上にあった紙を手に取ると、転がっていた鉛筆を手に、何かを書き始めた。
「よおくお聞き、リルル。鍵は心の鍵だ。その者の夢の中を覗くことが出来る。でも、毎日同じ者の部屋に行ってはいけないよ? 約束だ。その者の秘密を暴くようなことを、起きている時間に話してもいけないよ? たいていの者は朝目覚めた途端、夢のことは忘れてしまうからね?」
「ええ、私も忘れちゃうから、夢って誰でもそんな感じよね?」
「そうだよ。だから、夢で見たことは口には出さないこと。いいね? 」
「はい。毎日同じ人のところに行っちゃいけない理由は?」
首を傾げたリルルに、立ち上がってエレナは微笑んだ、
「お前だって毎日同じ誰かが夢に出てきたら、好きなのかもしれないって考えてしまうだろう? 本当に自分が望んでいるのならともかく、お前が興味本位に毎日顔を夢の中で見せているのだとしたら、間違った情報がその者の心に刷り込まれてしまう。それは、心を操っているのと同じだ。それはとても卑怯なことなのだよ。」
「私の夢に毎日同じ人が出てきたら、確かに私も実はこの人のこと好きなのかなって思うわ、きっと。」
「鍵を交換している時点で好きな気持ちはあるだろうけれど、好きにもいろいろあるのだとおばあちゃんは思うよ?」
「そうね。判った。」
エレナはゆっくり微笑んだ。
「じゃあ、そろそろ私は行くよ。そうそう、これは一番重要だけれど、どんなに居心地が良くても、部屋から必ず出た状態で起きること。部屋の中にいたまま相手が起きてしまうと、自分の体の中に帰ってこれなくなるからね。」
「わかったわ、おばあちゃん」
リルルは微笑んで答えた。
「紙にも書いてもらったから助かるわ。リルルに教えないといけないもの。」
「ほう、どうやって本物のリルルに伝えるんだい?」
「リルルは奥の部屋で寝ているの、起きたら伝えるわね。じゃあ、おやすみ、おばあちゃん。今日は教えてくれてありがとう。」
「そうかい、また来るよ、リルル。」
「おやすみ。」
エレナの背中を押して部屋から追い出すと、リルルは微笑んだ。
「さてと。ゲームの続きをしないとね。」
こたつの上に置かれた『ときめき四重奏』と書かれたゲームソフトの箱を見ながら、リルルは眼鏡をしっかりかけた。
「頼んだら楽ちんなんだけどなあ…、」
前世で弟は、結局リュートルートを攻略できたんだろうか。課題を終え深夜の学校帰りに、家でゲームを攻略してくれているはずの弟に差し入れをしようと立ち寄ったコンビニで攻略本の立ち読みしていたら、アクセル全開で店内に突っ込んできた自動車に本棚諸共なぎ倒されたところで、前世での記憶が途切れていた。あれはイヤホンで大音量でサントラ聞いていたから、逃げ遅れたんだろうな…。
「同じ転生するなら、もうちょっと主要人物に生まれ変わりたかったな。」
ゲームソフトのパッケージには、リルルの姿はシルエットでしか描かれていない。最後に登場してどんでん返しを行う悪役令嬢を隠すためにはこんな扱いが妥当なのだろうな、とは思う。攻略本での扱いも同じようなものだった。
「現実生活の中で自分の婚約者も選ばないといけないなんて、面倒なことになったわね。」
リルルは顔を顰めながら呟いて、美しい絵で始まるオープニングを見て、うっとりとした。
ありがとうございました