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第三片-静かなる葉嵐-

色々書きまくってるせいか相変わらず長くなってしまいました(汗)閲覧の際には御注意くださいませ

魔界(ヘルブラッディア)…此処には太陽や月などというものは一切無く、黒雲によって常に暗天の空が広がるだけで昼夜の概念は無い、そして岩や木々などには不気味な紫色の臓物や脳髄に似た訳の解らない肉塊があちこちに張り付き、時折赤い粘液や緑色のガスを吐く…それがこのどこの地域にも見られるごく当たり前の光景である。


魔界の山岳地帯・魔山脈(ヘルマウンテン)…鋭利な釘の様にも剣の切っ先にも似た黒い刃の岩が並び、落雷や土石流などの災害が常に起きてる険しい山々が幾つも連なる此処には妖鳥(ハーピー)族や雷禍鳥(サンダーバード)族などの空を舞う魔族や人鬼(オーガ)族、生剥(ナマハゲ)族、百目鬼(ドウメキ)族といった鬼の一族などが暮らしており、死んだ魔族や魔獣の死骸を漁りに貪食獣(ハイエナ)貪食禿鷲(バルチャー)といった卑しい魔獣が群れをなし、山道を転がる岩と見間違うほどの巨大蟲妖・団子蟲(ピルバグ)が登山者を容赦無く押し潰すといった光景がよく見られている。



魔山脈・黒縄(こくじょう)の滝。



「何?サラマンダー殿がヘルデローザ殿を手にかけた、だと…?左様か?ユーフォリア殿?」


「そうなのよ!!信じられないかもしれないけど…本当なのよ!!ウガンボウ!!」


座禅を組んだまま黒い水の滝に打たれる鍛錬…所謂、滝行というものをしてる頭に笠を被り紅葉とカラスを組み合わせた様なデザインの血の様な深紅の仮面を纏い、山伏の法衣や拳法着を思わせる黒と赤主体の衣類を着込み、翼を左右対称になるよう片方ずつ開いてるカラスを象った黒い紋様を入れた両腕には鳥の髑髏を幾つも繋げて出来た数珠を身に付け、無数の紅葉が幾つも張り付く巨大な翼を生やしてる鍛え上げれた屈強な肉体(ボディ)を蓄えたカラスの姿をした異形の鳥人…鴉天狗(カラステング)族の男・烏眼坊法幻(うがんぼう・ホウゲン)は慌てて自分を訪ねてやって来たユーフォリアの話を聞き、思わず魔族でも押し潰されかねない勢いのある滝の怒濤の水流の中だというのに平然と立ち上がりながら出て行き、滝行を中断した。


「不可解な…サラマンダー殿は人間界の調査が目的のハズだろうに、何故に無益な殺生をするに到ったのだ?」


「うーん…言いにくいんだけど、実は…。」


濡れた身体を乾かすために焚き火を灯す烏眼坊がユーフォリアの話を理解出来ないのは無理もなかった。怒りの沸点の低さには難があるものの魔界の上層部にはその力の強さを認められてると同時に身寄りなどいないため万が一の際には何時でも切り捨てられる利便性を見出だされて拾われた身分故にサラマンダーには自分の首を絞めかねない部下(ヘルデローザ)殺しをするメリットは何一つ無い…余程の逆鱗に触れたのか、はたまた気が触れたのか…?その理由に関する相談をするためにユーフォリアはありのままに語った。


数分後…。


「驚いた。サラマンダー殿は乱心か?」


「そう思う?そう思うよね!?解ってくれて良かった!私、どうすればいいのかな?」


事の顛末を聞いた烏眼坊はサンディアの愚行のあまりのしょうもなさに静かに驚き、薪代わりにしていた木の枝を思わず落としてしまった。ユーフォリアは彼のこの反応と理解の早さと上層部に報告するよりも真っ先に相談して正解だった事に安堵した…隊長のサンディアと副隊長のユーフォリアが指揮する先遣隊に選ばれた魔族の中でも烏眼坊は冗談一つ言わない厳格且つ堅物な人物なれど普通の者ならば信じずに一蹴する戯れ言の様な話でも真摯に耳を傾けるくらいには理解力のある奇特な男であり、その人柄かユーフォリアは勿論、他の者達からの信頼も高かった。


「人間に許しを乞い、挙げ句、我ら魔族の品格(かお)に泥を塗り。自ら招いた失態を嗤われ無為の制裁、それだけに飽きたらず矛先をユーフォリア殿にも…なんと愚かしい事か。ユーフォリア殿、御主は今すぐ上層部(うえ)にこの事を報告するが良い。」


「ニャッ?ウガンボウ…???」





「呆れた蜥蜴女(クズ)め。生かしておけぬ。」


烏眼坊は怒っていた…サンディアの怒りが『動』ならば対照的に彼の怒りは『静』である。彼女の様な表面にも現れるかの様な烈火の如き激しさは皆無なれど、その心中には静かに荒ぶる暴風が巻き起こっていた。魔族の面汚しであるサンディアに誅罰を下すべく、背中の翼を広げ飛び立っ…。




「時にユーフォリア殿、そちらの頭に乗せている見慣れぬ御仁はどなたかな?」


「この子?人間界で見つけたの!名前は仁王丸!どう?カッコいいでしょ!」


「仁王丸殿と申すか。御初に御目にかかる…拙僧は烏眼坊法幻…しがなき一僧兵だが以後、お見知りおきを…。」


…って無かった。ユーフォリアの頭に乗っていた人間界から連れてきたカブトムシ・仁王丸が気になった様でUターンで戻り、カブトムシ一匹如きにわざわざ馬鹿みたいに丁寧に合掌しながら頭を下げ、一礼をしていた。彼は天然であった…。


一方、深夜の禍津町・不浄山の山道にて…。


「ここ、僕の家…。」


「あ…あそこの隣だったのね…。」


山の下り道から出ると響の住む久我山家はサンディアが担ぎ込まれた鳴我家のすぐ隣にあった。近場なためか自宅と山中への行き来が容易な事もあり響が寝間着姿のままなのもそのためだが単にそれは着替えが面倒なだけなのは悪しからず…。


響の住む久我山家は夜遅くなので電気は一切点いていないので真っ暗だが、彼の家族らしき人物の居る気配は一切無かった。


「あぁ、僕の親…いつも仕事でいないから楽にしていいよ。」


「…フンッ。」


響が家の電気を点けながら自分以外の存在が居ないことを告げるとサンディアは警戒心剥き出しの不機嫌そうな顔立ちのまま家に上がり、二人はリビングへと移動した。


「…そういえば、そのバスケット、リューカさんの家のだよね?知り合い?」


「うっ…ちょっ、ちょっとね…そういうアンタは、あの女とどういう関係なのよ…?」


「…昔、今日みたいに山に行こうとしたらリューカさんに呼び止められた。『こんな時間に子供が危ない』ってね、それで気づいたら…なんか、いつの間にか仲良くなってた。。マッキ…あぁ、弟の牧志って知ってる?あの子ともよく遊んでたりする。」


「…げっ!?アンタ、姉の方はまだ解るけどよくあのおバカな弟と付き合えるよね…!」


ソファーに座り込むサンディアが持っていたバスケットを見てそれが鳴我家のものだと気づく響…どうやら、ひょんなことからあの姉弟と面識と知り合ったらしく、相変わらずお節介焼きで誰に対しても優しいリューカはまだしもよく解らない得体の知れないナニカを持っている牧志とも仲良く出来る辺り度胸があるというか心が広いというか…しかし、牧志に散々振り回されたサンディアは理解に苦しむだけだった。


「…ってか、アンタ…あんなところで何をしようとしてたの?」


「んー…絵でも描こうかなと…」


「は?あんな暗くて何も無いところを…バカじゃないの?普通、この世界だと明るい時の方がそういうことに向いてるんじゃないの?」


サンディアの言うことはもっともである。月も太陽も無い魔界で育ち、人間界に来て初めて妙に明るい昼と魔界の環境と雰囲気に酷似してる夜というものを初めて知った彼女でさえも響の行動が不可解だった。以前にもリューカに制止させられたこともあるらしいが響の様な子供がこんな夜遅くに、それも暗過ぎて絵を描くのに不向きな山の中なんぞで何を描こうというのだ?


「なんだろうね?口で説明するのが難しい、そもそも現実にあるものじゃないから。それもイメージの中だけの存在だから輪郭さえ定まってない…。」


「現実のものじゃない…?」


「ずっと前から見てた夢で…気づいたら今と同じ時間帯、同じ格好、同じ手荷物であの山を登ってた…山の頂上に着くと…そこにはこの世のものとは思えない『キレイなもの』があったんだ。」


「何よそれ?具体的にどんなもの?」


「…解らない。それが何かの生き物なのか、物体なのか、はたまた現象か…とにかくキレイなものだったのはよく覚えてる。」


響が描きたいものとは現実に存在するものではなく、なんと夢で見た…それも本人にも無意識の内に見たものがなんなのか正確に把握出来ず、ただ単に『キレイなもの』という朧気で曖昧なイメージとしか掴めていないらしい。


「夢の中だけのものなのは解ってるし自分でもこんなこと馬鹿らしいと思ってるし、時々リューカさんに見つかって失敗もするけど、もしかしたら何度も何度も同じことをしてればそれを実際に見れるんじゃないかな…?と思って毎回ヤっても、やっぱりあるわけないんだよなぁ…。」


夢で見たモノを求めて響は無駄だと理解しつつも、夢の内容通りのいでたちで夜の不浄山に登り、隣人(リューカ)に不審者さながらに取っ捕まったりなどのトラブルにも逢い…それでも止めること無く毎回繰り返しては何も無かったことに後悔するといった流れを幾度と無く経験してきた。現に今夜も現在一緒に歩いているサンディアとの出会いを除き、夢に見たものは見つからなかったため、表情こそは変わらないもののガックリと項垂れて落ち込んだ…。


「プッ…アッハッハッハ!!くっだらない!そんなありもしない妄想(ユメ)なんかに執着して、無駄な時間と体力使って成果無し?しかも毎回?アンタ…相当異常よ?ハッキリ言ってイカれてる。」


響の落ち込み様を見てサンディアは腹を抱えなから盛大に嘲笑い、あまつさえ『異常』と吐き捨て悪態をつく始末だがそれも無理もあるまい…端から見たら響の行動は良く言えば想像力豊かで夢見がちなロマンチスト、悪く言えば彼くらいの年齢の少年少女に見られる何か自分に特別なものが備わってるという妄想の産物に囚われる中学生特有のアレの疾患者、サンディアからでなくともバカにされるのは目に見えていた。


「まともじゃないね、確かに。ふぁあああ~…今日は疲れたからもう寝よう…あぁ、そうだ。寝る場所なんだけど僕の部屋とか親の部屋は散らかってて使えそうにないから取り敢えず此処で寝て。床が寝にくいならソファー…使っていいから。」


「こ、このガキ…!?少しは堪えなさいよッ!」


これだけの侮辱の言葉を並べられたにも関わらず、響には堪えた様子は無くそれどころか自分の行動の異常性をすんなりと認め、眠気と疲れのために睡眠をマイペースに優先し、サンディアにも勝手に寝るように言い放った。


「…断っておくけど…私に近寄ったり、ましてや触れようとしてみなさい?少しでもそんな素振り見せたらこの家、跡形もなく爆破してやるわ、よ…。」


「…くかぁ~~~~…。」


「寝るの早ッ!?せめて最後まで聞いてからにしろッ!!」


サンディアは目を見開き、ドスの利いた低い声でその様な脅し文句を吐きながら身体全体を焔の鳳仙花の花弁を咲かせて焔をチラつかせるも…なんと響は既に涅槃に陥っており、当然ながら

彼女の話など聞いちゃいなかった…。




(私、これから…どうなるんだ、ろ…う…)


当初の大きな躓き、部下への過剰な制裁、魔界での自分の今後の扱いと不安、果ては現在絶賛睡眠中の変な夢見がちのお子様に拾われる始末…色々な事が有り過ぎて疲れてしまった。やがて意識が遠退くのを感じるとサンディアはそれ以上考えることを自動的にやめてしまい、ソファーの上で長い尻尾を自分の腰部に巻きつけ、忌々しい人間(ひびき)の顔を見たくないと言わんばかりに背を向けて全身を丸めながら横たわり、ゆっくり、ゆっくりと深い眠りについた…。



完全に夢の世界に陥ったサンディアの閉ざされた眼には無意識の内に一筋の雫が零れ落ちていたという。



翌朝…。



「響君ー!起きてるー?」


「響兄ィー?」


久我山家の玄関前にて、リューカと牧志が中にいるだろう響に向かって声をかけていた。初めて出会った時から響が親が仕事で家に帰らず不在な事をいいことに夜な夜な家を出ては不浄山へ行ったり来たりを繰り返すという不可解な行動を取ってることを知っており鍵をかけずにそのまま寝てる事も珍しくないため、生来の世話焼き且つ親切な性格故にリューカは彼が心配になり、毎朝牧志も連れてこうして様子を見に来ているのだ。


「うっ…やっぱり、また閉め忘れてる…!響君ー!入るよー?」


「お邪魔します!」


「マキ君!?早い!早い!待って!」


案の定、鍵が開いていた…リューカは玄関を閉め忘れて熟睡してる響を叩き起こして軽く注意しておこうと決めた瞬間、もう既に無断侵入していた牧志に先を越されてしまい、慌ててそれに続いた。


「響君ー?もー!また閉め忘れてるじゃない!ボクがあれほど言ってるじゃん!外から帰った、ら…?え?」


「?」


リビングにズカズカ乗り込んで用心とかに対してあまりにも無頓着過ぎる響にお節介度数MAXな態度で口酸っぱく

嗜めるリューカ、ついでに牧志がそこで見たものに思わず言葉を失った。




「キュゥ…クキュゥ…」


「んん、ん…あ、暑い…溶ける…あぁ、身体が…身体が…!」


安らかな寝顔のサンディアが自分の豊満な胸を響の後頭部に押しつけながら、彼の小さな身体を自分の全身のみならず腰に巻いてた筈の尻尾まで使ってガッチリとホールドし、抱き枕代わりに使って熟睡していた…どうやら寝相が悪いためソファーから落下し、毛布なども掛けずに寝ていたためか無意識の内に熱源を求めて響の元へと転げ回り、この様な格好になってしまったようだ。当然ながら響はこの超密着状態に加えてサンディアの高過ぎる体温のせいか暑苦しさのあまりに溶岩に落ちてドロドロになる夢を見ながら手足をバタつかせていた。




「ちょっと…あの人!サラマンダーさん!?な、なんで響君の家に…!?し、しかも…あわわわ…!!」


「二人はもう仲良しさん?」


「マキ君!?ちょっと!黙れッ!黙れッ…!い、いけない…こんなこと考えちゃ…。」


尻尾があることを除けば見た目自分と変わらない年齢の大人びた成熟した肉体の少女が年端もいかないいたいけな少年と重なるように眠る姿を見たリューカは何故怒濤の勢いで出て行ったはずのサンディアが響の家に居るのか?という状況を考えるどころでなく、その光景を見て顔を覆い隠しながら赤面し、牧志の悪意のない一言により当たり前だが断じて有りもしない二人のアブナイやり取りが脳裏によぎり、否定すれば否定するほど卑猥(アダルティー)な妄想世界という名の蟻地獄にハマり、気づけば血走った目を見開いて二人をガン見しながら興奮のあまり鼻血が垂れていた…。



「ん…?」


「「あ。」」


よりにもよってこの最悪のタイミングでサンディアの方が先に目覚めてしまった。寝ぼけ眼を目の前のごく最近出会ったばかりの二人の人間に向け、やがて意識が正常に覚醒…。


「…え?あ、あぁッ…な、なにこれ?ち、違う…違うのぉ…。」


自分の置かれてる今の状況に気づき、サンディアは先程のリューカに負けないぐらいに赤面し、目には涙がジワリと滲み出し、首を左右に振った…。





次の瞬間、表現が不可能な…それはそれは凄い悲鳴が久我山家全体どころか家の外にも余裕で聞こえる程轟き、女を完全に捨ててるレベルの醜態を晒すことになるがこの場面はあまりにもお聞き苦しく、見苦しいためカットさせていただきたい…。


どうも作者です。段々と後書きの書き方を掴めて来たので今回もキャラと話の内容に関して触れていきたいと思います。


魔界は人間の世界ではまず絶対に有り得ないものばかり見られる狂った環境な上に魔界独特の異形の住人やハイエナやら団子虫やら現実世界にもいる同じ名前の恐ろしい別物的な魔獣がウジャウジャいるというのは別作品の魔界食糧生産期と共通してる要素であり、魔界の地名に関しては共通して『(ヘル)~』などが付きます


今回から登場した新キャラ・烏眼坊、コイツ絶対、明らかに出る世界を間違えてる…彼といい、前回のヘルデローザといい、こんな奴らと仲良く接することが出来るユーフォリアのコミュ力をサンディアにもあればぼっちにならずに済んだのに…(酷)ユーフォリアとのやり取りはほぼ父と娘的な感じで書いてました。


響が夜遅くに何故山に登っていたかというと…夢で見た言葉では表現できないキレイなものを探すため…だと?なんだ、この不思議君は…?とんだロマンチストだな!(自分で書いといて何言ってるんだ)、それがなにかが解る日はまだまだ遠いですね…再登場の鳴我姉弟と面識と付き合いがあるのも度々登ってる内にリューカに注意されたからです。


最後のお泊まりイベントの定番、『寝ぼけて相手に×××する』のシーンやがかなり難しかったです…(汗)しかし色んな意味で大きなお姉さんが小さな男の子と触れ合う図式は書いてて楽しかったですね。サンディアは一見強気で響の夢を容赦なく罵倒して嘲笑うほどひねくれた性格ながらも内面は恐ろしくネガティブ且つ脆いんで普段寝る時はいつも泣いてます。ぼっちだから(←おいやめろ)



・烏眼坊法幻/鴉天狗族(イメージCV:黒田崇矢)


今回の新キャラにしてゲスト怪人枠、ただならぬ雰囲気を醸し出し、先程も言いましたがヘルデローザとは違う意味で出る世界を間違えてる御仁なのは否めません…外見イメージとしてはカラスの他に天狗の団扇を取り入れるべく本来ならばヤツデですが敢えてそれっぽい見た目の紅葉にしている上に強面な顔と屈強な肉体故にイメージとしては某堂島の龍や九人の救世主の射手座系家老などの強敵感溢れる人として畏れ多くも黒田さんが真っ先に浮かびました。ぶっちゃけ烏眼坊の方がリーダー向きな性格です(←待てい)。


次回は人間界にやって来た烏眼坊との戦いがメインの予定です。それではまた、槌鋸鮫でした!

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