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天動説のボックス先生  作者: ツナ川雨雪
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先生の講義始まる

ミノ鉱山という朱子学者は一般の盗人と同じように、捕り物の主役になってしまう。君らもご存知でしょう。犯罪を犯しても、後世に名を遺す者など皆無。テレビによく出てくる新渡戸作太郎先生みたいな。犯罪者マニア方はいくらでも、頭の中に常駐しているんだけどねえ。悲しいことに、わしらみたいな。学者崩れは遊郭の美女を数百人うすらぼんやりと、とどめておく事しかできんわい。ところで、ミノ鉱山。二十にして妻子持ち。当時は当たり前と言えば当たり前。現代とは、ちょっと違う。鉱山は人格が破綻しておるが、なぜ妻子が持てたのだろう。あたり的屋にお嫁さんが立っていて、一目惚れ二人、その後は世話焼きの番頭の勧めだったらしい。ああかあちゃん、騙されたのう。よくよく調べてみると親族経営だったみたい。

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