第三十一話 五つの力
しばらく更新が空いてすいません。
度々こうなると思いますが、よろしくお願いします!
sideユニ
「う・・・」
「ユニ、大丈夫か!?」
目を開けると、そこにはルーが心配そうな顔をして私の顔を覗き込んでいた。
「大丈夫、ありがとう・・・降ろして?」
「あ、あぁ」
ゆっくりと降ろしてもらって、二人で王の間に降りていった。
「「「ユニ!!!」」」
私はいきなり名前を呼ばれてビクッとしてしまったけど、呼んだのはレイ・フレッドお父様だった。
「皆、どうしたの?」
凄く慌てた様子で声を掛けてきて吃驚したから疑問に思って聞いて見た。
「どうしたのって空から落ちて気絶してたみたいだったから・・・」
「え?」
「ルーがいなけりゃ今頃ペチャンコだったぞ?」
「・・・ごめん」
バツが悪くなってボソッと言った。
「何が?」
「心配、させて・・・」
「気にすんなって!」
そう言って私の頭を撫でる手は優しかった。
side out
「精霊王達よ、古の盟約により我が前に・・・出でよ」
『『『『『お呼びですか?姫』』』』』
「『ゾーラ』・『アンバー』初めまして・・・かな?」
『『何をおっしゃいますか、姫』』
「この姿では、だよ」
五人の精霊王の中で、氷と土の精霊王だけ答える。
「後何人、精霊王はいるんだ?」
ルーが尋ねると氷の精霊王の『ゾーラ』が答えた。
『光と闇の二人でございます』
「闇だって!?」
レイが声を上げた。
「闇とは敵対しているのにその精霊王蘇らせても大丈夫なのか?」
『その辺りの説明は直接闇の精霊王から聞いてください』
「分かったわ。他に何か精霊王については無い?」
『時の精霊王がいますが、時の精霊王は様々な時空を飛び交っていて見つける事はほぼ不可
能です。しかし、精霊王を七人解き放てばきっと呼び寄せることが出来るでしょう』
「そう、ありがとう」
『いえ、では、失礼いたします』
そう言うと、五人は空に掻き消えた。
「とりあえずは、光と闇の精霊王の解放だが・・・色々な疑問もあるから先に闇の精霊王を解放に向かって欲しい」
「分かりました」
オルドレイクの言う言葉にユニが答えた。
精霊王は後三人。
一人は、光。
一人は、闇。
そして、一人は、時を司る。
全員の解放まではあと少し。
しかし、闇は蠢き増殖し、勢力を伸ばしている。
精霊王を解放するのが先か、闇が世界を覆うのが先か。
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