勇者リノン誕生!
忘れないうちに書いておきたかったので、書かせてくださいm(_ _"m)
とりあえず、日記の所まで書きたいので…。
こちらもお付き合いいただけると、うれしいです。
「リノン、起きて!
今日はリノンの16歳の誕生日だから。
お城に行くわよ。」
…お母さんが起こしてきた…。
「まだ眠い…。」
「ダメよ!ほら、準備して!!」
…なんでお城にいかなきゃならないんだろう…。
…そっか…。
街の決まりで16歳になったら、王様と話す決まりだったか…。
「今準備する~。」
私は準備して、お母さんの待つ部屋に行く。
「ご飯食べたら、行くわよ!」
「ふぁ~い…。」
私は気のない返事を返す。
…めんどくさい…。
決まりって言っても、なんで呼び出されるんだか…。
「王様、こっちに来ればいいのに…。」
「なに、バカなこと言ってるの?
早く食べちゃいなさい!」
そして、お城へ向かう。
16歳…といえば、ここでは大人って扱いになるから。
成人式…みたいな感じ?
お城に入ると、まず係の人?が、私と話しに来た。
「まずはこちらに入ってくださいね。」
「は~い!」
部屋に入ると、賢者?の人が座ってた。
面談かしら?
「失礼します!」
「どうぞ、座ってください。」
座ると、賢者?の人が、私の顔をじーっと眺める。
「…。」
「…?」
何かついてるのかな…。
朝ごはん食べてすぐ来たから…。
「…しばらく待っていていただけますか?」
真剣な表情で賢者?の人が言ってきた。
「わかりました。」
賢者の人は、真剣な面持ちで部屋を後にした。
…早く帰りたいのに…。
「コンコン」
「はい!」
あれ?意外と早い…。
「失礼します。
ちょっと長くなりそうだから、
こちらを飲んでお待ちください。」
さっきの係の人が、お茶を持ってきてくれた。
「ありがとうございます。
どれくらい待つことになるんでしょうか…。」
私は不安(不満?)気に係の人に聞く。
「30分くらいでしょうか…。
ちょっとジータ様の場合、特別らしくて…。」
係の人も困ったように答える。
「そうですか…。
わかりました。」
…30分あれば、お魚何匹捕まえられるかな…。
・・30分・・
「お待たせしました。
どうぞこちらに。」
「はい。」
やっと、謁見の間に通される。
見ると、えらそうな人たちがズラーっと並んでる…。
なんか…お母さんも一緒に並んでる…。
「ようこそ、いらっしゃいました。」
「はじめまして、リノン・ジータです。」
王様に向かって挨拶をする。
「あの…。」
「何か?」
王様に思わず聞いてしまう。
「成人の儀式って、こんな感じなんですか?」
なんか…この雰囲気、怖い…。
「いいや…。ジータ殿は特別なんじゃ…。」
神妙な面持ちで王様は答えた。
…そうようね…。子供1人に毎回こんなに人集めたら、
この国、どうかしてるって思っちゃうわ…。
…って、特別って何!?
「ジータ殿は、勇者の生まれ変わりで…。
今魔王が復活したところなのじゃ…。
ジータ殿にはその魔王を倒してほしい。」
…はぁ?
ナニソレ?
「魔王は人々を恐怖に陥れ…。」
いや、勇者って、なに?
もう、王様の言葉は耳に入らない…。
「仲間を増やし、どうか魔王を倒してほしいのじゃ。
これは、旅の準備金100ゴールド。
受け取ってほしい。」
…意外と奮発してる…。
…マジか…。
…断りたい…。
「リノン…立派になって…。」
!?
お母さん泣いてる!?
「…わかりました…。」
「頼むぞ、ジータ!
それと城の宝物庫に装備もある。
好きに使てほしい。」
「…はい…。」
どうしよう…勇者になっちゃった…。
…。
やっぱり、私の書き方だと、目的地に着くのに時間がかかりそうです…(;´・ω・)
本編次作の更新待たれてる方、ごめんなさい…m(_ _"m)