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1.日常

作者は読者の感想に凄く影響されますので

良いところも悪いところも

どんどん書いてくださいね

俺はこの街の高校に通う、ごく普通の高校生だった…


今でも常識人だ、って断言できる


けど、こんなこと言ったらおかしいと思われるよな…




ここ、どこだ?




勿論、迷子になったわけではない


それ以前に、俺が今いるここは"地球"じゃないんだ


なんでこんなことになったんだろう


そう、こんなことになったのは三日前からさっきにかけて


それで全部変わったんだ






-三日前-


時刻は夕方の5時、

俺はいつも通り

帰り道を歩いていた



「はぁ…腹減ったな…なんか買って帰るか」



からっぽになってる腹を抑える仕草をすると、近くのスーパーに寄ることにした



「あっ、悠君だ」



そういって近寄って

きた女の子は

学校のクラスメイトだ


名前は野崎(のざき) (ゆい)


先月転校してきた転校生である


顔は誰から見ても

上の上で

誰にも引けをとらない美少女だ

性格も明るく

人見知りも余りない


そんな彼女は

すぐにクラスで一番の人気者になった(男から)



「なにしてるの?」


見た目はすこし幼いが

しっかりとした喋り方をする



「んーちょっと晩飯買いに」



「へ~、奇遇だね。わたしもだよ」



「でも、ちょっと意外だったな。悠君もこんなとこ来るんだ…親のお使い?」


「違うよ、自分で買って自分で作るんだ」



「えー…じゃあ、ぐうたらな親なんだね?」


「いや…そもそも親はいないんだ、生まれたときからね」




その言葉通り、悠が生まれたときから両親はいなかった…一番最初の記憶でも

既に叔母に預けられた後だ


そんなことを思い出して、曖昧な表情で言う



「あっ…ごめんなさい…無神経なこと言っちゃって…」



唯は申し訳なさそうに謝る、が



「いぃよ、さっき言ったとおり物心つく前だし」



「ありがとう、それとごめんね…」



「謝らなくていいって、それに俺は野崎さんは笑顔の方が好きだな…」



「わわわ!?えっと…そ、そんな急に好きだなんて言われても…その…心の準備が…」



彼女の頬が赤くなる


(あー…なんか勘違いされたみたいだな…)


赤くなった頬に手をあて、一人でテンパっている



(どうしよう…完全に誤解された…いや、まぁ嫌われてないみたいだから誤解されても全然いいんだけどさ…)



そんな2人を見ている人影があった…



「うぅ~あの女ぁ、転校生のくせにぃ~!」


今にもハンカチを噛んでキィーとか言いそうな

この女の子は

早瀬咲妃(はやせさき)


といい

悠の幼なじみで

かなり嫉妬深い…


ちなみに咲妃は

かなり綺麗な方だし

常識人なんだが、どうも、自分で感情を抑えられない節がある…



ここで少し悠の身の回りについて説明する…


悠の通う学校では

男子が少なく、

女子が多い。

比率にして男が3、女が7になる


その中でも悠は…飛び抜けて頭がよく、さらにイケメンで頭脳明晰…という神に恵まれているとしか思えないような男であり

性格も穏和で優しい、さらに他の男子が普通並なことも手伝って


めちゃくちゃモテていた


ファンクラブ・悠には

学校の女子の半分以上が会員という

恐ろしいまでの競争率である


本人は存在すら知らないわけだが…



「唯…か、あの子と喋るようになってから、悠はあんまり私にかまってくれなくなった…前はもっとよく遊んでたのになー…」



咲妃の呟きは悠には届かない…



「あ、あの悠君?」



「なに?」



「今は、1人ぐらしなんだよね?わたしが料理しに行ってもいい?」



「確かにそうだけど…いいよ、自分で出来るから。それに、人にさせるのあんまり好きじゃないし」



「でもっ、悠君とも喋りたいし一緒にいたいし…それに私が手料理食べさせたいの!」



「う~ん、じゃあ…両親にはなんて言うの?」



いまだに渋る悠に唯は



「友達の家に泊まりに行くって言います!」



間髪入れずにそう言い切った



「え!?まさか泊まる気じゃ…?」





「はい♪」



満足げに頷いた…




晩飯を買った悠は、唯を連れて帰路につく



「やったぁー♪悠君の家に泊まりに行けるー♪」



(どうする?…あんなに楽しそうにしてたら今更断れないしな…)



その後、スーパーからあまり遠くない家についた2人



「へー、マンションに住んでたんだ」



目をキラキラさせて

キョロキョロする唯

悠の部屋が相当気になっていたようだ



「?、なんかへんなとこある?」



「ないけど…なんか悠君の匂いがする…」



「え?そんなのわかるもんなの?」



「わかるよ…さっきまで隣にいたもん」



「なんか、それ聞いたら急に恥ずかしくなった…」



「なんで?いい匂いだよ?」



笑顔で答える唯に



(うわ、すっげーかわいい…これで泊まりとか…襲っちゃいそーで自信ねぇよ)


などと一人で考えていると…


ギュッ



「…え?」



なんか腰のあたりがキツいな?と思い振り向くと…



「えへへ~」



唯に抱きつかれていた



「なぁっ!?な、なんで?え、と野崎さん?」



「…下の名前で呼んで」



少しムッとした顔をする



「えぇっと…じゃあ…唯…?」



「!!」



どうやらかなり破壊力があったようだ

言った途端に唯の顔が真っ赤になった



「あの…もうそろそろ離れてくれないと…」


「あっ…!ご、ごめんなさい!私そろそろご飯つくってくるね」



抱きついていた手を離すと早足で台所に向かった



(なんであんなことしちゃったんだろ…うぅ、思い出しただけで…恥ずかしい!)」


(びっくりしたぁ~……ん~、なんであんなこと…?)」



恥ずかったのは2人とも同じなようで、1人になった途端どちらも照れていた



「あ、野崎さん風呂入るー?」



「・・・」



「あれ?聞こえなかったかな…」



「な・ま・え!」



「あ…じゃあ…唯、風呂入る?」



「…一緒に?」



悪戯っぽい笑みで聞いてくる唯


「それは…遠慮するかな…」



「…私と入るの…嫌…?」



まさか、そうくるとは…


かなり本気で泣きそうになりながら言った



「いや…俺がもちそうにないから…襲っちゃうかも」



目を合わせて言えなかったので、茶化して言った



「でも悠君ならいぃよ?」



こちらも少し本気で言ってきたのにはかなり困った



「ありがとう…でも、まだ知り合って間もないし」



「“まだ”?ってことは…今度ならいぃの?」



(うっ、そうとられたか…)



「ん~、まぁ今度なら…」



ジュゥゥゥッ


言いかけた途端沸かしていた水が蒸発する音がした


「あ、火止めてくるね」



「あぁ…うん」


あのまま言い切っていれば間違いなく“いいよ”と言っていただろう


悠はもし今度そんなことがあれば…と考えると少し気が重くなった


嬉しくないわけはなかったが、それ以上に自分を抑え切る自信がなかったからだ



(ふふっ、なんか新婚さんみたい♪)


買ってきた豆腐を切り分け、味噌を溶かして鍋に入れる…料理中の唯は、とても幸せそうだった





「ふーっ、先に入るか…」



そう呟くと、一度落ち着くためにも風呂に向かった



-20分後-



「できたよ~悠君♪って、あれ?お風呂かな?…」



「ゆ~君」



バンッ


洗面所のドアを開けると



「うわっ!!ちょっ、ちょっと待って!」



そこにはまだ着替えてる途中の悠がいた…



「わぁっ!?…いい身体ぁ…じゃなくてっ!ごめんなさぁい!!」



バタン!



「「はぁ~、びっくりしたぁ~」」



悪気はなかったようだが、お互い打ち合わせたかのようにそう言った



ガチャ


悠がリビングに戻るともう食卓の準備は終わっていて



「いい匂い…これほんとに唯がつくったのか?」



「うん!でも悠君の口に合うかどうか…」



「大丈夫、好き嫌いあんまないから。じゃ、いただきます」



「いただきまぁす」


ぱくっ



「う、美味い…」



一口食べた悠は、感動で軽く泣きそうになった



「ほんとに?」



「うん、ありがとう久しぶりに美味い物食べたよ」



「よかったぁ♪」



「それに…やっぱ誰かと食べたほうが美味しいから」



「そっか…一人暮らし…だもんね」



中学生の間は叔母の家で暮らしていたが、さすがにこれ以上お世話になるわけにはいかない、となんとかバイトで生計を立てて暮らす事にした


叔母の家族には止められたが義理堅い悠の性格が甘えることを許さなかった


それから一年して今に至る



「でも一人暮らしも悪くないよ、こうして唯と楽しい時間を過ごせたのもそのおかげだし」



「悠君…」



「今日は…泊めてくれてありがとね」



「うん、あ、ごちそうさま」




「今までで一番美味しい食事でした」

深々と大げさに礼を言われ



「ふふっ、そんなに感謝されるんなら…またつくりに来ていい?」



「是非お願いします」



そんなくだらないやりとりが楽しくて…気付くと夜になっていた



「客用の部屋はそっちで布団も敷いてあるから」



「あ、あの…そのことだけど…」



「なに?」



「え、と…一緒に寝ていい?」



大きな目を少し潤ませながら頼まれた


そんな唯を見て素直に可愛いなぁと思うんだけど…



(…そんな目で見られたら…断りにくいな…)



「いい、よ」



それだけなら、と思った悠は以外にも…いや、普通の高校生と同じくOKした



「ほんとに!?」



「そりゃまぁ…俺の方はね」



「じゃ、じゃあ…よろしくお願いします」



自分で言っておきながら、唯でもさすがにこれには緊張していた



スッ


布団に唯がはいってきた



「!?」



なにを間違えたのか、悠に抱きついて寝るような形になってしまった…



(うっ、腕に…胸が当たってないか!?うぉっ、こ、この感触は!?ヤバい!なんかヤバいぞこれ!!全国の男子諸君の目も!)」



一人で悶々とする悠とは逆に安心した唯は悠の腕に抱きついたまま眠った


1人だけその後眠れずに朝を迎えたのは言うまでもない…




この文を読んでる方は

一話の終わりまで

読んでいただいた方

ですね!?

そう期待します


では最後まで

読まれた方に…

これからもよろしくお願いします!

\(^ー^)/

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