表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/89

ひとまず練習

「じゃあとりあえずは一番弱いレイドボスで練習してみますかね」


「えー、もういきなり強いやつでいいんじゃない?」


「いいねいいねそうしよう!」


(そんなぁ~勘弁してよ~)


 私はあざといくらいに目配せをしてプレゼンに助けを求めた


「まあまあリボンさんやリングさんは初心者なんですからまずは練習ということで……お互いの相性を確かめるという意味もあるので」


「そうね初心者がいるのを忘れてたわ」


「お姉ちゃんもそれでいい?」


「うん是非そうしよう!」

「こうして何とか事なきを得て一番弱いレイドボスで練習することになった。」


「リングさん前にも教えたと思いますがこのゲームは前衛職と後衛職というものがあり基本的に私とリングさんの後衛職がやることは前衛職の補助です。ですから直接モンスターと退治して殴り合ったりすることは少ないので安心してください。」


「少ないって後衛職なのに殴り合うこともあるの!?」


「モンスターが前衛職を無視してこちらに突撃してきたり前衛職がやられてしまってなんとかこちらで態勢を立て直さないといけない時とか特殊な時は必ず訪れますから…でもそんなに頻繁に起こることではないし私たちがそうならように全力尽くしますので腹をくくってください。」


「うう…やっぱり不安だなぁ…」


「というか前も同じように教えたはずなんですけどねぇ…まあ結構昔のことですしリングさんは最近勉強ばかりでゲームはご無沙汰でしたから忘れても無理はないですけど」


「そうだったけ?その時の私どうしてたの?参考までににききたいんだけど」


「思い出さない方がいいですよ、とりあえずひどい目にあってたとだけ………トラウマすぎてあえて記憶が封印されてる可能性もありますねこれは」


「……きかなかったことにしとくね」


「ええ私も言わなかったことにしておきます……」


私たちは腹くくってレイドバトルの練習に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ