表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/66

21.銃撃戦


1話目は終わったんですが、ストーリーは変えずに手直ししようと思ってます


あまり変わってないんですが…作者の気持ちの問題ですんで(汗)





バンッ!



姿を現した謎の男は、確認もなしに発砲した



「はっはっは、残念だったな…お前には隠れる場所が…って!?」


見た先に悠はいなかった…


壁に空いた穴が、虚しく白煙を吐いているのがよく見える




「…あれ?」



「…姿を見られた時といい、今のこの様といい…敵ながら同情するよ…」



「なにぃ!?俺だって頑張ってるんだ!余計なお世話じゃい!大体お前…一体どこに…ぎゃふん!」



ビシッ



首に手刀、一発


それだけの存在だったようだ…




「ふぅ…残念な敵でよかった」



気絶はさせたが、勝手に動かれると面倒なので一応縛って置くことにした



あの時、俺は一瞬なら浮いていられることを思い出し、"わざと"銃を落として隙をつくった


タイミング次第では力の浪費に繋がるからだ


敵が何人かもわからないのに、こんな所で疲れているわけにはいかない




「さて、次はどうする?…やっぱりレノアを追ったほうがいいのか…」



(いや、むしろ足手まといになりそうだな…追いかけるのは敵の全滅を確認してからにしよう)




そう思い直すと、銃を手に下の階に向かって走り出した





バン!


チュィン!



(うぉっ!…とっと、危ね…声が出そうになった…ってもうバレてるか…)



階段を駆け降り、廊下を右に曲がった先にホテル内レストランがある


そこに、さっき縛った敵と同じ格好をした誰かが居た、恐らく敵だろう…数は2人、こちらを見ていないことを確認し、テーブルの下に滑り込んだ



(おっかしいな…あの角度から見えるわけないと思ったのに)



俺が発見したとき、無線かなにかで連絡を取り合っているようだった


コイツは気付いてない…


もう1人は見張りのようだったが、連絡の内容に気をとられていたように見える…


コイツも違う…


どちらもこっちを見ていなかったはず…


撃たれたのは滑り込む瞬間、ってことは考えたくないけどまだ何人か…もしくはもう1人どこかにいるな…




現状解説、このレストランはおおよそ四角形になっていて、入り口は悠の通ったもの一つ


奥が厨房になっていて、2人組は厨房の方を向いていた


通路から見た感じだと2人しかいなかったため、隙を狙って等間隔に並べてあるテーブルの一番右の席に滑り込んだ。


だがその最中に当たらなかったものの、一発撃たれている


そのせいで、連中には場所以外はバレてしまった




「もう1人はどこだ…場所がバレる前に見つけないとっ…」



バレないように、テーブルクロスを少し捲り辺りを見渡してみる…


2人組は一つずつテーブルを調べているようだった



「やっぱり探されてるな…急がないと」



再三見回したが、人影すら見当たらない



「いない…か、はぁ~…どこにいんだよ…」



探すのを諦め、考えを直そうと角に寄った直後、



パァン!


パラパラ…



そのタッチの差だった


僅か一秒前には確実に自分がいた場所を、弾丸が通過した…


壁には、ちょうど自分の頭と同じ高さの部分に穴が空いている




(これはホントにマズいな…言っとくけど、こんなとこで死ぬ気はねぇぞ!)




その瞬間、頭をフル回転させ答えを導きだす



(レストランはここから全て見渡せるようになっている…再三に渡って確認したがいたのは最初に見た2人…その2人がなにかした様子はない…テーブルに隠れていた…いや、そんなことをする意味もない…コイツらの目的はホテルの制圧、もしくは俺たちの殲滅のはず。じゃあ…レストラン内にはいないのか…?だとすれば、可能性が消えないのは…)




キュン…


ドッ!




答えを出す前に、見えない敵からの三発目の銃弾がさらに穴を穿つ




(あぐっ…!ちっ…少し気付くのが遅かったか…答えは恐らく、向かいのビルだ…)




狙撃手…その答えに辿り着いた悠だったが、三度目の狙撃に左の肩を貫かれてしまった…



当たりどころが悪く、肩からは延々と血が滴り落ちている。



あまりの激痛に思考もストップしてしまう




既に場所も特定され、痛みで考えることも出来ない…


絶望的な窮地に立たされた悠だった





ホント行き当たりばったりですねー…


話を練るのが苦手で(汗)


でもお気に入り登録が増えていたのはかなり励みになったので


しばらくは頑張ります(`∇´ゞ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ