表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/89

変態ウールーと毒舌デコレ

「やっほーやってるかい?」


「あっウールーさんまた来てくれたんですね!」


「最近なんだかついてないことが多くってさ~デコレのお菓子を食べて運気をあげようって思ってね」


「どうしたんですか? 悪いことばかり起こるとか?」


「うーんなんていうか神様が降りてこないんだよね……」


「神様が降りてきちゃったら病院いった方がいいのでいいことだと思うのですが……」


 相変わらず自分の世界観で話すウールーにデコレは困り顔


「ノンノン! これは例えばの話だってば服作りのためのいいアイデアが降りてこないってこと」


「そういうことですか、私もお菓子作りで悩むことは多いですけどアイデアが降りてこないのなんて普通のことだと思いますよ、むしろ降りてくる時の方が特別冴えてたり調子がいいだけですって」


「うーむそれはそうなんだけど私って天才じゃん?」


「自分で言うんですか?」


「やはり天才たるもの常に斬新なアイデアに頭が満ち溢れてなきゃいけないと思うんだよね」


「常に興奮状態っていうのも健康によくないですよ副交感神経を働かせて心身共に休めないとすぐ身体がボロボロになっておばあちゃんになっちゃいますよ?」


「あはは、やっぱりデコレちゃんとの掛け合いは面白いねぇ私の周りの人っていい子ちゃんばかりでそういう切れ味のある毒吐ける人少ないからなんだか新鮮で面白いよ」


「毒吐かれて喜ぶとかそういう変態さんなんでしょうか? ここはそういうお店じゃないのであまり変なことばかり言ってると残念ながら出禁しなきくちゃいけません」


「それは困る! 今すぐ注文します!」


「全く毎回ふざけてないで最初からそうしてくださいね」


「はーいでもデコレちゃんとの掛け合いが楽しいのは本当のことだからな~」


「ちゃんと注文してくれるのならお話しぐらいいつでも付き合いますよ」


「デコレちゃんはなんだかんだ言って優しいよね~そういうアメとムチの使い方うまいとこだーいすき」


「はぁそれでご注文は?」


「運気が上がる旨味たっぷりのチョコレートポテトチップで!」


「はーい」


デコレはウールーとのいつもの掛け合いを済ませると注文された品を取りに行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ