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第二十話 王都再び~仲間~

やっと二十話です!

よく続いているなと言ったペースですが、今後もよろしくお願いします!
















再び王都に着いたユニ達は今度はレイも一緒に王に謁見していた。















「―――では、ダルダイル湖の湖底にあった遺跡は水の神殿であったのだな?」


「はい」

ユニが代表して王と会話しているのを横でルー達が聞いていた。

リヒターが補足するように


「それにつきましては陛下、ダルダイル湖を覆うようにかなり強力な結界が発生している為、今まで道理の警備で宜しいかと思われます。」


「うむ、その結界は水の精霊王の力によるものか?」


「恐らくそうであると思われます」


リヒターがユニと王の会話に口を出した後、ルーも口を出した。


「陛下、我々は明朝一時帰国しようと思います」


「そうか、気をつけてな」


「ありがとう御座います」


ルーと王の話が終わって落ち着いた頃、そろそろ退出しようと背を向けかけたときにレイが王に話掛けた。


「父上、私も此度の精霊王の解放の旅に付いて参りたいと思います」


「え?」


ユニが声を上げたとき、レイがユニの方を向いて照れたように笑いながら言った。


「助けられっ放しってのはダメだろ?恩返ししなきゃな!仲間って行ってくれたじゃないか

・・・」


頬を掻いて顔を真っ赤にしながら言うレイの顔を見たユニはクスッと笑って


「そうだね!陛下、こちらからもよろしくお願いします」


それを聞いた陛下は遠くを見つめるように正面の明り取りの為の窓から空を眺めながら


「仲間・・・か・・・良かろう、三人ともレイの面倒を頼んでもよいか?」


「もちろんです!!」


「まぁ、仕方が無いですね。陛下の頼みでは・・・」


「チッ、付いて来るのかよ・・・」


分かるとは思うが、順番にユニ、リヒター、ルーである。





















「―――と言うわけです。」


「ふーん・・・そう言う訳か、王子が付いて着てたのは」


(まぁ、嫌そうなのはユニちゃんを取られるかもって思ってんだろうなぁ・・・)


王の間で自分の父親にルーが説明をした。


「で?何処に泊めるんだ?直ぐに次の旅に行くんじゃないだろ?」


「一週間後を予定しています」


リヒターが言うと皆が考え出す。


その時、ユニが思いついたように言う。


「私の家は?」


「ダメだ!!」


「むぅ~」


即行で却下された。

却下されたユニは不満そうに頬を膨らませる。


「では、王城に泊まって頂くのは如何ですか?」


「あぁ・・・そうだな、どうせユニは旅の前に城に寄るし」


リヒターの提案に同意するように言ったルー、こうして話が終わって次の旅まで各自束の間の休憩を満喫するのであった。















オマケ


「「おぇ~~・・・」」


「もう!二人とも船酔い!?」


「はぁ・・・」


船酔いの二人に呆れて声を上げるユニと、溜息を吐くリヒターが<アクオルマ>~<ウィルマーズ>の船の上で目撃されたとか何とか・・・


















次回は休暇中のそれぞれです。


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