13.洋館Ⅱ
始めて1日に2話投稿します(・∀・)
でも内容がちょっと薄すぎるかも…
ガバッ
今は何時頃なんだろう…
急に目が冴えて起きてしまった
どうしよう……目が冴えすぎて眠れそうもない
悠「…あれ?」
なんでリリィが横で寝てんだ…?
我慢出来ずに襲ったんだっけ?
ギリギリ見えないていどに服がはだけて、さらになにをしたのか聞きたくなるぐらい汗をかいていた
心なしか息も荒い気がする…
そんなリリィの姿を見て自分からも嫌な汗が大量に湧く
悠「……見なかったことにしよう」
気分が変わるかと思い少し館内を見て回ることにした
窓を見るとまだ雨が降っている
ここに来る前と比べると随分マシになったようだったが
廊下にでると、入るときは注目していなかったが扉が他に2つあった
まずは右の扉を開けてみる
ガチャ
キッチンか…料理出来ないし見るものもないし、次は左の扉だ
ガチャ
ん?…なんだこの部屋…?
…うっ!!
部屋に入った途端、濃い血の臭いがした
それだけで気持ち悪くなるのに充分だったのに…
人の首のようなものが落ちていた
酷い火傷でもしたのか皮膚が焼けただれている
バタァン!
そこまで見て吐き気がピークを迎えたので力加減も考えず、力まかせに扉をしめた
悠「…うぇっ……なんで人の死体なんかが?」
さらに気分転換が必要になった
もう一階は見たから次は二階か…
一階には見切りをつけて二階に上がってみる
階段を登りきると廊下沿いの右の壁に扉が2つ、左に1つ。
導かれるように左の扉に手をかけた
開ける寸前、違和感を感じたが不思議と嫌な感じはなかった
ガチャ
悠「……」
中に入るとほぼ真四角の部屋にデカい窓が見えた、次に窓の右端に椅子に座り外を見ている女の子…
何故かその女の子に思いっきり見とれた
勿論、一目惚れなどではない……
ただそれだけ惹きつけられるものがあった
長い黒髪はしばらく手入れもしていないのか、気にならない程度に荒れていた
全体的に少し白い肌、顔だけ見れば小動物のようなかわいい印象だが、何より印象的だったのは表情である
……完全な無表情…
感情を欠片も感じられない
こちらに気付いて振り返ったはずなのに、なにも思っていないように見える
急に人が、それも知らない人間が入ってきたのに、だ
これだけの要素全てに儚さが垣間見える……
触れれば消えてしまいそうな…それもあったがなにより黒い瞳に呑まれた
それは見る前から全てを知っているかのような、一つとして濁りのない目だった
「……だれ?…」
始めて発した声は本当に小さな、聞くためではなく呟くような声だった
悠「…俺は…武田 悠…キミは…?」
こんなに口が動かないのは始めてだった
緊張とも言えないような……不思議な感覚
「……琴蒼…藍華…(ことお あいか)」
また呟くように言うとそれっきり興味をなくしたかのように窓の外に視線を移した
いくら話しかけても返事どころか反応すらない
それにしても、名前に聞き覚えがある…
悠「あいか……そうか…レノアのリストにあった名前だな…」
藍「…れのあ……リスト…」
どうやら引っかかるキーワードのようだ
レノアにもリストにも反応した
気になったのはどっちなんだ…?
悠「レノア…知ってるのか?」
藍「……SWLH…」
悠「…やっぱり組織関係者か…でも、なんでこんなとこに?」
藍「……ダズ…」
ガシャァァアン!!
藍華の呟きは一階の破裂音にかき消されたと同時に反射的に窓の外を見た
悠「なんだよ…この数…それに…」
…夜襲だな
今度のは規模が違いすぎる…
ザッと見ただけで三桁に及ぶであろう人の影がこの館を包囲していた…
今回は急展開過ぎますね…