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世界観+キャラ設定

※簡潔ながらも本作の世界観や登場人物の参考用設定です。一部の設定は別作品『魔界食糧生産期』から流用しておりますがお気にならさずに(汗)尚、今後、進行次第では此処に追加するかもしれませんのでその際には活動報告にてお知らせします。


また、魔族関係のキャラの技名に関しては設定のみの存在であり、本編では特に明記されておりません。(←いいのかよ)

世界観&設定


魔界(ヘルブラッディア)


人間界とは異なる次元に存在する異世界、人間界の神話や伝承においては冥府や黄泉、地獄とも呼ばれている。


広大な魔界には様々な地域があり、その環境に適した魔界の住人・魔族、魔界特有の野生生物である魔獣などが暮らしており、各地域には特定の場所に必ず魔界の象徴にして全ての生命の源たる『魔界樹(イグドラシル)』が生えている。主な地域は以下、十ヶ所…。


獄炎の熔岩地帯・魔熔山(ヘルラーヴァ)


迷いの森林地帯と無法の草原地帯からなる複合地域・魔樹原(ヘルフォレスト)


災禍の山岳地帯・魔山脈(ヘルマウンテン)


獣性のジャングル地帯・魔密林(ヘルジャングル)


魔界の大いなる海域・魔海(ヘルディープ)


酷熱の砂漠地帯・魔熱砂(ヘルディザート)


極寒地獄の氷雪地帯・魔氷河(ヘルグレイシャー)


荒廃した死と悪意の王国(ゴーストタウン)魔墓場(ヘルグレイブ)


魔界唯一の機械文明都市・魔工都(ヘルファクトリー)


闇黒の地底領域・魔深淵(ヘルアビス)


・魔族


人間界の神話や伝承にある空想上の怪物や悪魔などの名を冠した魔界の異形の住人達の事。


太古の時代により各地域に根付いた魔界樹から生まれた魔獣を祖としており、昔は獣同然だった姿から猿から人への進化の如く二足歩行の人型に近い現在の姿に近づいていった者達が大半だが、中には異形の種族らしい人型から明らかにかけ離れた独特な容姿でも高い知能と言語能力を有している種族もいれば人語すら話せない野獣と大差ない種族もいる。


進化出来ずに野生生物そのままの姿で原生しているものを主に魔獣などと呼び、大半は人間界にも実在する動植物と同じ名を冠しているが魔界産のモノはそれらを異形の怪物じみた姿にしたような容姿であり似て非なる存在である。また、極稀に魔獣から新種の魔族へと進化する事もあるらしい。


魔族は共通して自身の種族を象徴とするような黒い紋様を生まれながらに刻まれ、人間界に実在する植物を生やしてるという特徴を持ち、それら二つは身体の何処かに必ずある。但し、これらは純粋な血統の魔族のみに見られる特徴であるせいか、異なる種族同士の混血である混合血種(キメラ)にはどちらも身体の何処にも見られない。


キャラクター紹介


・魔族サイド


サンディア・オルテンダーク(イメージCV:坂本真綾)


出身地・魔熔山(ヘルラーヴァ)


種族・火精蜥蜴(サラマンダー)


通常形態:一見人間のようにも見える姿ながらも耳や首周りに赤い花弁のようなものが生え、髪の至る場所や毛先が煤けた赤に染まってる灰色のショートカット、暗い金色の瞳、華奢な体ながら巨乳レベルの豊満な胸元の素肌には焔の花弁を持つ鳳仙花を模した黒い紋様、鳳仙花を生やした赤黒い蜥蜴の尻尾が生えた外見年齢・十代後半~二十代程の若い少女


戦闘形態:燃え盛る赤黒い焔を纏った溶岩(マグマ)の様な鱗や体皮に覆われたスマートな体型、暗い金色の眼、燃え盛る鳳仙花の花を先端に生やした長い尾を持つ人型の蜥蜴


魔界上層部からの命令により人間界の潜行調査などを任務とする元・先遣隊のリーダーたる魔族の少女、天涯孤独の身であり同族である火精蜥蜴族は既に彼女一人を残して絶滅している。


基本的に誰かに対しての信頼感は皆無な上に頭に血がのぼりやすい炎の如く苛烈な性格。他人を名前で呼ぶ事は皆無に等しく、大抵は相手に対する悪口や何かしらの蔑称、若しくは「アンタ」や「そこの~」などで呼び、相手が魔族の場合は個人名ではなく種族名を指して呼ぶ、これは他者に対する猜疑心や不信感からくる辛辣さであるが逆に言えば本当に心の底から信頼できる相手が誰一人いない孤独のあらわれでもある。


人間界での失敗により魔界上層部や先遣隊からも見放され、途方に暮れていたところを人間界で出会った少年・響に誘われて現在は彼の家で居候中。人間界の食べ物の中ではアップルパイがお気に入り。


鳳仙花の花弁を腕に咲かせて破裂させることにより腕自体を爆弾に変えて敵を近距離から爆殺する『爆焔鳳仙花(イグナイトグレネード)』をはじめ、炎の種子を飛ばす『爆焔種子弾(ショットガンイグナイト)』、腕を炎の蔦植物に変える『爆焔蔓鞭(イグナイトソーン)』、燃え盛る焔の枝の槍『爆焔枝片槍(イグナイトブランチ)』など多彩ながら彼女自身の苛烈な性格に似合った攻撃的な技が多い。最大の技は全身に鳳仙花の花を咲き乱れさせて自動砲台の如く全方向に向けて燃え盛る種子を撃ちまくる『爆焔殲滅砲台(イグナイトエクスターミネイト)』。


咲いている花は鳳仙花、花言葉は『私に触れないで』。



リクス・ヴァジュルトリア(イメージCV:川澄綾子)


出身地・魔樹原(ヘルフォレスト)


種族・邪眼蜥蜴(バジリスク)


通常形態:耳代わりにエリマキトカゲのような皮膜が生え、ポニーテール状にした色素の薄い白銀のロングヘアー、暗い金色の瞳、華奢な肢体に発育がよろしくない胸元の素肌に蜥蜴を模した黒い紋様が描かれ、背中にはライラックの花を咲かせ、臀部に鉱石を寄せ集めてるような形状の黒い蜥蜴の尻尾が生えた外見年齢十代前半の小柄な少女。


戦闘形態:暗い金色の瞳、黒い鱗や皮膚を持ち、全身から黒い鉱石をアチコチに生やし、先端にかけて鉱石を寄り集めた長い尾を持ち、背中から尾にかけてライラックの花が咲いている人型の蜥蜴。


魔樹原の森林地帯…通称『帰らずの森』を代々統治している邪眼蜥蜴族の名家・ヴァジュルトリア家の若き14代目・現当主たる魔族の少女。ある日、突如として侵攻してきた燐神嵐(リン・シェンラン)率いる『不死鳥の軍勢(フェニックス・レギオンズ)』により魔樹原を追われて人間界へと逃げ込んできた。


その時に牧志と運命的な出会いを果たし、彼に助けられ、支えられ…やがて二人は世界初にして前代未聞の異種族同士の恋仲となり、姉であるリューカから苦々しく思われつつも仲睦まじい関係を築いており、いずれは更なる高みへと進む予定らしいが中々上手く行っていない(十八禁突入待った無し)。食欲旺盛で口に出来るものなら何でも食べられる程の悪食でもある。


両腕に土の力を寄せ集めて石礫や鉱石を纏わせて接近戦用の武器に変える能力を持つ、特に両腕そのものを二本の剣に変化させる『石礫の双剣(ツイングラベルソード)』、黒い鉱石で精製した巨大な斧で敵を断砕する『巨礫の戦斧(ボールダーアックス)』などを多様する。最大の技は邪眼蜥蜴族特有の邪眼により自身の視線とハッキリ合った相手を石化させる『礫化邪眼(ペトラファイドアイズ)』、ただし誰でも無条件で石化させられるわけでなく、重機械兵(ゴーレム)など命の概念を持たない無機物系統の魔族や彼女と視線を合わせたという認識が出来ない程に狂気に囚われた相手には通用しない。


咲いている植物はライラック。花言葉は『純潔』『初恋』、『pride(誇り)』など。


・人間サイド


久我山響(くがやま・ヒビキ)(イメージCV:島崎信長)


人間側の主人公、全体的にか細い体つき、色素の薄い雪でも被ってるかのような真っ白な髪の少年で当初は感情の起伏があまり感じられない表情をしているものの人知を越えた馬鹿げた出来事に遭遇すると激しいツッコミが出来る程には感情は意外と豊か、しかし基本的には他人がどうなろうが知ったこっちゃない非常にドライな性格の中学二年生。涅槃中学在籍の美術部部員。


とある日の夜に出会ったサンディアと奇妙な同居生活をしている。当初は彼女に対してなんら感情など抱いてなく、むしろ単なる居候ぐらいにしか見てなかったが関わっていくにつれて彼女の抱えている悲しみが何処から来るのか興味を抱くようになってきた。


鳴我流霞(なるが・リュウカ)(イメージCV:悠木碧)


「リューカ」と呼ばれており、弟である牧志を愛する重度のブラコンを発症している。一人称は「ボク」。オレンジのセミロングの髪に頭頂部から牧志と同じく先端が丸まった二本のアホ毛を生やし、髪の両端が犬の耳のように跳ねてる少女。無間台女子学園在籍の高校二年生、部活は水泳部。


基本的には誰とでも仲良くなり面倒見が良く御近所に住んでいる響にも彼からは面倒に思われつつも構ってあげるくらいには優しい性格ではあるものの溺愛する実弟・牧志が絡むと一変して暴走してしまう悪癖がある。サンディアはともかく、こよなく愛している牧志が魔族であるリクスと恋人同士になってしまい、ヤキモチを妬いている。しかしリクスの人格自体は苦々しくも認めてはいるためそこまで毛嫌いしているわけではない。


牧志や響など年下の少年ならともかく同年代や年上の男性が苦手という意外な一面がある。尚、男でも魔族の場合は人の形からかけ離れている姿なら多少は平気。


鳴我牧志(なるが・マキシ)(イメージCV:國立幸)


姉である流霞からの呼び名は「マキくん」、響からの呼び名は「マッキ」、サンディアからの呼び名は「×××(※聞くに堪えない悪口が多いためここでは自粛させてもらいます。)」、リクスからの呼び名はそのまま「牧志」と色々な呼ばれ方をしており、頭頂部にアンテナの様に生やした二本の先端が丸まったアホ毛があるボサボサな短い赤髪をした小学四年生。


当初は賢さゼロとしか言いようがないマヌケ面で行動もバカだったがリクスとの運命的出会いから激変、姉であるリューカを少年にしたような凛々しい顔立ちであり一人称も「オレ」となり性格も少々ませたものとなり口調まで軽くなったものの恋仲であるリクスから積極的なボディタッチなどの接触をされると赤面したりとウブな一面だけは変わっていない。



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