片想い
主人公の美咲と幼馴染みの雄大の切ない気持ちを書いてみたので、読んでみてください。
今日、私は恋をした。
私はあなたの事を好きになった。
私は戸浦美咲。中学3年生。
私は小さい時から身体が弱く、運動は止められていた。
持病があるらしい……
昔から発作が起こり、何回も倒れたりしていた。
いつも目が覚めると見慣れた部屋。
気がつけばいつも自分の病室にいた。
「……ん」
「…き!…美咲!!」
「…おかあ…さん…」
「良かった…。今、お医者さん呼んでくるね。」
「うん…」
お母さんは病室をでた。
「はぁ…。また倒れちゃったのか。
……あ、メール来てる。」
開くと、幼馴染みからのメールや電話がたくさんきていた。
“美咲ー。大丈夫か?また倒れたって聞いたけど……”
幼馴染みの名前は上田雄大。
昔からうちのことをいじめてきた最悪な幼馴染み…。
でも、実は片想い中……(照)
プルルルルル……
「…もしもし」
「…美咲?」
「うん…」
「目が覚めたのか……。良かったぁ。心配した……」
私は雄大のこーゆーところが好き。
「…心配かけてごめんね?ありがとね。」
「いいよ。無事で良かった…」
雄大……、ありがとう。うちは雄大が好きだよ。
これから雄大と私の関係がどーなるのかはまだ誰も知らない。
「美咲は今、何してるんだ?」
雄大はそう聞いてきた。
「今はベッドに横になって空を見てるよ。」
「そっかぁ。美咲は昔から空が好きだもんなぁ……」
「うん。空を見てると時を忘れるんだぁ…。
………うっ……」
「美咲!?どーした?また具合悪くなったのか?」
「…ハァハァ……大…丈夫だよ………」「ちょっと待ってろ。今、お前んとこ向かってるから!!」
「…えっ………」 ブチッ
電話を切られた。
今……向かってる?
嘘っ!? こんな姿見られたくない……
どーしよー……… ガラッ
「美咲っ!!!!」
「……雄…大。どーして……?」
「大丈夫か?苦しいか?
誰か!!助けて。美咲を助けて!!
……ちょっと待ってろ。」
雄大は病室をでた。
先生たちがすぐに処置に移った。
心臓が痛いよ……
息が苦しい………
助けて…………
しばらくして、落ち着いてきた。私は寝ていた。
先生たちが出ていったあと、雄大が言った。
「良かった…。助かった……。
……美咲?俺はお前が好きだ。
こんな気持ち初めてだ。美咲が苦しんでるのを見たとき、生きた感じがしなかった。美咲を失うのがこんなに怖いと思わなかった……。
美咲が起きたらちゃんと言うから早く起きろよ……。」
雄大?ありがとう。その言葉だけで十分だよ。うちも雄大が好きだよ?
うちも起きたらちゃんと言うから待っててね。
読んでくださってありがとうございます。
まだ初心者で上手く書けてないところもあると思いますが、これからいろいろな話を作っていきたいと思っているのでよろしくお願いします。